2006年11月26日

相変わらずごちえーさんはトバシてます

【コラム・断】イジメで自殺するくらいなら(産経)

 イジメ自殺が社会問題となっている。新聞でもテレビでも識者と称する恥知らずたちが、おためごかしの助言を垂れ流して小銭を稼いでいる。イジメに苦しむ少年少女よ、あんなものが何の役にも立たないことは、君たち自身が一番良く知っている。唯一最良のイジメ対処法は報復に決まっているではないか。

 実はイジメ自殺は何年かごとに社会問題となり、そのたびに真実の声が良識という名の愚論によって圧殺されてきたのだ。十一年前にもイジメ自殺が相次ぎ「少年ジャンプ」が悲痛な叫びを特集連載した。それをまとめた『いじめレポート』(集英社)にこんな声がある。「徹底的に体を鍛えた。復讐(ふくしゅう)のために…。やられる前にやれ!」(A男)。A君は拳法、柔道で「歩く凶器」となり、イジメを粉砕した。睡眠薬自殺未遂のC子さんは、死を思う気持ちよりも「憎しみの方が強くなった」「私もガンガン殴り返す」「女でもやるときはやるんだ!」。別の女児もこう言う。「どうしても死ぬっていうんなら、いじめた奴に復讐してからにしなよ」

 学校では報復・復讐は道徳的な悪だと教える。しかし、それは嘘だ。人間が本来的に持っている復讐権を近代国家が独占したに過ぎない。大学で法制史を学べばすぐわかる。復讐は道徳的には正しいのだ。現に、ロシヤに抑圧され続けたチェチェン人は果敢に復讐をしているではないか。

 被害者が自ら死を選ぶなんてバカなことがあるか。死ぬべきは加害者の方だ。いじめられている諸君、自殺するぐらいなら復讐せよ。死刑にはならないぞ。少年法が君たちを守ってくれるから。(評論家・呉智英)





 こういうことを書けば、「復讐は復讐の連鎖を産む」「暴力はいけない」という連中から叩かれるのは目に見えている。だけど、それを承知でここまで過激なことを言っちゃうごちえーさんはなかなかステキだ。

 まあ確かに「復讐」というと聞こえは悪いけど、いじめというのはいじめられている側が無抵抗であればあるほどエスカレートしていくものだということだけは間違いない。「完全シカト」というタイプのいじめだと効果がないのだが、そうでない限りはちょっとした抵抗が解決につながることはあると思う。

 いじめているヤツというのは、自らを絶対に安全なところに置いたうえで、「こいつは何をしても絶対に抵抗しない」という確信を持っていじめている。「こいつをいじめたらやり返される恐れがあり、その場合は自分も相当のダメージを負う」と認識する相手をいじめることはない。

 いじめに命を懸けているようなヤツには効かないかもしれないが、冗談半分でいじめているようなヤツラに対しては、思わぬ反撃は功を奏することだろう。直接相手を傷付けなくても、イスを持って振り回すとか、大声でわめくだけでも効果はある。「こいつ、キレるとヤバイ」という認識を相手に与えれば成功だ。それでよりいじめが酷くなる可能性もあるが、何もせずじっと耐えているよりは何かが変わる可能性はある。ジャイアンだって、殴っても殴ってものび太が立ち向かってきたときには、恐れをなして逃げ帰ったじゃないか。

 いじめに関して、憲法9条の理屈は通用しない。こちらがいじめる気がなければ、誰もいじめてくることはないなんてことは絶対にない。いじめっ子というのは卑劣だから、イジメやすい弱い者を狙うのが常だ。石原都知事が言ったらなぜか叩かれたが、ファイティングスピリットがなければどこに行ってもいじめられるというのは正論である。学校でも社会でも、卑劣漢は自分よりも弱いヤツを求め続けているのだから。

