2006年03月16日

国民って、けっこう辛いですね

量刑意識、国民にばらつき…最高裁が調査(読売)

 2009年に実施される裁判員制度に向け、最高裁の司法研修所は15日、刑事裁判の量刑に関する国民と裁判官の意識を比較した調査結果を公表した。

 殺人事件の量刑について、国民の意見が死刑から執行猶予付きの懲役刑まで大きなばらつきがあったのに対し、裁判官は互いに似通った意見を示すなど、両者の違いが鮮明になった。最高裁は制度開始に当たり、裁判官に調査結果を重要な参考資料としてもらう方針だ。

 調査は、前田雅英・首都大学東京教授(刑事法)と現役の刑事裁判官が中心となり、昨年8〜9月にアンケート形式で行った。対象は、東京、大阪、仙台など全国8都市で無作為抽出した国民1000人と、刑事裁判を担当する地裁・高裁の全裁判官766人。

 調査では、金銭トラブルや心中、暴力団抗争など、10種類の殺人事件のシナリオを用意。それぞれふさわしい量刑を、死刑から執行猶予まで10段階の選択肢で聞いた。その結果、国民は全事件で回答が分散。一方、裁判官は、それぞれの事件で狭い範囲に8〜9割の回答が集中していた。

 また、犯行の計画性や前科など事件の性質を示す複数の要素について、量刑を重くする事情なのか、軽くする事情なのかを聞いたところ、〈1〉被告が少年〈2〉飲酒で判断力が低下〈3〉被害者が配偶者――の3要素では、「重くする」とした国民が目立ったのに対し、裁判官は「軽くする」との回答が多かった。少年事件や家庭内の事件について、重罰を求める国民の意識が浮かび上がった。





 このアンケート結果は、実に興味深い。一般人の感覚と、裁判官の感覚がいかに乖離しているかがよく分かる。

 というわけで、私もこのアンケートの答えてみようと思う。

(1)被告が少年だった場合

重くする

 最近の少年事件は、終戦直後に食うのに困ってやむを得ず罪を犯した少年たちとはわけが違うのだから、もはや少年であることが減刑の理由になどならない。むしろ、少年であることを逆手にとって凶悪犯罪に手を染める輩もいるのだから、少年犯罪には今以上に厳しく向き合うべきである。

(2)飲酒のため判断能力が低下していた場合

どちらでもない

 酒を飲んで、衝動的に殺人を犯してしまうことも多いだろうが、それによって罪を重くするとか軽くするとかいうのはちょっと違う気がする。軽くなるんなら、計画的殺人でも酒を飲んで酔っ払ってからやればいいことになっちゃうし、重くなるんなら、酒乱の気がある人は危なっかしくて仕方ない。酔ってたかどうかは量刑と関係ないと思うね。

(3)被害者が配偶者の場合

どちらでもない

 これもケース・バイ・ケースでしょ。例えば、最近増えている介護疲れからの殺人、特に老老介護の場合は、限りなく無罪に近い刑でいいと思う。配偶者からのDVを受け、命の危険を感じて殺してしまった場合も減刑でよい。でも、保険金のためにインスリンを投与するような輩は極刑でいいよ。


 このアンケート、できれば全部に回答してみたいね。何だか、裁判員制度というものに興味が出てきた。私にやらせてくれりゃあ、凶悪犯どもをビシバシ重刑に裁いてあげるんだけどな。でも、こういう考え持ってると、きっと選ばれても適正検査みたいので落とされるだろうね。


posted by atsu at 23:20| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−社会 裁判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック