
中央駅は〜
まっくらくら〜いくら〜い♪
元ネタ「まっくら森の歌」
でした。なぜこんな時間から活動しているかというと、指宿枕崎線の始発に乗らなければ今日の予定が遂行できないからです。
第14ランナー
指宿枕崎線1321D 普通
鹿児島中央4:51発→指宿5:56着
キハ200系気動車4両編成 乗車車両…キハ200-1010
本日最初の車両は新鋭のキハ200。4時台という、首都圏でも地下鉄はまだ動いてない時間から走り出す列車ですが、4両もつないでました。外もまだ真っ暗なのでこの列車は寝て行くと決めてましたが、車内が寒すぎなのには参りました。暖房があまり効いていないのに加え、車掌乗務なので駅ごとに3カ所の扉が全部開くものだから、暖かい空気は逃げ冷たい風がどんどん入ってきます。九州だからといって3月が暖かいと思ったら大間違いですね。東京のほうが暖かいですわ。結局ほとんど眠れないまま終点の指宿に着いてしまいました。
第15ランナー
指宿枕崎線5321D 普通
指宿6:09発→枕崎7:20着
キハ140形気動車1両編成 乗車車両…キハ140 2062
指宿で、日本の最果て駅のひとつである枕崎へ向かう列車に乗り換えです。山川を過ぎた辺りから夜がだいぶ明けてきて、開聞岳のシルエットを拝むことができました。今日もいい天気のようです。


1時間10分ほどで枕崎に到着。鹿児島を出てから2時間ちょっとですので、所要時間的にはそんなにたいしたことはありません。しかし、問題は列車本数の少なさにあります。枕崎駅を出る列車は、この折り返しの7:38の次は13:18までないのですよ。そうなると鹿児島へ戻れるのは夕方頃となるので、その後の計画が立たないわけです。こんなダイヤだから、我々は4時おきを強いられているんだ!
ところでいちおう枕崎市の代表駅たる枕崎駅ですが、あるのはホーム1本とアーチ2ヵ所だけです。何年か前までは駅舎もありましたが、そこは取り壊されて今はスーパーが建っちゃってます。これはもともと駅舎の所有者がJRではなく鹿児島交通だったせいで、所有者が土地を売ることになったからJRとしては駅を移さざるを得なくなったというわけなのです。で、こんな有様になりました。
なん〜にもな〜いよ〜
まっくらざき〜えき〜♪
元ネタ「まっくら森の歌」
第16ランナー
指宿枕崎線5322D 普通
枕崎7:38発→西大山8:30着
キハ140形気動車1両編成 乗車車両…キハ140 2062
何にもない枕崎にはそれほどの用もないので、今来た道を戻ります。何せこれに乗らないと次は13時ですからw。でも今回は、JR日本最南端の駅として有名な西大山駅で下車しました。

いやまさに、西大山といえばこの風景ですよねえ。今日実にお日柄…ではなくお天気もよく、開聞岳も綺麗に見ることができました。開聞岳ってのは実に山っ!て感じですよねえ。まさに山という漢字そのもの。子供が絵に描いた山のように均整の取れた形です。富士山もそうですけどよくもまあこんな見事な形が出来上がったものです。
西大山で降りたのは私一人で、しばらく写真を撮ったり駅ノートに書き込んだりして過ごしていたんですけど、しばらくしたら近くのホテルのマイクロバス2台と観光バス1台がやってきました。

わ〜〜、団体様のお着きだ〜〜(byルパン)
あっという間に、駅は年配のおじ様おば様たちに占拠されてしまいましたとさ。こうなる前に撮影とか済ませておいてよかった。
第17ランナー
指宿枕崎線5324D 普通
西大山9:03発→指宿9:28着
キハ40形気動車1両編成 乗車車両…キハ40 5023
西大山駅も枕崎駅と同様、一日の列車本数が非常に少ない駅なのですが、朝のこの時間だけは33分後に次の列車が来るという高頻度運転(笑)になってます。先ほどの団体様約50名も1両編成の列車に乗り込んだので、車内は一気に大混雑となりました。しかし彼らは山川で鹿児島中央行き快速に乗り換えたので、指宿までの車内はまたガラガラに。混んだり空いたり何ともせわしないです。
第18ランナー
3072D 特急指宿のたまて箱2号
指宿10:53発→鹿児島中央11:45着
キハ47形気動車2両編成 乗車車両…キハ47 8060

あしゅら男爵、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
というわけで、指宿からはちょうど1年前にデビューしたばかりの観光特急「指宿のたまて箱」に乗車です。これは全車指定席なんですが、頑張って最後の一席をゲットしました。

到着した1号からはテレビクルーが降りてきて乙姫様と記念撮影してたんですけど、この左側のおっさん誰でしたっけ? きたろうであってます?
※コメントによると石丸謙二郎さんとのことです。ありがとうございました。

