2010年06月15日

みなさん、36年ぶりの一般公開です。こんにちは、こんにちは

南樺太の悲劇「氷雪の門」36年ぶりの劇場公開(産経)

 “幻の映画”と呼ばれる「樺太1945年夏 氷雪の門」(脚本・国弘威雄(たけお)、監督・村山三男)が、36年の年月を経て、全国で順次公開される。太平洋戦争末期に、ソ連が日本領だった南樺太(サハリン)に侵攻し、自決を強いられた真岡郵便局の女性電話交換手9人の悲劇を描いた物語。昭和49年の公開直前、ソ連側の抗議によって公開中止になった。助監督を務めた映画監督の新城卓さんは「この映画は歴史の証人」と訴える。

 同作は、北海道で新聞記者をしていた金子俊男さんの『樺太一九四五年夏・樺太終戦記録』(講談社)が原作。南田洋子さんや丹波哲郎さんらが出演し、戦闘場面の撮影では陸上自衛隊が協力した。製作実行予算が5億円を超えた超大作映画として話題を呼んだ。

 だが、公開直前に配給元の東宝が上映中止を決定。「反ソ映画は困る」という駐日ソ連大使館の抗議や、東宝が進めていたソ連との合作映画「モスクワわが愛」への配慮があったとされる。結局、北海道と九州で2週間だけ上映された。

 1945年夏、太平洋戦争は終末を迎えようとしていた。樺太には緊張の中にも平和な時間が流れていた。ところが8月9日、ソ連軍は日ソ中立条約を一方的に破棄し、南樺太に侵攻。終戦後も戦闘は拡大していった。

 そして8月20日、真岡の沿岸にソ連艦隊が現れ、艦砲射撃を開始。電話交換手の女性たちは職務への使命感や故郷への思いから、職場を離れることはなかった。ソ連兵がいよいよ郵便局に近づいた。路上の親子が銃火を浴びた。「皆さん、これが最後です。さようなら、さようなら」。この通信を最後に、9人は服毒死を選ぶ。

 配給会社「太秦(うずまさ)」の小林三四郎社長は「同作は日の目をみないまま月日が流れ、多くの関係者が亡くなった。樺太の街のセットを作り上げた美術監督の木村威夫さんと上映を目指したが、木村さんも3月に亡くなった。さまざまな思いが詰まった作品」と話す。

 新城さんも「表現の自由が約束された社会であるはずなのに、この映画には自由がなかった。日本というのはどういう国なんだろう、と悔しかった。政治的意図はなく、史実を伝えたいだけ。ザ・コーヴの上映中止や普天間問題などを考えるきっかけにもなるのでは」と話している。

 7月17日からシアターN渋谷で。全国各地の劇場でも順次公開する。





 ほほう、一般の映画館で公開されるのですか。それはいいことですね。

 前に遊就館へ行ったときにこの映画が上映されていたことはありましたが、時間の関係もあって見ることができませんでした。とりあえず上映されるのがシアターN渋谷ということでちょっと行きづらいですが、もし気が向いたら見に行きたいなと思います。

 そういやシアターN渋谷といえば、こないだ「ザ・コーブ」の上映を中止したことで話題になりましたっけね。この盗撮映画については、崔洋一やら森達也といった左寄りの映画監督らが「上映中止に反対!」という声を上げていますが、彼らは「氷雪の門」についてはどういう認識を持ってらっしゃるんでしょうね。ソ連の圧力によって、見事に上映が中止されてお蔵入りされた映画なんですけれども。

 ま、左寄りの映画人は、かつて東京裁判を描いた「プライド・運命の瞬間」の上映に反対したりしてるから、自分らの意に沿わない映画のことは平気で弾圧するんでしょうね。「氷雪の門」の上映中止は当然、だけど「ザ・コーブ」の上映中止には反対、というようなダブルスタンダードが、彼らの仕様です。今さら驚きもしませんが。


 圧力によって封じ込められた「氷雪の門」も、靖国神社などが細々と上映を続けてきたことから少しずつ認知度を上げ、今回晴れて一般上映の運びとなりました。「ザ・コーブ」を支援する人間も、その主旨に賛同するならば自分たちで金を出して上映する努力をすべきでしょう。今は場所がなくてもようつべで流すなりなんなり方法はたくさんあるのだから、映画館で上映できないからといって表現の自由が侵されはしません。むしろ、無料で配信したほうが多くの人の目に触れると思いますよ。

 ま、私は観たくないものはお金もらっても観ないけどね。どっちみち上映されたとしても、あまりの不入りで1,2週間で打ち切られたであろうことは容易に想像できます。あんな映画に1800円出せる人は、この不況下の日本にはそんなにいないぞw。


posted by atsu at 21:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−社会 メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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