2012年07月14日

JR完乗達成の旅・その1

 はーいみなさんどうもこんばんは。私、ただいま函館市内のホテルでこれを書いております。17日までの予定で北海道に滞在するのですが、今回の旅行で私はついにJR全線の完全乗車を達成できることと相成りました。記念すべき旅行なので、わざわざ重い思いまでしてPCを持ってきました。宿も全てLANが使用可能なところを選んでますので、毎晩レポートを書こうと思います。

第1ランナー
1B はやぶさ1号
E5系電車10両編成
東京8:12発→新青森11:22着


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 今回の旅行の旅立ちの列車は、はやぶさ1号。旅行計画当初は北斗星で行こうとも考えていたのですが、1カ月前の午前10時に買いに行く事ができず敢え無く満席となってしまったので、普通に新幹線と白鳥を乗り継いで北海道入りすることとしました。

 はやぶさに乗車したのはこれが二度目です。昨年夏に青森へ行った時に乗ったのが最初でしたが、あの時はまだ暫定ダイヤ中で徐行区間もあったため、最高時速300キロで本領発揮しているはやぶさに乗るのは初めてのことでした。

 いずれ東北新幹線はE5系とE6系に統一されてしまうようなので今後は珍しくも何ともなくなるわけですけど、相変わらずはやぶさは人気ですね。新幹線がそれほど好きでない私でも、E5系は好きです。何と言っても、普通車にも装備されているヘッドレストが素晴らしすぎる。私は新幹線に乗ると基本的に爆睡するのですが、寝ていると首がグキってなって痛くて目覚めることが多々あるのです。しかしこのフカフカのヘッドレストさえあれば、首が一定以上曲がらないのでそんなことも起こりません。今日はこれのおかげで、盛岡を過ぎるまで快適に眠ることができました。


第2ランナー
8017M 特急白鳥73号
485系3000番台電車6両編成
新青森12:06発→函館14:31着


 新青森ではやぶさ1号にすぐ接続する函館行き特急は11:34発のスーパー白鳥15号なのですが、在来線ホームに降りるとそこには既に長蛇の列が出来上がっていました。この列車の指定席券は取れていなかったので自由席に乗るしかなかったのですが、さすがにこれは無理と判断し、30分ほど後で発車する臨時の白鳥73号に乗ることにしました。

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 臨時の増発列車は最新の時刻表を見ていないと走るかどうか分からなかったりするので、定期列車よりは混雑しないことが多いです。今回も御多分にもれず、先のスーパー白鳥15号が指定席のデッキにまで立ち客を乗せて発車したのに対し、こちらは自由席の窓側にも空席があるほどの混雑度でした。私の隣の席にも最後まで誰も来ませんでしたし、白鳥を選んで正解でした。

 しかしここでトラブルが。どうやら今日は青函トンネル内で信号故障があったそうで、蟹田を出た辺りからズルズルと遅れ始めてきたのです。

青函トンネル内で特急立ち往生

 14日午前10時35分頃、北海道と本州を結ぶ青函トンネル内で、竜飛海底―吉岡海底駅間の信号が赤のまま切り替わらなくなった。この影響で、走行中だった新青森発函館行きの特急スーパー白鳥95号が約1時間0分にわたり、トンネル内で立ち往生し、後続列車にも遅れが出た。JR北海道は、列車位置を感知する装置に不具合があったとみて原因を調べている。


 蟹田を5分遅れくらいで発車したところまではまだよかったのですが、その後新中小国信号場でも数分停まり、津軽今別では15分ほど停まってしまいました。ま、私の席がちょうど津軽今別の駅名票の真ん前で止まって、写真を撮れたのはすごくよかったんですけどもw。

 青函トンネルに入ったのを確認してから目を閉じたのですが、気付くと列車は竜飛海底で停車していました。放送によると、前を走っている列車が信号故障のあった竜飛海底〜吉岡海底間を安全確認のため時速15〜20キロ程度で徐行しているので、当該区間を抜けるまで当列車は竜飛海底で待つとのこと。前の列車が抜け次第、当列車も同じように徐行しなければならないということで、これは相当な遅れが予想できました。

