粉ミルク汚染騒動の中国 『母乳売ります』(東京新聞)
【北京=新貝憲弘】有害物質メラミンが粉ミルクをはじめとした乳製品に混入し、乳児に健康被害が相次ぐ中国で、母乳を一日三百元(約四千七百円)で販売するという広告がインターネットに出て議論を呼んでいる。
中国国営新華社通信などによると、広告を出したのは四川省成都市に住む女性(32)。母乳が出すぎて生後三カ月の息子が飲みきれず、一日二キロ以上の母乳が余ることから販売を考えたという。
ネット上では「昔から子どもに与えるミルクが無ければ近所が無償で助け合うもの」と批判がある一方、「メラミン混入で粉ミルクを買うのが怖いだけに、最も栄養のある母乳に費用を払うのは当然だ」という容認意見も。
この女性自身は「ネット上の批判は承知しているが気にしていない」と話す。これまで三十件ほどの問い合わせがあったが、まだ“契約成立”はないという。
まったく、中国人ってのはたくましいやね。何でも商売にしちまうんですから。でも、さすがにまだ商談成立はなしですか。広い国だから、運送中に母乳が腐ってしまうかもしれないし、中国人といえど購入には慎重みたいですね。
んでも、この母乳だって本当に安全かどうかは分かりませんよ。この女性が普段農薬まみれの野菜ばっかり食べていたら、母乳からも農薬成分が検出されたりするかもしれません。結局、中国に安全が保証されてる栄養素なんていっこもないんですよ。
今回の騒動は日本にも飛び火してますが、中国産の牛乳を使って製品を作っていた丸大などの企業には同情できませんね。こういう大手の食品会社が国産の牛乳を使わないから、
牛乳が売れない
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牛乳が余って廃棄処分される
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酪農家が廃業して、牛の頭数が減る(←今ココ)
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今度は牛乳が不足して品薄になる
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牛乳が余って廃棄処分される
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酪農家が廃業して、牛の頭数が減る(←今ココ)
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今度は牛乳が不足して品薄になる
という悪循環が起こるんですよ。国内産で十分に賄える食材ですら、安いという理由だけで外国産を用いる企業は尊敬できません。
いい加減、中国産の食糧など一切信用するのをやめましょう。ヤツラ、利益のためなら毒物だろうが何だろうが平気で混ぜる連中なんですから。消費期限偽装や、ブランド偽装とはレベルが違うんですからね。
yutakarlson
yamada.yutaka@gmail.com
http://yutakarlson.blogspot.com/2008/09/blog-post_23.html
こんにちは。現在中国のメラミン混入牛乳に関して、中国の乳業会社の株式を大量に保有するニュージーランドのフォンテラ社が国内で槍玉にあがっています。しかし、私はこの問題はもっと大きなものであり、背景には、反捕鯨運動にも共通する人種偏見などもあると思います。いずれにせよ、私はニュージーランド全国民に言いたい!!反捕鯨などにうつつをぬかすくらいなら、こうしたもっと大きな問題に目を向けるべきだし、映画「ダーウィンの悪夢」にも見るように経済至上主義が招く惨禍にも目を向けて、このような問題が二度と起きないように努力すべきです。フォンテラ社は当初から中国では安定した牛乳(安全面、基準面) を製造できないことを知っていました。詳細は是非私のブログをご覧になってください。