 ところで、ジャンプがやった「いじめレポート」を覚えているなんて、これもさすがはマンガに詳しいごちえーさんだ。「元気やでっ」が懐かしいなぁ…。
posted by atsu at 22:45| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(1) | ニュース−社会 その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このコラム、izaで「クレトモフサみたいな論調だなあ」と思いながら読んでいたらやっぱり本人でした。

2chスレッドもちょっと覗いてみたのですが、明らかに呉智英という人物を知らずに青臭い反論している人がとても多くて、「世間では彼はまだまだマイナーな存在なのね」とちょっと悲しくなりました。

でも、テレビや雑誌で彼が叩かれる心配はまず無いでしょう。「復讐の連鎖」だの「暴力はイクナイ」といったしょうもない反論など、彼にかかればたちまち論破される事くらい少し知識があればわかることですから。
Posted by noririn_in at 2006年11月27日 01:10
死ぬなら復讐しろなんて無理な話かなぁと思います。
結構のところ、自分だとやり返す勇気がなくて、自分ができる死ぬ気の最大限の復讐は自殺と言う形なんですよね。だから、遺書に相手の名前を書いたりするわけで。

自分じゃ力がないから死ぬことによって相手に間接的に復讐を与える。何とも悲しい現状ですよね。

Posted by TAMA at 2006年11月27日 10:27
私も自分がいじめられっ子だった経験から、これは有効だと思いますね。私もよく逆ギレしたもんです。
結局最後は「やるかやられるか」という弱肉強食、獣同然の世界。いじめの世界に「暴力はよくない」だのという大人の理屈なんて通用しません。憲法9条なんて鼻くそほどにも役に立ちやしません。
そういう自身の経験から言えば、いじめが原因で自殺する子供は、気の毒だけど、多分その程度しか世間を渡っていけないから、自己を淘汰していっているのかな?という風に見えてしまいます。
病気で短命な子供がいるのと同様、精神的に弱くて淘汰されている感じ。

同じ死ぬなら、巻き添えにしてから死ね、ってのは、自分に子供がいて、その子供がいじめられていたら、同じことを言うな、きっと。
Posted by 佐倉純 at 2006年11月27日 13:08
極端な例ですが、山口県光市の光高校でいじめられてた子が、
オリジナル手作り爆弾を教室で爆発させた事件、
自殺するのに比べたらだいぶいいと思いますよ。
もちろん全肯定するわけではないですけど。

TVタックルでやってましたけど、アメリカの銃乱射事件の犯人はいじめられっ子が多いとか。
国民性が出るんでしょうか。
Posted by チョロQ at 2006年11月27日 23:20
平和原理主義者が寝言ほざいてます

http://www.kakiko.com/tora/rai/rainman/index.html
Posted by なま at 2006年11月28日 12:23
>noririn_inさま

ごちえーさんはちょっと前にも、未履修問題に絡んで面白いことを書いてましたね。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/26202/

みんな、ごちえーさんのコラムを真正面からとらえすぎです。だから青臭いキレイゴトになっちゃうんでしょうね。

>TAMAさま

ま、復讐というと聞こえは悪いんですがね。
まあでも、死ぬことで復讐しようと思うくらいなら、生きて少しでも反撃したほうがいいだろうと思います。

>佐倉さま

キレてみるのは本当に効果的だと思いますよ。
中途半端にキレると「あいつキレるとおもしれえ」とかなっちゃうんで、キレるなら徹底的に、いじめっ子に恐怖を与えるくらいのキレ方をするのがいいと思います。
最近のいじめられっ子は、キレることすらできないんでしょうがね…。
じっと耐えていたところで、何も変わらないんですがねぇ。

>チョロQさま

ありましたねそんな事件。すっかり忘れてましたよ。
あそこまで派手にやっちゃうといじめられっ子のほうが悪者になっちゃうので、何事もほどほどが肝心ですな。
日本が銃社会じゃなくてよかったとは思います。
Posted by atsu at 2006年11月28日 22:03
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Weblog: 桜日和
Tracked: 2006-11-27 18:54