ですから、今日はここでラモス瑠偉さんのお言葉を紹介しようと思います。これは、今日の毎日新聞夕刊に掲載されていたものです。
この人、この時:ヴェルディ監督・ラモス瑠偉さん 冗談じゃないよ!/3より抜粋
国際試合で日の丸を見ると鳥肌が立つんだよ。サッカーだけじゃない。僕を、人間として育ててくれた国の旗だからね。愛している国の旗。僕は日本に来て、チャンスをもらって今がある。
引用終了。
ラモスさんの日の丸・君が代についての想いは扶桑社の「新しい公民教科書」でも紹介されていますが、やっぱり彼は日本人以上の日本人ですね。その国に住む以上、その国の国旗・国歌を敬って当たり前。それがやはり、国際的なスタンダードなのでしょう。ラモスさんからしてみれば、卒業式や入学式でなぜこんなにモメているのかも理解不能でしょうよ。
あ、ひとつ言っておきますけど「『鳥肌が立つ』の用法がおかしい」なんてツッコミはなしですよ。ラモスさんは、日の丸を背負うと感動と興奮のあまりに鳥肌が立つんです。軍靴の音を連想して鳥肌を立てている人とは一緒にしないでくださいね。
私も、厳粛な場や然るべき場所で君が代の演奏を聞くと、背筋がぞくっとした後に、本当に腕なんかに「鳥肌が立ち」ますから。
馬鹿な教師が多くて困るよね。
『鳥肌が立つ』の用法の不自然に気付く人は少ないと思いますよ。そういうことを教えるのが学校なんだけれどね。
でも、現実に感動に打ち震えたときに、ゾクゾクとして鳥肌が立つのは事実なのだから、あまりかたくなにならないで許容してほしいと思います。
鳥肌は、寒いときや恐怖を感じたときだけになるものじゃないですよね。
個人的にはラモスは精神論が先に出すぎて、あまり好きじゃないんですが、国を想う気持ちは全く一緒だと思います。