まあ地震発生からだいぶ経ちましたし、地震発生時に携帯の電池がフル充電状態であるなんてことはないと思うので、電池が切れるのも無理はありません。両親と弟の携帯のいずれも、使用不能になっている模様です。
ネットのニュースを見ますと、実家から2キロくらいのところにある石巻市民会館にいた歌手のクミコが、車で仙台まで脱出したという記事がありました。
クミコ 石巻市で被災…裏山で一夜明かす(スポニチ)
車で脱出できたということは、現地は何とか車で走れる状態になっているということ。大雨が降るたびに冠水しやすい市民会館付近の水が引いているのなら、実家周辺の水もいい加減に引いたのではないかと思います。もしかしたら、孤立していたアパートから出て、小学校か中学校まで行けているかもしれません。
ただ、石巻市内の避難所のいずれも、救援物資はほとんど届いていないようです。恐らく、携帯の電池確保などは無理でしょう。とりあえず最低限の暖と水だけ取っていれば、一日二日で死ぬということはないでしょうけど、いったい家族は今どうしているのか。私だけ布団でぬくぬく寝ていることに、罪悪感すら覚えます。
最初の地震を超える大規模な余震はないし、新たな津波の襲来もありませんが、連絡が途絶えるってのはやはり不安なものですよね。こういう事態に備え、1カ月くらい充電しなくても平気な電池って作れないものなんでしょうか。まあ、作れないから存在しないんでしょうけども。
【20:00追記】
クミコが、仙台からタクシーで庄内空港→羽田というルートで都内の自宅へ帰宅したそうです。石巻からの脱出が可能ということが公式に証明されたわけですが、母親と祖母だけでも何とか東京まで逃げてこられないかなと思います。ただ、恐らくウチの車は全て水没して使い物にならないでしょうが…。
TVのニュースを見ていたら、石巻市内の学校(どこなのかは分かりませんでした)に、水産会社のトラックが飲み水を積んでやってきたということを報道してました。市内の会社のトラックですが地震発生時は別のところにいたらしく、地元の一大事を聞いて早く助けねばと急いで帰ってきたとのこと。インタビューに答える運ちゃんの顔は輝いてました。アンタかっこいいよ…。
どこの学校なのか分からなかったので何とも言いがたいのですが、映像で見る限りは10トンクラスの大きなトラックでした。これほどのトラックが石巻まで来られるということは、割と走りやすい道も残されていると思っていいでしょう。できたら、どういうルートでやってきたのか教えてほしいものです。
明日明後日になれば、恐らく物資もボチボチ届き始めると信じます。家族からの新たな連絡はまだありませんが、前向きにとらえて連絡を待ちたいと思います。
私は阪神大震災を経験してますが・・・
六甲山の表と裏(私は裏側に住んでます)で、全然状況が違いました。
なので避難ルートも色々残されているかと。
今回は、阪神・・の時よりかなり長時間の揺れだったみたいですね。
そしてこんなに津波が凄いとは・・・。
只々お気の毒としか言えません。
震災復興住宅の資材を、兵庫から提供する予定と
聞いています。
少しでもお役に立ちますように。
ご家族の安全を祈りつつ。