2004年12月17日

経済制裁へ向けて

 11月5日のエントリ「西郷どんが気の毒」で、日韓首脳会議を鹿児島県指宿市で開催することに、韓国の一部の政治家が茶々を入れているというニュースをお伝えした。だが、今日から指宿市において小泉首相と盧武鉉大統領の首脳会談がつつがなく始まっている。今頃は砂風呂にでも浸かっている頃か?

 まあ、鹿児島は西郷隆盛の出身地だから日韓首脳会談の開催地にはふさわしくないなんて寝言は、無視されてしかるべきだろう。こんなことにまでいちいち配慮していたら、相手の言い分を全てハイハイと受け入れなければならなくなってしまう。だいたい、あんた方がA級戦犯と呼んで忌み嫌っている東條英機の出身地は東京ですよ? ってことになるしね。誰かの出身地だから行っちゃイカンという理屈はおかしい。

 で、それはさておいて会談の内容について触れておきたいが、ちょっと小泉はやる気がなさすぎるんじゃないかぁ? 本来だったら北朝鮮へ経済制裁することへの協力を取り付けなければならないのに、逆に「制裁に慎重な立場を高く評価したい」って盧武鉉大統領に言われてどうするのよ。盧武鉉大統領は毎日新聞の独占インタビューで、日本国民の感情に配慮して必ずしも制裁に反対する姿勢は見せていなかったが、我が国の首相にやる気がないのでは如何ともし難いなぁ。
 でもねぇ、韓国も北に対してはもっと強硬路線でいったほうがいいと思うのよ。太陽政策ってのは、金正日に対してだけの太陽でしょ? 金正日だけが温まって、一般の人民にとっては北風しか吹かない。本当に同民族である北朝鮮国民を助けたいのなら、金正日を一日も早く排斥することを目指したほうがいいんじゃないかな。そうすれば、2200万人の北朝鮮人民は助かる。どっちの命が大事か、天秤にかけずともおのずと分かることだと思う。

 北朝鮮は非常識極まりない正式回答をよこしたことだし、もう対話の余地など残っていない。これ以上話し合っても時間と労力の無駄である。このままでは何年経ったって絶対に解決しない。
 横田滋さんは72歳、横田早紀江さんは68歳である。失礼な話だが、10年後に確実に生きているという保証があるだろうか。これ以上解決を先延ばしして、ご両親に愛娘と再会できないまま死ねというのだろうか。そんなことは許されない。横田さん夫妻に限った話ではなく、全ての拉致被害者の家族が、一日でも長く息子や娘と暮らせるよう、私たちは協力してやらなければならない。そのためには、今や経済制裁なしでは先に進めないのだ。

 北朝鮮は「経済制裁を発動したら宣戦布告とみなす」と息巻いている。でもそれだけ、日本に経済制裁をされたら本気で困る証しだ。別に痛くもかゆくもないのなら「あっそ、経済制裁したいならすればぁ?」という態度になるはずである。でも、あの国にそんな余裕などあるわけもない。経済制裁は、確実に北朝鮮にとって国の存亡がかかるほどの痛手となるのだ。

 頼むから小泉は、経済制裁に対してもっと前向きになってほしい。イラクへの自衛隊派遣延長は世論に背いてでもやったのに、多くの国民が望む経済制裁をやれないのならば、真剣に首相辞任を考えるべきである。国交正常化を果たした首相として歴史には残らなくなるが、いっそ苦しい決断を安倍晋三に託したらいい。それが嫌なら、早々に経済制裁を実施に踏み切ることを明言すべきだ。

北への制裁、慎重対応で一致 日韓首脳会談(産経)

盧・韓国大統領:「別人遺骨、日本の衝撃理解」−−毎日新聞と単独会見(毎日)

盧・韓国大統領:単独会見 一問一答ほか(毎日)


posted by atsu at 21:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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