「逗デニ」閉店へ、海望む“老舗ファミレス”惜しむ声/逗子(カナロコ)
さよなら、「逗デニ」―。逗子市内で28年間営業してきた“老舗ファミレス”が28日、閉店する。同市桜山9丁目のファミリーレストラン「デニーズ逗子店」。相模湾を眺めながら手ごろな値段で料理が楽しめることから幅広い世代の支持を集めていたが、土地の賃貸契約期間が満了を迎えた。店の客足は依然好調で、常連客や地元住民から閉店を惜しむ声が上がっている。
デニーズ逗子店は1981年7月に他店に先駆けて同地区にオープン。海岸沿いに立つ立地条件を生かした景観の良さと広い駐車スペースが売りで、地元住民らからは「逗デニ」や「逗子デニ」の愛称で長年親しまれてきたという。
赤字経営で閉店を余儀なくされるケースとは異なる。運営するセブン&アイ・フードシステムズ(東京都)によると、逗子店は全国に約500店舗あるデニーズで1日当たりの売上高がトップになったこともある「優良店」。約100店舗ある県内でも年間売上高は常に上位という。
「28年間の営業を9月28日をもって終了させていただきます」。43台収容できる駐車場の入り口に閉店を知らせる立て看板が設けられてから、店の外観をカメラに収める利用客が数多く見られるようになった。
(中略)
周辺住民からも閉店を惜しむ声が上がっている。2年前に近所に引っ越してきた主婦(40)の自宅には店長自らが閉店のあいさつに訪れたという。主婦は「親切な店員さんばかりで、地元の人たちは愛着を持っていた。店がなくなってしまうのはとても寂しい」と感慨深げに話した。
閉店後の土地利用は決まっていない。土地を所有する居酒屋チェーンのコロワイド東日本(横浜市西区)は「地域住民のためになる施設を検討しているが、現時点では何も決まっていない。白紙の状態」と説明している。
土地の権利だとかそういう話に疎い私には、売上トップクラスのこの店舗を閉めなければならない理由が全く分かりません。
ここはあれですね。地図で見ると、1月にT.Kiyomizuさんが来たときに一緒にドライブした道沿いにあったようです。
ちょうど国道134号線を江ノ島方面に向けて走っていて、トンネルを抜けて初めて海が見えた辺りで、確かにロケーションがいいところです。そりゃ人気があって当然だと思いますよ。
そんな好立地にあるお店を、土地の賃貸契約が切れるからって閉めなければならないものなんですか? 次の借主が決まってるのならまだしも、何も決まってないのならそのまま継続してデニーズに貸せばいいじゃないですか。私が地主だったら、もう永遠にここで営業して下さいってこちらから頭を下げますけどね。どんな事情があるのか知りませんけど、こんな上客を切るなんて理解に苦しみます。
店長さんや店員さんも、こんな閉め方は納得できないんじゃないでしょうか。売上が低迷して閉店になるのなら、自分たちの努力不足だから仕方ないと諦めもつきます。だけど、トップクラスの成績を残しながらのこの仕打ちはあまりに気の毒です。野球選手で言ったら「君は今年の優勝に貢献してくれたからトレード要員に出すよ」と言われるようなものでしょう。自分のお店への愛着もあるだろうに…。
デニーズなんてたかがチェーン店のファミレスじゃないかという意見もあるでしょうが、ここまで長くやってればもはや単なるチェーン店の域を超えてると思うんですよね。店長自らが近所の御宅に閉店の挨拶に来るなんて、普通のチェーン店はやりませんもの。是非とも、店長さんがどう思われているのか知りたいところです。
デニーズは天下のセブン&iホールディングスの傘下なんだから、その力をもって何とかならないものなんですかねぇ。
何回か湘南海岸を通る際に、そのデニーズは気に掛かってましたが、無くなるのは残念な気がしますねぇ。
アレですね、今や絶景にレストランを…ではなく、採算に見合った場所にというのがコンセプトなだけに、これは両方とも兼ねそろえてあって絶好のポイントなだけに、契約条件がネックになっているとはいえ非常に惜しい場所ではありますね。
因みに私的にデニーズは好きな方です。
しっかし、あのドライブ1月ですかぁ…時が過ぎるのって早いなぁ。
あっという間ですよねぇホントに。
私もあのときはまだ転職前だったんですが、転職よりも最近のことのように思えます。
デニーズは私も嫌いじゃないです。ファミレスにしてはマトモなものを出すと思いますね。