特に、相模原市からきた主婦と名乗る人の不規則発言は酷かったね。ただ者じゃないなと思って調べてみたらやはりプロ市民だった(http://www.mdn.ne.jp/~monten/music11.html)が、人が話をしているときに口を挟む回数がまあ多いこと多いこと。他の市民参加者の発言中に、「何を学んできたの?」と発言したときは何様かと思ったね。「何で軍備が必要なんですか?」「どこの国が攻めてくるんですか?」という貴方こそ、社会情勢からいったい何を学んでいるのかと問い返したい。
こういう人とは、いくら話し合っても無駄だと思うわ。人の話を遮る人と、どうして話ができようか。こういう人に限って、外国とは全てが話し合いで解決できると思っているから不思議で仕方ないね。司会も、不規則発言が過ぎる人には注意しなきゃダメだと思うよ。
だけど、中国人の女性によしりんが突っ込んだところは見ものだったね。不用意にとんでもない発言をしたもの、彼女は。
よしりん:中国の方らしいけど、自分の国が何をしたかってことをご存知なのかわしは不思議でたまらないですよ。中国ってのはチベットを侵略したんですよ? チベットを侵略して今現在民族浄化をやってますよ? 台湾に向かってミサイルを撃ち込んでるんですよ?
相模原の主婦:は? 日本は? 日本は中国で何をしたんですか?
誰か:撃ち込んではいないでしょ。
よしりん:台湾の近くの海域にミサイルを撃ち込んで恫喝してますよ?
中国人女性:(したり顔で)それは50年前の話でしょ?
ははは、自爆発言。
そうだね、50年前の話ということで認めてやろう。ただそうなると、日本が中国に対して行ったとされる数々の蛮行は60年以上前のことだってことでOK? だって彼女の口ぶりからすると、国家の罪は時が洗い流してくれるって感じだったもんね。いいよ、彼女の意見に賛成。チベットは50年前のこと。だから南京事件も69年前のことってことでいいね(笑)。
まあ、何度かこの番組を見て思ったことを総括すると、「人数多すぎ」ってことに尽きるね。今回の問題では当事者が多いから、できるだけ立場の違う沖縄の人を多く集めていろんな意見を聞きたかったというのは分かる。だけど、50人もの市民参加者に、たった3時間で等しく意見を求めるというのは厳しいものがある。結局、意見がまとまりきってない人の話を聞く羽目になるし、せっかくいいことを言っている人の意見も途中で遮られるし、ゲストの意見を聞く時間も短くなってしまう。「よくわからない」なんて意見は聞く価値なんてないんだよ。NHKはもっと市民参加者を厳選し、少なくともその議題について原稿用紙10枚くらいはすぐに持論を展開できる人だけを出演させなきゃ。「分からない」のはテレビの前の出演者だけでいいの。
結局、全てにおいて不完全燃焼だ。よしりんだって、もっと言いたいことがあったと思うけど、ほとんど触りの部分だけで終わりになったもんなぁ。司会の仕切りも相変わらずヘタクソだし、もう少し何とかしてほしいと思うよ。
【11日追記】
最後のアンケートの結果は、「外交努力」が一位で「自主防衛」が二位、「アメリカとの連携強化」はドンケツだったが、これってどれかひとつだけあればいいって話じゃないよね。
誰の言葉だったか忘れたのだが(誰かご存じでしたら教えていただきたい)、「外交とは血の流れない戦争であり、戦争とは血の流れる外交である」というのがあったよね。外交と戦争は対義語じゃないということを、もっと多くの人が認識しなければならないと私は思う。外交で努力すれば国防のことを考えなくていいはずはないし、国防をしっかりすれば外交努力しなくていいはずもない。あのアンケートに、3つ目の選択肢「外交努力」はいらなかったね。
実家で過ごしていた時に少しだけ見ました、この番組。
もう〜 イライラしっぱなしです。
家族がいるのを忘れて(?)「中国人が何を言う!」とか「どうせプロ市民のくせに!」とか毒づいておりました ^^;
…ウチの家族はデジタル・ディバイドの向こう側にいるからなあ。
そんなわけで、「特定アジア」という言葉を教えておきました(笑)。
そういえば、櫻井女史の名言が生まれたのもこの番組でしたっけ?
ホント、番組出演者はプロ市民だらけでしたね。
いちばん息巻いていた相模原のKさんのブログ(ttp://blog.goo.ne.jp/naha_2006/e/02c4bd10c2f5b5b7df4d708dc0e61c54)が現在荒れていますが、彼女によると出演者は「NHKの予断と偏見(ママ)」で選ばれたらしいです。NHKの番組制作者と、プロ市民たちのパイプがどうつながっているのかよく分かりますね。
本当に基地の問題について話し合いたいなら、ああいう「市民もどき」は排除しないとダメだと思いますよ。
櫻井さんの名言「あなたのおっしゃるアジア(ry」が飛び出したのは、記念すべきこの番組の第一回でしたね。この発言を導き出したことだけは、NHKを最大限評価してます。
その時間は同じNHKでも「サラリーマンNEO」のDVD見てました。(苦笑)
週末は思考停止・現実逃避タイムです。
朝まで生テレビやTVタックルを見ていても思うのですが、
自分の主張が脆弱な人ほど他人の発言を遮りますね。
福島瑞穂をはじめとするサヨク・プロ市民は特に。
>人の話を遮る人と、どうして話ができようか。
仰るとおりです!
人の話を聞かない人の話を、他人が聞くわけないです。
そうですか、櫻井女史の名言はこの番組が出所なんですね。
生で聞きたかったなぁ。
櫻井よしこさんの発言ですが、YouTubeで見つけました。
http://www.youtube.com/watch?v=3-K1bCobCdQ&search=%E6%AB%BB%E4%BA%95%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%93
だいたい3分過ぎから中国人女性の発言が始まり、それを受ける形で櫻井さんの例の発言が入ります。
正確には
「アジア各国と言うときにですね、どの国とどの国を指しておられますか?」
ですけどね。
少しgoogleで調べて見ると、毛沢東の言葉だという説がありますね。
http://meisou.com/books_data/00027/00027.htm
の「(2)二十世紀は日本の世紀」の項。出典不明ですが。
私はクラウゼヴィッツの「戦争論」かまk
>「外交とは血の流れない戦争であり、戦争とは血の流れる外交である」
少しgoogleで調べて見ると、毛沢東の言葉だという説がありますね。
http://meisou.com/books_data/00027/00027.htm
の「(2)二十世紀は日本の世紀」の項。出典不明ですが。
私はクラウゼヴィッツの「戦争論」かマキャベリの「君主論」辺りにあるような言葉に見えるのですが・・・今手元に両書ともないので、ちょっと自信がないです。
YouTube見ました、ありがとうございます。
なるほどこういう経緯で出た名言だったのですね。
他にもたくさん動画ありますね。
時間を作ってまとめて見ようと思います。
先日の放送もいずれUPされるでしょうね。
ある意味楽しみに待ってます。
私もいろいろなワードで調べたのですが、いいソースを未だに見つけられておりません。
私は毛沢東嫌いですが、この発言がもし彼のものだとしても、これに関しては正しいと思いますね。
むしろ、外交にはこれくらいのしたたかさを持って挑むべきだと思います。日本はまさにそれにやられたワケですがね…。
>チョロQさま
先日の問題のシーンも、既にYouTubeにアップされてました。
15日のエントリにリンク張りましたので、どうぞご覧になってくださいませ。