独の老舗鉄道模型メーカー「メルクリン」が破産申請(読売)
【ベルリン=中谷和義】精巧な鉄道模型で世界的に知られるドイツの老舗模型メーカー「メルクリン」が4日、独南部ゲッピンゲンの裁判所に破産手続きの開始を申請した。
1月末に期限を迎えた5000万ユーロ(約57億円)の融資の延長を地元金融機関に断られ、資金繰りに行き詰まった。今後は管財人のもとで事業を継続し、立て直しを図るとしている。
今年で創業150年となる同社は、線路上をなめらかに走る本物そっくりの列車模型で世界的な人気を集めてきた。しかし、近年はテレビゲームの普及とともに業績が悪化し、2006年から英投資会社の傘下でリストラを進めていた。
このニュースにはびっくりしましたですね。メルクリンといえば、テツならば模型をやらない人でも知ってる老舗中の老舗。まさか、経営が行き詰っているとは知りませんでした。
まあメルクリンの場合、名前は有名でも実際に所有している人は少ないですからね。だって、高いんですもん。メルクリンはHOゲージ(87分の1)とZゲージ(220分の1)スケールが主力で、日本で一番売れ筋のNゲージ(150分の1)を出してません。いずれも、Nゲージの数倍の値段がするんですよね。それに国内でも扱っている店は少なく、私も銀座の天賞堂くらいでしか実物を見たことがないです。
メルクリンが潰れたとなると、他の鉄道模型メーカーも心配ですね。私はもう鉄道模型はやってないですけど、カタログだけは買ってたりするのでなくなったら寂しいです。他の製品も作っているトミーは大丈夫として、鉄道模型専門メーカーのカトーとかグリーンマックスは平気でしょうか。ま、ヲタク産業は不景気の影響もそれほど受けないような気がしますけどね。
日本綜合地所破綻 内定取り消し学生、心中は複雑(朝日)
日本綜合地所から内定を取り消された男子学生(23)は5日、大学内で友人から破綻のニュースを知らされた。「やっぱり。そうなってもおかしくないとは思っていた」
昨年12月の会社側の説明会では社長が直接頭を下げて謝罪をしたが、「自分たちの言い訳ばかり」で誠意は感じられなかった。今でも同社が扱う物件は好きだし、魅力も感じている。だが、「正直、こういう体質の企業には生き残ってほしくないと思った」。
会社側は内定を取り消した学生全員に補償金100万円を支払い終えたとしている。「内定を取り消されずにこの時期になって破綻して放り出されるよりは、補償金も払ってもらえてまだマシだったと思うしかない」
この男子学生は現在も就職活動を続けているが、進路は大学に残る可能性も含めて検討中だ。
内定を取り消された諸君、君らは非常にツイてます。一度は内定取り消しに涙を呑んだでしょうが、むしろ入社前に内定を切ってくれてよかったじゃないですか。内定取り消しの前に潰れたら、働かずして補償金の100万円なんてもらえなかったですよきっと。昨年入社した先輩方は、今頃泣いているでしょう。
これぞ、「人間万事塞翁が馬」を地で行くニュースですね。人生は何が起こるか分かりません。幸運だと思っていたことが実は不運で、不運だと思っていたことが実は幸運だったなんてことはよくあることです。皆さんは心機一転して、新しい職を見つける努力をして下さい。きっといい仕事が見つかるでしょう。
しかし、これで来年入社の新卒採用での不動産人気は完全に地に堕ちるでしょうね。どこもかしこも危ないでしょうからねぇ。
私も鉄道模型は、最近は物置の中に眠っているだけの死んだ趣味でしたが、幼少の頃の鉄道模型と言えば、KATOとトミックスは鉄板として、他にはおなじみグリーンマックスの他には、エンドウの京阪(旧)3000系とか、レアな学研製の485系とかもありました(笑)
メルクリンと言えば、僕が小さい頃買った雑誌に、西ドイツ国鉄(DB)の機関車のZゲージが、確か1両で40000円とかして、なんじゃこりゃぁと幼心に思ったのを覚えています。
>僕が小さい頃買った模型雑誌で、西ドイツ国鉄(DB)の機関車のZゲージが、確か1両で40000円なんかで紹介されていて、
ですね。
学研のNゲージだなんて、またマニアックなものをお持ちですねぇ。
今となっては、あの学研が鉄道模型まで手がけてたなんてウソみたいです。
一時は、ソニーも参入しようとしてたんですよね。
今、価値上がってたりしないのかな…と思ってヤフオクを見たら、583系のセットが3000円で落札されてました。
あんまり価値はないみたいですね。