2008年11月26日

バカな消費者のせいで企業が迷惑

本格的入浴剤の製造中止 硫化水素自殺騒動の影響で(産経)

 硫化水素自殺に悪用され、全国の薬局で販売自粛措置が取られるなどした影響を受け、武藤鉦製薬(名古屋市)が10月末で、イオウ成分を含む入浴剤「六一〇(ムトウ)ハップ」の製造を中止したことが分かった。

 すでに販売自粛は解除されているが、同社は「知らない薬局も多く、作っても売れない状況が続くなどし、製造を中止を決めた」としている。ムトウハップは同社の唯一の製品で、今後は別事業で会社を存続させるという。

 ムトウハップは、硫黄や生石灰などを主成分としている。硫黄が入っている入浴剤は、ほとんどなく「家庭で温泉気分が味わえる」として人気だった。また、薄めて湿布すると腰痛や皮膚炎にも効くとされ、愛好者は多岐に渡っていた。

 しかし、今年1月ごろにインターネット上に、硫黄成分を含む入浴剤と洗剤を混ぜる硫化水素自殺の方法が紹介されて以降、状況が一変。

 自殺者のほか、巻き添えで死亡する家族も出るなど社会問題化し、日本チェーンドラッグストア協会が硫黄成分を含む入浴剤の販売自粛を加盟の小売店に要請。ムトウハップの返品が相次いだ。

 販売自粛要請は7月には解除されたが、同社は「多くの店は解除を知らず、倒産などの誤ったうわさも流され、返品は止まらなかった」。こうしたことを受け、製造中止を決めた。

 同社は創業102年になるが、ムトウハップの販売だけに頼って会社経営を続けてきた。社員のひとりは「長く続けてこられたのも製品が良かったから。こんなことで製造中止に追い込まれるなんて…」と話していた。





 なんと理不尽な話でしょうね。誤った使い方をする一部の愚か者どものせいで、80年以上も育んできた歴史ある商品が闇に葬られてしまうなんて。とばっちりを受けた武藤鉦製薬が気の毒でなりません。

 思うに、薬局が販売を自粛したことがそもそもの問題ではないですか。確かにこの入浴剤と特定のトイレ用洗剤を混ぜると硫化水素が発生しますが、それは入浴剤そのものの欠陥ではないはずです。商品そのものに問題がないのに販売を自粛したら、薬品の多くは売れなくなっちゃうんじゃないでしょうか。

 自殺の道具にされるから売ってはいかんという理屈が成立するなら、麻縄も練炭も七輪も売ってはいけなくなるでしょう。首吊りと違って、硫化水素自殺は周辺に及ぼす影響が酷すぎる事実はありますが、それにしたってこの商品だけがピンポイントで問題視されるのは解せません。

 日刊スポーツの同記事によれば、同社はもともと15人しかいない社員を削減するそうです。最終的に数人だけが残るそうですが、解雇された社員が自殺したらどうするんですかね? 既に硫化水素を使って地獄に逝ったヤツラは仕方ないとして、硫化水素で死ぬ方法をネットで流布させたヤツラには賠償を請求すべきだと思います。お前らが死ぬのは勝手だが、歴史ある商品を生産中止にする権利はないんだよ。




こんにゃくゼリー窒息死:マンナンライフが製造再開 警告マーク拡大(毎日)

 ミニカップ入りのこんにゃくゼリーをのどに詰まらせた幼児が窒息死した事故を受け、10月から製造を中止していた食品メーカー「マンナンライフ」(群馬県富岡市)は26日までに、事故防止策が整ったとして製造を再開した。12月5日から販売を再開する見通し。

 同社によると、事故防止策として(1)パッケージの正面に大きく「小さなお子様や高齢者の方は絶対に食べないでください」とのお願いを記載(2)裏面の警告文に「凍らせると硬さが増すので、凍らせないで」と追記(3)個別の包装にも「警告マーク」を記載(4)原料のこんにゃく粉を減らしてゼリーを少し柔らかくする−−などの措置を取ったという。

