2009年07月29日

支払うもの支払ったら解約するわ

NHK受信料未払いはダメ!東京地裁「自由意思で契約、解約できた」(産経)

 放送受信契約を結んでいるのに受信料の支払いに応じなかったとして、NHKが東京都練馬区の男性(35)と江東区の男性(40)に、未払い分の支払いを求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。綿引穣裁判長はNHK側の訴えを認め、請求通り男性2人にそれぞれ8万3400円ずつの支払いを命じた。

 被告側はこれまで「男性らは思想に基づいて受信料の支払いを拒否しており、自宅に受信機を設置してあるだけで受信料の支払いを強制されるのは、『思想・良心の自由』を定めた憲法19条などを侵害している」と主張していた。しかし、綿引裁判長は「男性らは自由な意思に基づいて受信契約を結んでおり、解約の方法も事前に知ることはできた」と指摘した。

 また、被告側が「民放のテレビ番組だけを見ていた」などと主張していたことについては、「NHKの番組を一切視聴せず、民放番組のみを視聴することが日常生活において一般的とはいえない」と退けた。

 判決によると、男性らは平成14〜15年にNHKと放送受信契約を締結。いずれも16年3月31日まで受信料を支払っていたが、同年4月以降は支払いをやめていた。

 被告側代理人は会見で、「『契約書があるから契約が成立している』ということしか書いておらず、極めて形式的な判決」と批判。NHK側は「全面的に主張が正当と認められた適切な判決」とコメントした。





 このニュースはスルーしてたんですが、通りすがりの方からコメント欄にリクエストをもらったので取り上げることにします。

 で、この判決。素直に読めばNHKの言い分を全面的に認めたつまらない判決のように見えますが、注意して読むとかなり画期的なものになってますよね。これを逆手に取れば、NHKとの契約を拒むための大きな武器になりそうです。

 裁判長曰く、NHKとの受信契約は「自由な意思に基づいて」行われるものだそうです。これまでNHKの職員は、テレビを設置したら強制的にNHKと契約を結ばなければならないのだという説明をしていましたが、どうやら自由な意思でそれを拒めるようであります。既に契約してしまっている私のような人間には支払い義務がありますが、はじめから契約しなければどうやら問題なさそうですね。まだ契約していない方々は、この記事を金科玉条にして堂々と契約を拒否なさっていいと思います。

 NHKはこの判決を受け、契約してるのに滞納している世帯への取立てを強めるでしょう。まあ、うちにも督促が来たら仕方ないからこれまでのぶんは払ってやります。別にこちらとしては、失うものは6年分の受信料だけだしね。

 でも、払ってやるのはそれまでですよ。その後は、自由意思に基づいて解約しますから。

 解約するにはテレビを廃棄しないといけないと思ってる人も多いようですが、実際には受信できる環境が整ってなければテレビがあっても契約しなくていいはずです。テレビがあってもアンテナがなければ受信できないから、支払い義務はありません。うちは集合住宅なのでアンテナを破棄することはできませんが、テレビからアンテナケーブルを引っこ抜くことはできます。さらにB-CAS(ビーカス)カードも抜いちゃえば、地デジ放送だって受信不能。その状態にしたうえで、NHKの職員を呼びつければいいんです。

 向こうは「テレビがあるから解約はできない」と言ってくるでしょう。そしたら私は、

「ケーブルがつながっていないテレビはもはやテレビではない。これは単なるPS3専用ハイビジョンモニターだ!」

と強弁します。それでも食い下がるようなら、職員の目の前でビーカスカードを切り刻んでもいいですよ。どうせもう、テレビ放送なんか見られなくたって何の不都合もありませんからね。事実、一日の平均視聴時間は30分切ってるくらいですから。

 正直ねぇ、テレビ放送なんか見るよりも、ニコ動でMAD動画あさってたほうが5億倍くらい楽しいわけですよ。PCがなくなったら生きていけないけど、テレビがなくなっても何ら困りません。一方的に受信するだけの片道通行メディアなど、もうこちらから願い下げです。




posted by atsu at 21:29| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | ニュース−社会 裁判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
禿同!!!!
テレビ見るの30分切ってるwwwwwww
Posted by やんべに♪ at 2009年07月30日 12:16
>やんべにさま

テレビなんか見てる暇あったらホメですよねぇ。
Posted by atsu at 2009年08月04日 22:37
ホメの話のほうがよっぽど勉強になります
Posted by やんべに♪ at 2009年08月10日 12:30
お世話になります。初の書き込みです。
こんな判決出てたんですね。
契約済なら当然の判決と考えますが
産経の記事は民法の基本原則に触れていないか、
または隠しているようなので補足します。

1.近代私法の三大原則
 1-1.権利能力平等の原則
 1-2.私的所有権絶対の原則
 1-3.私的自治の原則
  1-3-1.法律行為自由の原則
   1-3-1-1.契約自由の原則
    1-3-1-1-1.契約締結の自由
    1-3-1-1-2.相手方選択の自由
    1-3-1-1-3.契約内容の自由
    1-3-1-1-4.契約方法の自由(形式の自由)

上記1-3-1-1.契約自由の原則では、法律行為(契約含む)を行う人は配下の4つが保証されます。
中には「相手方選択の自由」とありますので
放送法に縛られずNHKとの契約を拒むことができる。

裁判長も放送法の根拠を指摘せず、当事者の自由意思で契約してるんだ、と言っていることから
契約自由の原則 > 放送法
と理解しますが、私の過去において
契約自由の原則を主張してNHKがすんなり帰ったことはありません。

馬鹿なのか放送法一辺倒でしたが
今はどうなんでしょうね・・・
Posted by 神風特攻 at 2009年08月16日 20:10
>神風特攻さま

おお! コメントありがとうございま〜〜〜す!!

契約自由の原則ですね、メモメモ。
他にどんな法令があろうと、契約を強制する権利なんかないってことですね。
しかし、NHKは放送法が絶対的なものだと思ってるんでしょうねぇ。
でもその放送法を徹底的に適用したら、偏った放送ばかりするNHKはとっくに放送免許剥奪なんですけども。
Posted by atsu at 2009年08月16日 23:12
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