セ・リーグの開幕日は、25日から29日に延期になったそうですね。アホかと思います。たった4日間延期にしたところで何が変わると言うのでしょうか。しかも読売は、東京ドームでも節電策を講じて4割節電するようにやるという記事を載せてる。あのね、そんなチマチマ4割節電とか言ってないで、ほぼ10割近く節電できる方法があるでしょうが。節電すりゃ許されると思ったら大間違いですよ。屋外で昼間にやれボケが!
「北方四島を日本へ返そう」 ロシア大衆紙が異例(中日)
【モスクワ=酒井和人】ロシア大衆紙「モスコフスキー・コムソモーレツ」は18日、東日本大震災を受け、人道的見地から「北方四島を日本へ引き渡さなければならない」とするコラムを掲載した。北方領土問題でロシアメディアが日本への返還を主張するのは極めて異例。
執筆したのはロシアジャーナリスト連盟の「黄金のペン」賞を受賞したこともある著名女性記者のユリヤ・カリニナ氏。日本の領土返還要求の主張は認めていないが、日本の悲しみをやわらげるため「今すぐ無条件で渡そう」と提案。
福島第1原発の事故で人が住めない土地が増え「日本の小さな領土がさらに小さくなる」などとしたうえ、「(ロシアが)わずかな国土を慈善目的で寄付することは不可能だろうか」と訴えた。
返還により、ロシアは奪い合いではない新時代の外交をアピールできるとメリットも説いている。
日ロ関係は北方領土問題をめぐり冷却化していたが、大震災の発生後はロシアの日本に対するけん制は影を潜めている。
ロシアからもこういう意見が出るようになりましたか。ちょっと意外ですね。だけど、北方領土はロシアに寄付してもらうものでも頂戴するものでもありません。返すのならちゃんと「不法占拠を解いて返還する」と言ってもらわないと。
昨日の「被災者をシベリアで労働力に」発言もそうですけど、ロシア人は今回のことで日本を相当可哀想に思ってるんでしょうか。まあ同情してくれるのはいいんですけどね、こういうことで「ロシアは慈悲深いんだよ」とアピールされてるようでちょっと引っかかる気もします。まあ、本気で返してくれる気なら返してもらいますけども。
そして、香港のある新聞はこれと真逆のことを書いているようです。
大震災に乗じて尖閣奪取を=「中国の好機」と香港紙(時事)
【香港時事】香港紙・東方日報は19日の論評で、日本が大震災で混乱している機に乗じて、中国は尖閣諸島(中国名・釣魚島)を奪取すべきだと主張した。
香港では日本に対する支援ムードが広がっており、同紙のこうした主張は異色。論評は「中国が釣魚島を奪回するには、コストとリスクを最小限にしなくてはならず、今が中国にとって絶好のチャンスだ」との見方を示した。
論評は「日本が強い時、中国は手出しができず、日本が弱っても手を出そうとしないのであれば、釣魚島はいつ取り戻せるのか」と訴えている。
さすがの中共も、これをやったら世界中から火事場泥棒のレッテルを貼られて総スカンを食らうってことくらい分かってます。むしろ今は日本を支援してできるだけ恩を売ろうと考えているはず。そんな中、こういう主張をできる新聞ってのもなかなか凄まじいものですね。
これが100年前だったらね、相手の混乱に乗じて領土を奪うってのは常套手段だったかもしれませんけど、今の時代はそれを許しませんよ。たとえ日本の主張のほうが正しい竹島や北方領土だろうと、韓国やロシアが大災害で混乱しているときに攻め込んで奪還したりしたら、国際的に後ろ指さされるのは日本です。いくら領土を守るためとはいえ、やっちゃいけないタイミングってのはありますよね。
火事場泥棒といえば、宮城県では被災した商店や家屋における窃盗被害が増えているそうです。まったく嘆かわしいことですが、犯人は被災者ではなく外からわざわざやってきた不届き者どもだと信じたい。食べるものや着るものだけなくなっているなら被災者がやむを得ず拝借したという可能性もありますが、避難生活に必要ない商品や現金まで盗まれているんだから、これはプロ泥棒の仕業です。人の不幸につけ込んで罪を犯す輩にこそ、石原が言うところの「天罰」が下るべきではないですか? マジで氏ねばいいと思います。