2006年03月01日

日の丸・君が代が嫌だなんて、冗談じゃないよ!

 今年も卒業式シーズンがやってまいりました。今年も全国至るところで、日の丸・君が代を巡っていざこざが起こるんでしょうが、私はもうこの件について語りつくしていますので、この期に及んで正論を吐く気もありません。私の主張については、カテゴリ:国旗・国歌問題を参照してください。

 ですから、今日はここでラモス瑠偉さんのお言葉を紹介しようと思います。これは、今日の毎日新聞夕刊に掲載されていたものです。

この人、この時:ヴェルディ監督・ラモス瑠偉さん 冗談じゃないよ!/3より抜粋

 国際試合で日の丸を見ると鳥肌が立つんだよ。サッカーだけじゃない。僕を、人間として育ててくれた国の旗だからね。愛している国の旗。僕は日本に来て、チャンスをもらって今がある。


引用終了。

 ラモスさんの日の丸・君が代についての想いは扶桑社の「新しい公民教科書」でも紹介されていますが、やっぱり彼は日本人以上の日本人ですね。その国に住む以上、その国の国旗・国歌を敬って当たり前。それがやはり、国際的なスタンダードなのでしょう。ラモスさんからしてみれば、卒業式や入学式でなぜこんなにモメているのかも理解不能でしょうよ。

 あ、ひとつ言っておきますけど「『鳥肌が立つ』の用法がおかしい」なんてツッコミはなしですよ。ラモスさんは、日の丸を背負うと感動と興奮のあまりに鳥肌が立つんです。軍靴の音を連想して鳥肌を立てている人とは一緒にしないでくださいね。
posted by atsu at 23:02| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 国旗・国歌問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
言葉の使い方が確かに変ですけど、ラモス氏のいう「鳥肌が立つ」という表現、ニュアンスは伝わります。
私も、厳粛な場や然るべき場所で君が代の演奏を聞くと、背筋がぞくっとした後に、本当に腕なんかに「鳥肌が立ち」ますから。
Posted by 佐倉純 at 2006年03月02日 08:53

馬鹿な教師が多くて困るよね。

『鳥肌が立つ』の用法の不自然に気付く人は少ないと思いますよ。そういうことを教えるのが学校なんだけれどね。
Posted by たかの at 2006年03月02日 21:08
未だに「鳥肌が立つ」を肯定的な意味で使うことに拒否反応を示す人っていますよね。

でも、現実に感動に打ち震えたときに、ゾクゾクとして鳥肌が立つのは事実なのだから、あまりかたくなにならないで許容してほしいと思います。

鳥肌は、寒いときや恐怖を感じたときだけになるものじゃないですよね。
Posted by atsu at 2006年03月02日 22:31
ラモスの意見。もっともですね。私も鳥肌というか身震いすることがあります。

個人的にはラモスは精神論が先に出すぎて、あまり好きじゃないんですが、国を想う気持ちは全く一緒だと思います。
Posted by WindyCity at 2006年03月05日 02:13
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。