 販売を再開するのは「蒟蒻(こんにゃく)畑」(25グラム、12個入り)と「蒟蒻畑ライト」(24グラム、8個入り)のいずれもぶどう味、りんご味、白桃味の計6商品。

 同社によると、一連の事故に関して農林水産省から通知を受け、業界3団体と協議した結果、「一口タイプのこんにゃく入りゼリーの事故防止策」をまとめるなどし、警告マークを拡大した商品の製造準備が整ったため、販売再開を決めたという。【畑広志】





 待ってました。我が家に買いだめされている蒟蒻畑ももうすぐ無くなりそうだったので、このニュースは素直に嬉しいです。最近は食べるのをセーブしてたんですが、これで気兼ねなく食べられます。

 これもまた上記のムトウハップと同じで、マンナンライフだけがピンポイントで問題視された事例ですよねぇ。他にノドに詰まる食品なんかいくらでもあるのに、全く野田聖子のバカさ加減には驚かされました。いったいヤツは消費者を何から守ってるつもりなんだか。

 まあ今後は、ノドに詰まって子供やお年寄りが死んでもマンナンライフは責任取らなくていいと思いますよ。そこまででっかく警告文を書くのなら、それをもって免責としていいと思います。

 販売が再開されたらまた買いますので、マンナンライフさんは頑張って下さい。




体罰:剣道部顧問が6人に 女生徒2人重傷…大阪の市立高(毎日)

 大阪市鶴見区の市立汎愛高校剣道部で今年6月、顧問の男性教諭(54)が部員の女子生徒(3年)の顔を約10回平手打ちし、1カ月の重傷を負わせていたことが分かった。さらにこの教諭が、過去2年間に担当学級の生徒5人に体罰を与え、うち1人は耳の鼓膜が破れたことも判明。教諭は校内調査に一連の体罰を認めているといい、市教育委員会は教諭本人から事情を聴いたうえで処分する方針。

 同校や市教委によると、教諭は今年6月24日の練習中に「やる気がないなら帰れ」と女子生徒をしかりつけ、その後帰宅しようとした生徒を呼び止めて顔を平手で殴ったという。生徒は首のねんざなどで全治1カ月と診断された。保護者からの連絡で発覚し、教諭は校長と自宅に出向いて謝罪、2日後にこの生徒の学級担任と部の顧問を外れた。しかし生徒は学校を休みがちになり、「男性教諭の声を聞くのが怖い」などと訴えて10月下旬からは欠席している。

 問題視した同校が過去の状況を調べたところ、教諭が07年度に当時の2年生4人、06年度に当時の1年生1人に体罰を与えていたことが発覚した。このうち昨年2学期には、提出物の期限を守らなかった女子生徒を他の生徒の前で複数回平手打ちし、鼓膜が破れる重傷をを負わせた。

 教諭は7月末から持病で自宅療養中。同校の調査に「かっとなってやってしまったが、今思えばとんでもないことをした」と話しているという。市教委は「いずれも許されない行為だ。できるだけ早く本人から事情を聴いて事実関係を確定させ、厳正に処分したい」としている。【田中龍士】





 ちょっと頭をコツンと叩いただけで、体罰だ何だと騒ぐ最近の風潮には辟易している私ですが、これはさすがにやり過ぎですね。怪我をさせてしまうと、既に体罰の域を超えて単なる暴力だと思います。

 かの朝日新聞様もおっしゃっていたように、平手打ちも一発だけなら誤射かもしれません。だけど、10発もひっぱたいたら間違ったじゃ済みませんよねぇ。

 どうも、「叱る」と「怒る」の区別がついていない教師が多いような気がします。確かに神経を逆撫でするような態度の生徒も多いでしょうが、冷静さを失ったらただの暴力になるんですよね。かっとなってブチキレるようじゃ、そこらへんのDQNと同じです。

 なんか、「そんなの体罰じゃないだろ」という程度の指導をしただけの教師が厳正に処分される反面、こういう本物の暴力教師が何年間も見過ごされてる傾向がありますよね。最近の教育現場は本当におかしいなと思います。
posted by atsu at 23:23| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−社会 その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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