大相撲 天皇陛下が異例の書簡 白鵬関の活躍ねぎらう(毎日)
天皇陛下は3日午前、日本相撲協会の村山弘義・理事長代行に対し、名古屋場所で全勝優勝を果たし、昭和以降、歴代3位の連勝記録を達成した横綱・白鵬関の活躍をねぎらう書簡を渡した。天皇陛下が力士に対してねぎらいの書簡を送るのは異例。
宮内庁によると、天皇陛下の言葉を川島裕侍従長名で書簡にしたもので、両国国技館(東京都墨田区)で宮内庁側から村山理事長代行に手渡された。書簡は「困難な状況にありながら、連日精励奮闘して幕内全勝優勝を果たしたのみならず、大鵬関の連勝記録を超え、歴代3位の連勝記録を達成した横綱白鵬関に、おねぎらいとお祝いをお伝えになるとともに、今後とも元気に活躍するよう願っておられる」などと記されているという。【真鍋光之】
◇白鵬関は「光栄」
横綱・白鵬関と日本相撲協会の村山弘義・理事長代行らが3日午前、東京・両国国技館で記者会見。紋付きはかま姿の白鵬関は「陛下からのお言葉をいただき、これ以上のものはないと思っております。心から喜んでおります。光栄でございます」と話した。
さらに「賜杯がなく、うれしさ、悲しさ、寂しい気持ちから涙を流した」と7月25日の名古屋場所千秋楽表彰式を振り返った。
村山理事長代行も「誠にありがたいお言葉に感激しております。心を新たにして大相撲の発展に精進と努力をしてまいりたい」と述べた。
野球賭博問題の影響で、協会は名古屋場所での天皇賜杯授与などを自粛していた。【武藤佳正】
おお、なんという心遣いであらせられましょうか。このような細やかなご配慮ができるのは、さすが今上陛下だなと思います。素晴らしいですね。
白鵬にとってもこれはとてもよいことだと思いますよ。確かに天皇賜杯がなかったのは残念だったでしょうが、賜杯は本場所で優勝した力士なら誰でももらえるもの。それに比べて、陛下直々の書簡などというものは、そうそうもらえるものではありません。一生のお宝となることと思います。
これを機に、相撲界はさらに悔い改めるべきでしょう。相撲協会と全ての力士は、陛下のお心遣いを無駄にしないよう努めなければなりません。この期に及んでも相撲協会には自浄能力がうかがえない部分がありますから、何とかしてほしいものです。陛下にここまでさせておきながら、なおも問題が発生するようだったら、もう国技の看板を下ろしてもらうほかないですね。
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