JR東海社員7人がキセル…近鉄に賠償(読売)
JR東海の19〜36歳の男性社員7人が、今年2月までの1年半、近鉄で不正乗車を繰り返していたことが17日、わかった。
JR東海によると、7人は近鉄線を利用した後、近鉄とJRが同じ駅舎を使っている桑名駅(三重県桑名市)で、JR事務室の窓口処理機を不正使用し、IC(集積回路)カード乗車券の記録を消去していたという。
確認できた不正乗車は、計258回、計10万3300円分に上った。7人は桑名駅や松阪駅(三重県松阪市)で駅員や車掌として勤務しているという。JR東海は7人を処分したうえ、近鉄に賠償し、謝罪した。
相鉄に続いてJR東海の社員までやってましたか…。何だかタイミング的に、相鉄の件があったから公表せざるを得なくなったような感じがしますね。
相鉄のときも書きましたけど、どうして自宅最寄駅から勤務駅までの定期券をちゃんと購入しないんでしょうか。理解に苦しみます。このように、鉄道関係者にしかできない不正が続くようなら、会社は交通費を支給する度に定期券をきちんと買ったかどうかチェックする必要があると思います。
この辺りには桑名の他にも、津・松阪・伊勢市・鳥羽駅などのJR東海・近鉄の共同使用駅があります。中間改札を経ずに相互の乗換ができる駅は乗客にとっても便利だし、鉄ヲタにとってもウキウキする空間なのですが、そこが不正の温床になっていたなんて悲しいですね。
朝鮮学校無償化、脱北者が適用反対 「金総書記を礼賛する教育に税金を投じるべきでない」(産経)
高校授業料無償化の朝鮮学校への適用をめぐる問題で、韓国に住む脱北者らが来日し、16日、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に対し、適用に反対する抗議文を提出した。脱北者は、朝鮮総連の帰国事業で北に渡った元在日朝鮮人二世らで、「無償化は金日成、金正日父子を礼賛し、人権抑圧を隠す教育の放置につながる」と訴えた。
来日したのは、韓国の脱北者団体「北朝鮮民主化運動本部」のチョン・グァンイル事務局長と在日二世の脱北者らで、12日に日本入りし、14日、東京朝鮮中高級学校(東京都北区)前で抗議活動したのに続き、16日、東京の朝鮮総連本部に抗議文を提出した。
朝鮮学校の無償化問題が日本で報道されて以来、チョン氏らは朝鮮高級学校の歴史教科書を入手し、「事実が歪曲(わいきょく)、隠蔽(いんぺい)されている」との分析結果を米韓メディアを通じ発表。当事者に直接訴えようと今回、緊急来日した。
チョン氏自身、北で金父子礼賛教育を受けてきたが、政治犯収容所に送られて初めて「こんな教育をする社会で暮らすべきでない」と痛感したという。「日本は、政治犯収容所のような人権抑圧や日本人拉致の責任者である金正日(総書記)を礼賛する教育に税金を投じるべきでない。事実を知らないまま学ぶ朝鮮学校の生徒を新たな被害者にしかねない」と話す。
昨年韓国に脱北し、今回来日したキム・スンヒさん(47)の両親は北朝鮮と故金主席を礼賛する朝鮮総連の宣伝を信じ、北に渡った。「父は『日本に帰りたい』と漏らしただけで政治犯収容所に送られ、消息も分からない。朝鮮学校の生徒らは、北の本当の姿を何も教えられていない」
チョン氏らは今後、鳩山由紀夫首相にあて無償化適用反対の要望書を送ることも検討している。
北の実態を痛いほど知っている脱北者にとっては、日本にいる無垢な在日朝鮮人の子供らがウソの教育を受けているのは耐え難いのでしょうな。ルーピーズの連中は彼らの主張を、耳かっぽじってよく聞くべきです。
だいたい、日本でヌクヌクと暮らしながら北を礼賛する総連の連中とかは頭おかしいですよ。彼らは本国で苦しんでいる人々と違って人並みの情報を収集できる環境にいるのに、どうしてあの政権を支持することができるんでしょうか。脱北者からしてみれば、本当に我慢ならない存在だと思います。今回のキム氏らも総連に騙されて北に渡ったみたいですし、許せないでしょうね。
折しも、脱北者の悲劇を描いた「クロッシング」なる韓国映画が、昨日から日本でも公開されているようです。韓流は嫌いな私ですが、これは見てみる価値があるかもしれません。単館上映なので映画館に足は運びませんが、DVD化されたらレンタルで見てみようと思います。一切の美談を省き、現実に即したバッドエンディングの作品らしいので、一見の価値がありそうです。
公式サイトで予告を見てみましたが、予告だけで涙腺が崩壊しそうですね。こりゃやはり、映画館じゃ見られないなと思いました。日本では本来シネカノンが配給しようとしたけど、当のシネカノンがつぶれてしまったので公開が一年程遅れたそうです。シネカノンがやろうとしたことなんだから、パッチギみたいなクソ映画作って悦に入ってる井筒とかもこれ見たほうがいいですよ。その上で、こんな国を支持してる在日朝鮮人を語るべきだと思いますね。
【追記】
ネット上を検索していたら、シネカノンがクロッシングを買い付けたのは「他の配給会社が買えないようにして日本国内での上映を封殺するため」という真偽不明の情報が出てきました。確かに、自分とこが権利を持っていればそのまま上映しないこともできますからね。何だか一理ある話のようにも思えます。ま、何にせよシネカノンがつぶれたのはよかったかも。