2009年06月13日

宮司がやっと決まりました

靖国神社宮司に京極氏 旧但馬豊岡藩15代当主、民間出身(産経)

 靖国神社は12日、総代会を開き、1月に急逝した南部利昭前宮司の後任に、京極高晴氏(71)を決めた。就任は15日付。南部氏に続き、2代続けて旧華族で神職経験のない民間企業出身者の宮司となる。

 京極氏は旧但馬豊岡藩(兵庫県)の藩主だった京極家15代当主。東大法学部卒業後、日本郵船事業部長、氷川丸マリンタワー社長、関東曳船社長などを歴任した。

 第10代宮司就任に当たって京極氏は、「御創立140年にあたるこの年に、宮司の大役を仰せつかることとなり、身の引き締まる思いでいっぱいです」とのコメントを出した。

 前宮司の南部氏は1月7日、虚血性心不全のため急逝。後任人事は難航し、宮司は5カ月間、空席となっていた。





 靖国神社の新宮司はいつになったら決まるのかと気にかけていましたが、本当にようやくといった感じですね。ま、とにかく決まってよかったです。

 靖国の現職宮司が亡くなったのは過去に2回あるようですが、明治24年に初代の青山清宮司が亡くなったときはわずか11日、昭和53年に5代目の筑波藤麿宮司が亡くなったときでも3カ月と10日で後任が決まっています。今回は実に5カ月と8日もの日数を必要としましたが、これほどまでに宮司が不在だったのはまさに異常事態でしたね。

 新しい京極宮司がどのような方なのかよく分かりませんが、横浜の山下公園にある氷川丸は好きです。リニューアル前と後の2回行きましたからね。氷川丸も戦争をくぐり抜けた船だし、決して靖国と無関係ではないと思います。戦争末期は病院船でしたから、氷川丸の船内で息絶えた兵士も大勢いたでしょうし。

 とりあえず京極宮司には、南部宮司と同じ方針で神社を運営していってほしいですね。来月にはみたままつりがありますが、新宮司就任を祝って数年ぶりに行ってみようかなと思います。




コンビニに拳銃置き忘れ、ひき逃げの捜査中…広島(読売)

 広島県警は13日、広島東署刑事1課の男性巡査長(33)が、同日未明に起きたひき逃げ事件の捜査中、広島市内のコンビニエンスストアのトイレに実弾入りの拳銃を置き忘れたと発表した。拳銃は約30分後に店の客が見つけて無事だったが、同署の池田泰明副署長は「誠に遺憾。管理の徹底を図り、二度とないようにしたい」としている。

 同県警監察官室の発表によると、巡査長は13日午前2時50分頃、同市中区西十日市町のコンビニでトイレを借り、拳銃の入ったポシェットを壁のフックに掛けたまま置き忘れたという。同3時20分頃に客の男性が発見、店員が広島中央署十日市交番に連絡した。

 巡査長は同1時35分頃に約600メートル南の同市中区舟入町で発生したひき逃げ事件の捜査を担当。同事件では、広島中央署のパトカーと乗用車が交差点で衝突、助手席の男性巡査(20)が重体になるなど3人が負傷、乗用車を運転していた男(36)が逃走している。





 ついこないだ、原田伸郎がTV番組で猟銃を手に持ったら書類送検されたというエントリを書いた際、弊ブログによく書き込みをして下さるSUSIさんが「これ、落ちている銃を拾って警察に届けても「所持」になるのかなぁ。」という疑問を呈しておいででした。まさか、それからわずか11日後に、それが実際に起きちゃうなんて夢にも思いませんでしたね。

 もちろん警察は、拳銃を届け出てくれた男性に銃刀法違反などを適用したりはしないでしょう。だけど、法の整合性としてそれはどうなのよ? とも思いますね。言うまでもなく、原田伸郎を書類送検した滋賀県警があまりにもやり過ぎなんでしょうが。

 なお原田伸郎は、結局立件されずに終わりました。当然の措置でしょうね。あんなのをわざわざ事件化する必要なんて微塵もないんです。でも、番組プロデューサーらは書類送検されちゃいましたね。

