2006年01月10日

朝日のマトモな投書

 昨日、今日と、朝日新聞(≠報道機関)の投書欄「声」に真っ当な投書が連続して掲載されていました。朝日らしからぬよい意見だったので、ここに紹介させて頂きます。

日本人の誇り 国歌を大切に(1月9日付け朝日新聞東京版掲載)

東京都練馬区 主婦 I・Fさん(女性・73歳)

 毎年、私たちの合唱団は区の成人式に新成人の前で国歌と区の歌を歌う。ところが、国歌を歌うから参加しないという団員が何人かいる。戦争に突き進んでいった軍国日本を許せないとの思いが、国旗国歌に向くのだろう。

 しかし、それは的外れの考えではないか。国旗国歌は日本の国を表し、国とはすなわち国民のこと。戦争に敗れたからと単純に国旗国歌を捨てるのか。犠牲になり死んだ人はどう思うだろう。

 どの国でも、その国旗国歌には様々な歴史が血と共に受け継がれているのだ。多くの人の未来を犠牲にした上にやっと築いた平和が60年も続くと、その上にあぐらをかいて、ありがたさを忘れているのではないか。他国と地続きの国々の間では、そんな甘い生き方は許されない。

 国旗国歌を認めないということは、自分の国を認めないこと。そんな風潮のおかげで、若者たちの一部は国に対する誇りを持たない。外国人の、自国の国旗国歌に対する態度を見ても、不思議にすら感じるのだろう。

 世界の中の日本を考えた時、国の大切さ、すなわち国旗国歌の重さを知るべきだと思う。





 うん、何も異論はありません。その通りです。何度も何度もこのブログで主張してますが、戦争責任を日の丸・君が代に被せるのは姑息な行為です。では次、靖国参拝についての投書です。

参拝批判する不思議な国々(1月10日朝日新聞東京版掲載)

東京都港区 日本料理店主 T・Kさん(男性・63歳)

 私は最近、日本国憲法を変える必要はないと痛感しています。自衛のためなら現憲法で十分ではありませんか。軍隊に格上げするより、世界で独自の自衛隊を誇るべきです。

 しかし、小泉首相の靖国神社参拝は違うのです。

 私たちは戦後教育で、日本は間違っていたと教わりました。確かに間違っていたでしょう。でも、日本人としての自尊心を失ってよいのでしょうか。仮に家族に犯罪者がいて、同じ墓所に奉られているとして、墓に詣でるなと強要するのは自然なことでしょうか。

 アジアで孤立すると言いますが、アジアはそんなに狭いでしょうか。私はタイやシンガポール、インドネシア、台湾で、知人たちから当時の日本の良い面も聞かされました。

 日本をあからさまに批判する中国、韓国などは、日本を極端に悪者にして国をまとめた歴史があり、これを見過ごしてはなりません。日本の歴史認識は間違っていると言いますが、彼らの意見を容れれば、また他の問題を持ち出すのは想像に難くありません。

 日本がアジアで最も自由で平等な国であることは、世界が認めています。靖国参拝するなら仲良くしないという姿勢は、それこそ不思議な発想というのが、広い世界の常識でしょう。





 この方は護憲派だから、私と憲法に関しては意見が異なるけれど、靖国参拝へいちゃもんをつける中韓のおかしさをきっちり認識している点では素晴らしいですね。アジアは中韓だけでないということも分かっているようですし、非常に好感が持てます。靖国で譲歩した場合、中韓両国がさらにエスカレートすることもまったくその通りです。

 朝日新聞は、自社の論調と異なる意見も投書欄に掲載する点だけは評価できます。これらの投書には反論が来る可能性も高いですから、しばらくのあいだ楽しみにしていようと思います。何か反論があって、その意見が電波ビンビンだったらまたご紹介しますね。
posted by atsu at 23:30| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | ニュース−社会 メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
でも1/9にインドネシアのユドヨノ大統領が
「第2次世界大戦では両国間にも敵対関係があったが、過去を問う考えはない。日本との関係は重要なので、いっそう深化させたい」
と山崎拓氏に語ったことは、今日の朝日の朝刊にはどこにも書いてありませんでしたね…。
Posted by ko-bar-ber at 2006年01月11日 00:38
朝日にとっては都合が悪すぎるニュースなので、載せないでしょうね。
アジアは全て日本に背を向けてなければならないんですから。
Posted by atsu at 2006年01月11日 01:13
そんな朝日新聞が何故あの社旗なんだろうね 〜 誰かご存知の方いますか ?
Posted by たかの at 2006年01月11日 08:17
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