給食費:小中学校9万9000人、22億円滞納 「親の規範欠如」−−文科省全国調査(毎日)
給食を提供している全国の小中学校で05年度、給食費の滞納額が計22億2963万円に上ることが24日、文部科学省の初めての実態調査で分かった。滞納者総数は全体の1%にあたる9万8993人で、回答した学校の6割が「保護者の責任感や規範意識」の欠如が主な原因と認識。また、「保護者の経済的な問題」を原因に挙げた学校も33・1%あった。
◇沖縄が突出
調査は、給食を提供している国公私立の小中学校計3万1921校、1003万3348人を対象に05年度の滞納額や理由などを調べた。国会などで給食費の滞納が増加しているという指摘を受け調査した。
滞納の児童・生徒がいる小中学校は全体の43・6%にあたる1万3907校。滞納の児童・生徒や金額について「かなり増えた」「やや増えた」と感じている学校が49・0%に達した。滞納の児童・生徒の割合を都道府県別で見ると、(1)沖縄県6・3%(2)北海道2・4%(3)宮城県1・9%の順で多かった。「ゼロ」とした自治体はなかった。
(中略)
文科省学校健康教育課は「世間体を気にする地域性もあると思う」と指摘。また、沖縄県や北海道が高率だったことには「地域経済の問題もあるのではないか」と推測した。【高山純二】
宮城県出身者として、恥ずかしい思いでいっぱいであります。全国の皆さんに、愚かな親どもに代わりましてお詫びを申し上げます。本当に申し訳ございませんm(__)m。
文科省のお役人は、北海道や沖縄に未納が多いことを「地域経済の問題では?」と推測しているが、それだと出稼ぎ率1位と言われている青森県がわずか0.3%であることの説明がつきません。それに、宮城も決して貧乏人が多い県ではないです。私はやはり、「払えない」家庭よりも「払わない」家庭のほうが断然多いと思いますね。ペナルティがないから、最近のナメた親は払わないんです。
払わない親が多いせいで、給食のグレードが少しずつ下げられているというのが気の毒でなりません。マジメに払っている人がバカを見ています。払わないバカ親は「誰にも迷惑かけてない」とかのたまうかもしれませんが、確実に多大なる迷惑をかけているわけですね。いい加減、許すべきではないと思います。
沖縄の人も、北海道の人も、宮城の人も、
「払わなくても、なんくるないさ〜」
「払わなくても、なんとかなるべさ」
「払わなくても、なんとがなっちゃ」
では困るんです。最近は食事すら作らない親も珍しくないそうですから、給食が唯一食事らしい食事だという子供もいることでしょう。そんな彼らから給食を取り上げたら、三食全てコンビニ弁当ばかり食べさせられて、マトモに成長しなくなっちゃいますよ。
では、バカ親たちに給食費を確実に払わせるにはどうしたらいいでしょう。私は、他の教材費と抱き合わせにするしかないと思いますね。さすがのバカ親たちも、ドリルや資料集やピアニカを買うお金や、修学旅行費の積み立てくらいはきっちり払っているでしょう。月々必ず教材費の集金はありますから、それに給食費も組み込んじゃえばいいんですよ。そうすれば、取りっぱぐれることもだいぶなくなると思います。払わなきゃ修学旅行にも行けないし、業者から教材も届きませんからね。
ホントの困窮家庭には、補助金の申請を勧めればよいんです。だけど、払えるくせに払わない家庭に関しては、もっと厳しい措置で臨みましょう。支払うまで口座を凍結できるくらいの権限は、持ってもいいと思いますよ。