猟銃問題、原田伸郎さんの立件見送り…滋賀県警(読売)




命拾いの伊女性が事故死 墜落の仏機に乗り遅れ(共同)

 【ジュネーブ12日共同】乗客乗員228人を乗せたエールフランス機が大西洋に墜落した事故で、同機に乗り遅れ、事故を免れたイタリア人女性(64)が翌日にオーストリアで交通事故に遭い、その後死亡した。オーストリア通信などが12日、伝えた。

 女性は夫(66)とブラジルで休暇を過ごし、事故機で欧州に戻る予定だったが、夫婦は5月31日、同機が出発したリオデジャネイロの空港への到着が遅れ、命拾いをした。

 夫婦は翌日の便でドイツに着き、夫が運転する車でオーストリア国内を走行中にトラックと衝突。女性は病院に搬送されたが、6日に死亡、夫も重傷を負った。夫の居眠り運転が原因だったとみられる。





 幸運なんだか不運なんだか分かりませんな…。きっとこの方は「あれに乗ってたら今頃あの世だったわ。神様が守って下さったのよ」とか言ってたでしょうが、まさか飛行機事故を回避した翌日に自動車事故に遭うなんてねぇ…。

 でもこれは言うならば、飛行機事故に遭う確率よりも自動車事故に遭う確率のほうがはるかに高いことの証左かもしれません。ある意味我々は、道路を歩いているだけで常に死と隣り合わせでもありますからね。道路を通行中に、ほんの1メートル真横にジャンプするだけで下手したら死んじゃうんですから。

 飛行機事故が起こるたびに「飛行機怖い」とか言われますが、飛行機事故に遭う心配をする暇があったら交通安全に努めたほうがいいです。飛行機事故で死ぬ人よりもはるかに多くの人が、毎日世界中で車にはね飛ばされたりして死んでるわけですからね。皆さんも気をつけましょう。


posted by atsu at 20:34| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 靖国神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かに飛行機事故よりは車のほうが危険性は高いですね。

車の場合、一度の事故で被害に遭うのは数人、多くても十数人でしょうか。危険を察知できる人はもしかしたら対処できるかもしれないので、まだいいようなイメージがあります。

しかし飛行機の場合、一度に大勢の方が遭います。しかも自分で対処できません。それが怖さの原因では?

もし私が飛行機事故等というか墜落の状況になった時、操縦席に行ってパイロットにつかみかかることなく、パイロットを信じ最後まで冷静でいられる人間になりたい。
飛行機に乗る以上、二人のパイロットに人生を預ける選択をしているわけですから。

墜落等の状況に陥って非難轟々騒ぎ立てる人は、是非パイロットの資格や飛行機知識を学び、サポートして下さい。

自分がもしパイロットや航空会社の立場なら別の話をすると思いますが( ̄▽ ̄)
Posted by やんべに♪ at 2009年06月14日 15:50
>やんべに♪さま

はい、やんべにさんのおっしゃってることは分かります。
何かあれば致死率高いし、自分で気をつけようがないし、それが怖さの原因では確かにあります。

でも私は、自分でどうにもできないからこそ、こわがったって仕方ない、と考えちゃうんですよね。
もし私が乗ってる飛行機が墜落の危機に陥ったら、たぶん私は諦めて寝ると思います。死ぬ瞬間の痛さとかを味わいたくないから。目が覚めたとき「あっ、なんだ夢だったのか、よかった」と思えることも期待して(笑)。

ちなみに私は飛行機嫌いなんですけど、それは怖いからじゃなくて、狭いからなんです。常にクラスJとかに乗れる財力があれば、もっと好きになるのかもしれませんね。
離陸と着陸の瞬間は好きなんですよ。でも、飛んでる間が退屈で死にそうなんです。
Posted by atsu at 2009年06月17日 21:04
以前カナダ行きましたが、13時間のフライトは長かった・・・・
確かに狭いし、つまらない

例えネットが出来たとしても、個室は無理そうだし
小説を読みつづける気力ないし・・・

あ、田母神塾読めばいいかな
Posted by やんべに♪ at 2009年06月18日 13:00
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