車内はこんな感じ。私の席は窓に向かっている座席でした。少々窓枠にかぶっている席でしたが気分は上々です。

天気がいいので錦江湾の向こうにそびえる桜島も綺麗に見えましたが、ちょうど爆発して噴煙をモクモクとあげていました。ホテルに着いてヤフーニュース見たら載ってましたが、このあとの15時くらいにもっと大きな爆発があったようですね。普段は日常茶飯事過ぎてニュースにならない桜島の噴火がニュースになったんですから、いつもより規模が大きかったことが分かりました。
景色に見入ってるうち、あっという間に鹿児島中央へ到着。うーむ、いい列車なんだけど乗車時間が短すぎるなあ。JR九州さんよ、これどうせなら枕崎まで走らせようぜ。
第19ランナー
566A さくら566号
鹿児島中央12:30発→熊本13:19着
N700系新幹線電車8両編成 乗車車両…781-8004
鹿児島中央から熊本までは九州新幹線で移動。周遊きっぷのエリアに九州新幹線は含まれていないので、特急券のみならず乗車券まで完全に自腹です。まったくけち臭いものですな。せめて運賃くらい有効にしてくれたらいいのにと思います。下のルートが三セク化されて使えないのに、上も使えないって酷いですよね。肥薩線回りじゃものすごく時間がかかるし…。まあJRは数年以内に周遊きっぷを全廃するつもりでしょうがねどうせ。
昼食は車内で「鹿児島黒豚赤ワインステーキ弁当」を食べました。前から食べたかったんですよね。実にうまかっ です。
第20ランナー
三角線535D 普通
熊本13:29発→三角14:23着
キハ200系気動車2両編成 乗車車両…キハ200-102
熊本からは未乗路線の三角線に乗車です。今は学年末試験の時期なのか、昼過ぎのこんな時間から高校生がいっぱい乗っていて、危うく座れないところでした。

天気がよいので、有明海を挟んだ対岸の島原半島にある雲仙普賢岳もしっかり見えましたよ。昔島原鉄道に乗ったときは、晴れていたのに黄砂のせいで雲仙がまったく見えなかったこともあったんですけどね。今回の旅行は実に天気に恵まれてます。

三角に到着。こちらの駅舎も水戸岡先生の手によってリニューアルされました。本当はこの折り返しは観光特急「A列車で行こう」に乗りたかったのですが、今日は平日で走っていないのでまたの機会です。来週からは、春休み期間ということで平日も走るんですけどねー。
第21ランナー
三角線538D 普通
三角15:08発→熊本16:02着
キハ200系気動車2両編成 乗車車両…キハ200-102
復路。特に変わったことはなし。
第22ランナー
鹿児島本線342M 普通
熊本16:11発→荒尾17:02着
415系1500番台電車4両編成 乗車車両…モハ415-1513
本日の目的は達成したので、あとは宿泊地である北九州の若松を目指すだけです。前述の通り周遊きっぷでは九州新幹線に乗れないので、ひたすら鹿児島本線に乗ります。鳥栖行きの342Mはオールロングシートの415系でやってきました。仕方がないので寝て過ごします。
第23ランナー
鹿児島本線4268M 快速
荒尾17:15発→博多18:23着
813系電車9両編成 乗車車両…サハ813-210
荒尾で鳥栖行きから降り、当駅始発門司港行きの快速に乗り換えます。9両もつないでいたのでこの時点ではガラガラで実に快適。しかし、博多が近くなるにつれてどんどん客は増えていきました。それもそのはず、今日は月曜なんですもんね。それも18時くらいになったら、そりゃ帰宅客で混むはずですよ。このまま乗ってれば筑豊本線に乗り換える折尾にも先に着くんですが、周遊きっぷを有効利用するためにいったん博多で降りました。
第24ランナー
70M 特急きらめき20号
博多18:38発→折尾19:14着
787系電車6両編成 乗車車両…サハ787-208
周遊きっぷの効力を生かし、博多からはホームライナー的性格の強い特急きらめきに乗車。こちらの列車も帰宅客で混雑していましたが、セミコンパートメントもあるサハ787に座席を確保しました。元つばめの787系はさすがにエレガントな車両です。
第25ランナー
筑豊本線6480D 普通
折尾19:30発→若松19:48着
キハ47形気動車2両編成 乗車車両…キハ47 1052
本日最後の列車はキハ47の2両編成。特に変わったことなし。若松の駅前は思ったより何もなかったです。
その4へ続く。
いやいや、俳優・世界の車窓からなどのナレーションなどでお馴染みの
石丸謙二郎さんではないかと思いますが。
女名前の中年おっさん、西村都弓(つゆみ)でした。
ああ、石丸さんですね。
すっきりしました。ありがとうございます。