 待つこと40分くらい。朝に東京駅で買ったジャンプも読み終わってしまい、もうちょっと寝ようかと思ったら車両から朗報が。何でも完全に安全が確認されたので、今後は通常の速度で運転を再開するとの報告でした。そんなこんなで、函館には所定より1時間3分ほど遅れて到着。ま、今日の行程は函館までなんで私にとっては何の影響もなかったわけですがね。しかし、ぎゅうぎゅう詰めでのろのろ運転を強いられた先発のスーパー白鳥に乗らなくて本当によかった。函館に着いたら、今日から夏の運転が始まった「SL函館・大沼号」がホームに停まっていました。

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函館市電で遊ぶ

 函館を訪れるのは平成14年の秋以来なので、ほぼ10年ぶりでした。あの頃はまだ、現駅舎も建設中で半分しか出来てませんでしたね。

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 駅を出て電停に向かうと、ちょうど「箱館ハイカラ號」がやってきたところでした。何というグッドタイミング。やっぱ函館に来たらこの電車に乗らなければ始まりません。

 残念ながら私が信号待ちをしている間に「箱館ハイカラ號」は発車してしまったので、後続の電車で追いかけます。なあに、終点まで行ったら戻ってくるのが当たり前なので、焦る必要は何もないのです。

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 十字街で電車を降りて、谷地頭から「ハイカラ號」が戻ってくるのを待ちぶせ。10分くらいでやってきました。

 現在、常に乗れる(冬季を除く)状態でオープンデッキ型の路面電車が走っているのはこの函館くらいなものです。しかもこれは、レトロ調に造った新車などではなく正真正銘のレトロ電車ですからね。復元されているとはいえ、元を辿ればこの電車は明治43年生まれの御年102歳ですからね。すごいものです。

 そうそう、函館市電の電車はみんなワンマンですが、この電車だけは運賃箱やブザーを装備していないので車掌さんが乗務されてます。その車掌さんがとても可愛い方で思わず見とれてしまいましたw。函館市電には「柏木ゆの」と「松風かれん」という二人の「鉄道むすめ」がいるのですが、

「リアル鉄道むすめΣ(゚Д゚ υ) イタ!!」

と心の中で叫んでしまったわけで。後から名前でググったら、NHKでやってる矢野直美さんの番組にも出演されたことがある方のようでした。

 「ハイカラ號」は終点の湯の川に到着後、折り返しで駒場車庫前行きに。今日の運行はこれで終わりのようでした。湯の川からだとわずか4駅しかないのですが、オマケのような形でいちおう客扱いもします。せっかくなので最後まで乗らせて頂きました。

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 駒場車庫前到着後、電車は車庫へ、車掌さんは乗務員詰所へと引き上げます。本日もお疲れ様でございました。


夕食、そして宿へ

 そして私は電車で函館駅前へ戻り、どんぶり横丁で夕食。函館丼もえび汁もめちゃくちゃ美味しかったでゲソ。

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 実は昼食を食いっぱぐれていたので、美味さは5倍にも10倍にも膨れ上がりました。腹を満たした後は、疲れたので早めに本日のお宿へ。今日は三連休の初日ということもあって函館市中心部のホテルはほぼ全滅だったのですが、五稜郭駅近くのホテルが空いていたので泊まることができました。五稜郭公園周辺ならともかく、周囲に観光スポットのない五稜郭駅周辺は穴場だったようです。一泊3.675円の安宿なのですが、ハイビジョンテレビあり冷蔵庫ありLANありのとても綺麗なホテルだったのでビックリ。自動販売機もボッていないという良心的なところでした。

 あ、そうそう。五稜郭駅に着いた時、ちょうど駅構内では大阪行きトワイライトエクスプレスが機関車の付け替えをやってましたよ。

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 トワイは五稜郭駅運転停車なので時刻表からはその到着時刻・発車時刻が読み取れないため、これが見られたのはラッキーでしたねー。

 というわけで、明日へ続く。明日は旭川からお届けします。

posted by atsu at 21:21| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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