2011年09月22日

Fトレインがまさかの終末へ

やめます…ドラえもん電車 小田急 条例に抵触「広告と思わず…」(スポニチ)

 小田急電鉄は22日、人気漫画「ドラえもん」などに登場するキャラクターを車体に描いた電車が、東京都屋外広告物条例に抵触していたと発表した。小田急は10月からこの電車を通常のデザインに戻す。

 小田急によると、原画などを展示する「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」が9月3日、沿線にオープン。記念として、車体に人気キャラクターを描き、扉のデザインをドラえもんの道具「どこでもドア」に見立てた電車1編成(10両)を、8月3日から各線で運行していた。

 東京都は8月中旬、電車のデザインが同ミュージアムの広告に当たると小田急に連絡。「許可申請をせず、広告に当たる絵などの面積が基準を超えており、屋外広告物条例に抵触する」と指摘した。

 小田急は都の指摘を認め「広告に当たるとは考えていなかった。お客さまや関係者の皆さまにご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントしている。





 あ? ウソだろおい。私まだ見てないのに! 新宿駅で一両一両舐め回すように観賞したかったのに! ふざけんな東京都があああああ!!!


 小田急Fトレインは一編成しかない上、運用が固定化されてないので遭遇するのは難しいと小田急沿線に住む鉄ヲタ同僚が申しておりました。だからいつかすごく暇な日に小田急新宿駅へ出かけて、ゆっくり見ようと思ってたんですよ。なのにこんなことになろうとは、実に残念です。

 こないだ大津まで見に行った京阪石山坂本線のけいおん電車もすごかったけど、このFトレインもかなりの力作なんですよね。私としては、アニメ絵ではなく原作絵を使っている点もポイント高かったです。特にドラえもんなんか、大山時代ならまだしも現在の絵柄を使ったら私は評価しなかったでしょう。チンプイとか21エモンとか少々マイナーな作品も散りばめてあったので、登場したときはとても興奮しました。

 小田急もなあ、「これは広告ではありません。アートです(キリッ)」くらい言えばよかったのに。こんな扱いされたら、F先生も浮かばれませんよ…。

posted by atsu at 23:59| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース−社会 交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どっちかというと、小田急ふざけんな!!じゃないかなぁ。
あまりにマヌケというか…

西武とかちゃんと申請して999のラッピング、規定の面積超えても特例でOKもらってるわけで。
Posted by n_waka at 2011年09月24日 10:53
>n wakaさま

そう言われればそうですね。
著作権処理のほうばかりに気を取られて、都への申請のことは頭になかったんでしょう。
ただ、後出しになるけど今から手続き踏んで承認を得るとか、できないもんなんでしょうかね。
Posted by atsu at 2011年09月25日 18:10
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