「日の丸・君が代」反対教諭への戒告は適法…東京高裁(読売)
日の丸や君が代に反対の意思を表す服装で入学式に出席し、東京都教育委員会から戒告処分を受けた女性教諭(56)が処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が26日、東京高裁であった。
原田敏章裁判長は、「女性教諭の行為は入学式の円滑な進行を妨げ、混乱を招くおそれがあった」などと述べ、請求を棄却した1審判決を支持、女性の控訴を退けた。
また、判決は「日の丸や君が代は平和主義を採用する戦後の現行憲法下で国旗や国歌として定着してきた」と指摘、「公立学校の入学式で国旗掲揚、国歌斉唱を実施すること自体は憲法に違反しない」と述べた。
判決によると、女性教諭は2002年4月、当時勤めていた都立大泉養護学校の入学式で、国旗掲揚や国歌斉唱に反対するため、日の丸に斜線を引いたような図柄が入ったブラウスを着て出席。校長から上着を着るよう命じられたのに従わなかったため、同年11月、戒告処分を受けた。
日の丸や君が代を巡っては、東京地裁が今年9月、「国旗・国歌と規定された現在でも、国民の間で中立的な価値が認められたとは言えない」として、式典時に国歌斉唱などを義務付けた03年の都教委の通達や指導を違憲とする判決を出している。今回の訴訟では、この通達以前の処分が問題となったが、学校行事での国旗掲揚や国歌斉唱を肯定する判断を示した。
はい、また残念賞。
ていうか、国旗・国歌に反対云々以前に、そんなブラウスを着て卒業式に出席するこの女教師の神経を疑うね。こんな幼稚な行為が、人々に理解されると本気で思っているのか? こういう行為が自分たちの首をさらに絞めるということを、いつになったら理解できるのかねぇ…。
いつまで経っても理解出来ないから、こんな教師になっちゃったんですよ(笑)。
どこかのブログで読みましたが、この女教師の主張がまかり通るなら、特攻服を着た別の教師が卒業式に出席しようとしても処分しなくて良い事になります。
自分の主張ばかり主張するが、相手が同じ権利を行使する事は考えられないのが『彼ら』の特徴です(笑)。
でも彼らは世間とズレているから「特攻服には唯我独尊・喧嘩上等・天下無敵・世露死苦などと書かれているからダメだが、この教師の服には書かれていないので『戒告処分の取り消し』を求めた」と言うのかも(笑)?
その場に合った服装というのは必要ですよね。
少なくとも卒業式は政治主張の場ではありませんから、メッセージ性のあるものを着用するのは間違っています。
ま、こういうことを言っても彼らには通じないんでしょうけど。