2008年10月15日

リニアのルートは直線しかあり得ない

リニアは「南ア貫通、直線ルート重視」JR東海(産経)

 JR東海の松本正之社長は15日、名古屋市内で記者会見し、平成37年の開通を目指すリニア中央新幹線のルート選定について「やりやすいルートで試算している」と述べた。山梨リニア実験線を東西に延伸させ山梨、長野県境の南アルプスをトンネルでほぼ貫通させる「直線ルート」を最も重視する考えを改めて強調した。

 ただ、全国新幹線鉄道整備法(全幹法)に基づき、近く国土交通省に対して行う地形地質調査結果の報告では、長野県を迂回(うかい)する2ルートと合計3ルートに関する結果を併記する見通しだ。今後はルート選定や中間駅の設置場所などに関し、沿線自治体などと調整を進める。

 JR東海が直線ルートを重視するのは、所要時間が短く、用地買収がしやすいからだ。また、リニアは磁力で車体を浮かせて走るため摩擦抵抗が少なく、最高時速500キロという猛スピードのため、急カーブでは走行が難しいという事情もある。

 南アルプスを貫通するトンネルの長さは最大15キロ前後に及ぶが、すでに青函トンネル(約54キロ)、東北新幹線の岩手一戸トンネル(約26キロ)という“実績”があり、技術的な問題はない。また、今年2月から始めた南アルプスの調査で、地質面でも問題がないことが判明している。

 リニア実現に向け、JR東海は8月15日に、山梨リニア実験線の車両開発にも携わっている日本車両製造(名古屋)を連結子会社化した。リニア車両の開発や生産、保守の一貫態勢構築が狙いだ。

 また、リニア開通後の青写真も徐々に浮かび始めており、37年に首都圏−中京圏間が先行開業する見込み。首都圏の始発駅は品川、中京圏では名古屋が最有力となっている。





 長野県諏訪地方の皆さんには申し訳ないですが、はっきり言って直線ルートしか考えられないと思います。今の中央本線に沿って、大きく北に迂回したらリニアの意味がないですね。「LINEAR」っていうくらいなんだから、線路もできるだけ直線じゃないとダメです。さらにこのルートなら、現行の「あずさ」や「しなの」も廃止にならなそうなので鉄ヲタ的にも(゚Д゚)ウマーですわ。

 まあ、中間駅は造るべきだと思いますよ。せめて甲府と飯田には。そうすることで、山梨県と長野県もリニアの恩恵は受けられるでしょう。その代わりJR東海は、飯田線にリニアアクセス特急を走らせなければならないでしょうね。リニア造るのもいいけど、在来線にもしっかり投資してくれないと困ります。

 とは言え、私としてはリニアモーターカーなんて興味ないんですよね。ただでさえ新幹線よりも在来線を愛している私ですから、今以上に速さを鉄道には求めておりません。景色を眺める余裕もない速さで走る列車なんて、必要なければ特に乗りたいとは思いません。乗り潰しの対象ではあるから、最低一度は乗るでしょうけどね。

 開業は17年も先ですが、その頃の鉄道事情はどうなっているのか容易に予測できません。それでも、新幹線開業による在来線切り離し、国鉄型車両絶滅、夜行列車絶滅、地方ローカル私鉄激減と、暗い未来だけは割と鮮明に見えてしまうのがツライです。環境への意識が高まって鉄道が見直され、鉄道が今よりも発展していないかなぁと、淡い期待は持ち続けますが。
posted by atsu at 23:55| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−社会 交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック