2011年02月27日

北陸旅行記・その2

 2日目の朝は6時半に起床。早いけど、昨夜寝たのが21時過ぎなんで、正味9時間以上寝てしまった。シャワーを浴びてから、TVでべるぜバブを見る。トルネで予約はしてきてるけど、帰ってからの負担軽減のために見てしまいました。何気に生で見るのは初めて。その後無料の朝食を頂きまして、適当にお出かけです。


セントラム乗車で中部地方完乗タイトル奪還

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 今日はまず、富山駅前の電停からセントラム(富山地方鉄道富山都心線)に乗ることにしました。この近代的な路面電車がセントラムの車両で、白・黒・銀の3編成が在籍します。

 セントラムは反時計回り一方通行での環状運転を行っていて、1周約3.4キロ、所要時間は約20分です。どういうふうに走っているかは、下の地図を見ると分かりやすいと思います。



 で、その1でも書いたように、この丸の内〜西町間の0.9キロのみが、北陸3県で唯一未乗車になっている区間なんですよ。いや、北陸3県のみならず中部地方で未乗車なのはここだけでした。なのでまずは、富山駅前から荒町まで乗りました。なぜ荒町までかというと、西町にはセントラムの電車が停まらないからです。

 降りたあとは、軌道沿いに今きた道を戻りながら歩きました。わずか0.9キロの路線ですから、歩いてもたいした距離ではありません。富山城の前にある国際会議場前まで来たとき、さっき荒町で降りた電車がまたやってきました。この時間帯、環状線には一編成の電車しか入ってなかったようです。荒町から丸の内へ行こうと思ったら、電車に乗るより歩いたほうが早く着きますよ。

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 その後、せっかくなので富山城を見学。私はお城もそこそこ好きなので時間があると見学するんですが、富山城はぶっちゃけたいしたことありませんでしたね。お城風の外見をした、単なる鉄筋コンクリートの博物館です。復元天守でも、掛川城みたいに当時に近い状態を再現してくれたほうが面白いんですが、再建された昭和29年当時にはそういう考えもなかったんでしょう。30分ほどで見終え、丸の内から再びセントラムに乗って富山駅へ戻りました。


まさかの代走

 この日はこのあと、特に予定を決めていませんでした。時刻表をめくりながら少し考え、高校時代に乗ったきりずいぶんとご無沙汰している氷見線と城端線に乗ってみることに。とりあえず高岡まで行こうと思い、10時25分頃富山駅へと入りました。

 電光掲示板を見ると、10:16発の金沢行き特急はくたか2号がまだ表示されています。駅員さんに「まだ来てないんですか?」と尋ねると、15分ほど遅れているとのこと。ちょうどいいからこれに乗って行こうと思い、ホームへと移動しました。

 10時半頃になって、はくたか2号はやっと入線。遠くに現れた列車に目をやると、何だかライトの位置と色が変です。んーなんだろと思いつつ近眼の目を凝らしてよく見ると、何とこいつでした。

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うおお! 代走はくたかキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

 鉄じゃない方のために解説しますと、特急はくたかは通常681系とか683系といった新型車両で運行されているのですが、稀にそれらの車両に不具合が発生した場合、国鉄型の489系電車で代走されることがあるのです。489系は、去年の3月12日まで急行能登に使われていた最後のボンネット車両。定期運用がなくなった今も、こうしてピンチヒッターとしてまだ活躍の場が与えられています。まるで、鉄道界のあぶさんです。

 最近は割と代走になることが多かったようですが、事前に知らされることはないのでいつ489系が運用に入るかは全く分かりません。それだけに、私も一度代走はくたかは乗ってみたかったのです。489系には平成21年の秋にホームライナー鴻巣で乗ったのが最後となってましたが、まさかまた乗れるとは思ってなかった。しかも、定時運転だったらとっくに発車していて乗れなかったのだから、今回は実にラッキーだったと言わざるを得ません。私のもとに旅の神様が降臨なさった瞬間でした。

 本来、このはくたかは高岡で乗り捨てる予定でしたが、こうなるとわずか十数分で着いてしまう高岡で降りるのはもったいないというもの。予定を急遽変更して、金沢まで乗っていくことにしました。なあに、元々決まった予定などないのだから、別によいのです。

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 金沢では、683系の北越急行所有車(スノーラビット)との並びが撮れました。これまた今となっては貴重なツーショットです。西日本所有の683系は今じゃ一大勢力となってますが、北越急行車は一編成しかいない稀少車ですからね。これもまた非常にラッキーでした。


城端線と氷見線へ

 せっかくだからスノーラビットに乗って高岡まで戻ろーと思ってたら、彼は私が撮影しているうちにそそくさと発車していってしまったので、隣のホームに停まっていたサンダーバード7号に乗り込みました。高岡まではちょっとお昼寝タイムです。ちなみに、高岡に着いたら向かいのホームにこいつがいました

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出たな妖怪ポリバケツ!

