憧れの職業を模倣した彼の行為は理解できる。警察官採用試験に挑戦するも不合格になってしまった彼だが、せめて白バイ隊員の気分だけでも味わいたかったのだろう。だけど悲しいかな、警察官のコスプレはそれだけで犯罪になってしまうし、バイクを白バイ風に改造すると違法になってしまうのである。残念ながら。
彼のコメントがまた泣かせるじゃないか。
「夢を捨てられなかった。正しい運転を一般ドライバーやライダーに見せたかった」
私には、彼を批判できません。・゚・(ノД`)・゚・。 できるなら、諦めずにもう一度試験を受けてください……って、こんな前科が付いたんじゃもうムリかな?
ところで、どこまで白バイに似せたら不法改造になるのかが気になった。とりあえず、赤色灯とサイレンは一発でアウトだろう。「POLICE」のステッカーもまずいかな、警視庁のマークも。でも、カラーリングだけならどうなんだろ? 別に、白いバイクが違法にはなってないよね。
ただ、警察官コスプレのほうはけっこうシビアなようである。細かいところは違っていても、周囲の人が見て警察官だと勘違いするような格好だと罪になってしまうそうだ。ミニスカポリスみたいに、どう見ても本物の警察官だと思われない物なら大丈夫なようだが…。違法にならないようにするには、せいぜい警備員の制服とかにするしかないと思われる。
偽警官が逮捕される事件はしばしばあるから、警察マニアという人種もそれなりにいるのだろう。水野晴郎も警察マニアだし。でも、グッズを集めるのも法に触れる場合が多いし、不憫な趣味だ。悪気はないだけにねぇ。
警察官への夢破れ…偽造白バイ走行で書類送検(サンスポ)
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