 全く、この色彩感覚のなさは犯罪的です。457系という名車をこんな色に塗ろうと決定した人のセンスを心から疑いますね。これまではどんな色もそのうち見慣れてましたが、こいつだけは絶対に許せません。JR西日本では各支社で車両の単色化が進められていますが、他の色と比べてもこれが最も酷いと断言します。

 高岡からは、氷見線よりも接続がよかった城端線に先に乗ることに。キハ40の1両編成でしたが、特に感想はありませんw。車内は割と混んでいたので行きは福光までかぶりつきをしていたのですが、特に面白みがない路線でした。復路はまたも爆睡。

 高岡に戻り、今度は氷見線に乗ります。氷見線では、期待通りハットリくん列車が来てくれました。

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 藤子不二雄先生の出身地が高岡と氷見なのにちなんで走っている列車ですが、車内アナウンスはハットリくんの声で行われます。こんな感じに。



 しかし、氷見線は城端線に比べて雨晴海岸などの景勝地があって車窓的にも楽しい路線なんですが、車両の窓が汚くて景色が見えづらいのが非常に残念でした。もう少しマメに窓掃除をしてほしいものでござる。ニンニン。


万葉線と渡船と路線バス

 氷見ではすぐに折り返しましたが、今度は高岡まで戻らず、途中の能町駅で下車しました。そして、ちょっと歩いたところにある万葉線の新能町電停から、本日2回目の路面電車に乗り込みます。

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 万葉線には旧型の電車も多く走っていますが、今回は新型車両の「アイトラム」がやってきました。セントラムや富山ライトレールの「ポートラム」と、ほぼ同タイプの車両です。

 乗ってから初めて知ったのですが、万葉線の電車では土日祝日に限って、車内アナウンスを立川志の輔の声でやっていました。志の輔さんが新湊出身であるためですが、自分の母校はここですとか、ここの近くに実家がありますとか、そんなことまでアナウンスしてましたね。氷見線のハットリくんアナウンスといい、良い試みだと思います。



 万葉線終点の越ノ潟からは、富山新港の対岸である堀岡までを結ぶ富山県営渡船に乗船しました。この渡船は、道路の代替という位置づけのため、なんと乗船料が無料です。わずか5分の船旅ですが、無料で乗れる乗り物とはお得感があるものです。

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 しかしこの渡船、現在建設中の新湊大橋が完成すると、お役御免になって廃止になってしまうのですよ。当然のごとく、橋があったら渡船なんていりませんもんね。新湊大橋はその姿をほぼ現しつつあり、あと1年かそこらで完成する予定なので、この渡船に乗られるのもあとわずかです。

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 堀岡からは、今きた道を引き返すのではなく、富山地鉄の路線バスに乗って富山へ戻ることにしました。1980年代までは富山地鉄射水線という路線が走っていたのですが、このバスはほぼそれと同じルートを走って行きます。乗客は極めて少なく、始発から乗ったのは私だけ。途中で乗ってきたのもおばあさんが一人だけで、富山市内に入っても新たに乗ってくる客は誰もいませんでした。まあ、市内は200円均一で乗れる路面電車と並行して走っているから仕方ないのでしょうか。


キハ58乗り納め予行

 富山駅には17時前に到着。いったんホテルに戻り、少し休んでから夕食を摂りに出かけました。この日の夕食は、富山ブラックです。スープがこれでもかってくらい真っ黒な醤油ラーメンですね。

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 そして、その後は本来翌日の朝に乗る予定だった高山本線のキハ58系に、ちょっと早く乗ってしまうことにしました。19:11発の越中八尾行き888Dは、毎日運転されるキハ58系運用の列車です。

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 キハ58系は発車時間の30分ほど前に入線。鉄ヲタたちが撮影するのには、かなり親切な時間設定ですよね。周囲はもちろん真っ暗ですが、思う存分撮影することができました。日曜の夜なので一般客の姿はあまりなく、乗客の7割ほどが鉄ヲタでした。

 ある程度外観を撮影したあと、車内へ。富山のキハ58系は、内装も一部がロングシート化されているのを除いてオリジナルにかなり近いままとなっています。特にキハ58 477のほうは網棚も本当の網だし、栓抜きもそのまま。これぞまさに急行型車両です。

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 ひとつのボックスに2人程度の鉄ヲタたちを乗せ、888Dは定刻通りに発車。DMH17系エンジンが唸り声を上げますが、その音に対して鈍重な加速がたまりません。そして、ブレーキをかけたときに車体全体からガガガガガ…と軋む音が響くのも最高。ま、軋み音についてはボディが相当くたびれてるせいもあるんでしょうけども。

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 この列車は越中八尾行きですが、今宵はふたつ手前の速星で降りて戻ることにしました。メインディッシュは明日の朝まで取っておかないとね。また、闇夜に消え去っていくキハ58の姿も見ておきたかったものですから。


 こんなところで2日目の行程は終わりです。最後、その3に続く。

posted by atsu at 22:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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