2007年08月01日

日本人は「慰安婦決議」に対して怒れ!

慰安婦決議案採択 米下院(産経)

 【ワシントン=有元隆志】米下院は30日の本会議で、慰安婦問題に関する対日非難決議案を採択した。決議に法的拘束力はないが、日本政府に公式謝罪を求めている。決議案の共同提案者は下院議員総数435人のうち167人に上ったものの、決議案が採決された際に本会議場にいたのは、わずか10人程度。発声による投票の結果、出席者から異論は出なかったため採択された。

 ペロシ議長ら下院指導部は、参院選に影響を与えることを避けるため、採決の日程を選挙後の30日に設定した。上院には提出されていない。

 この日、ラントス外交委員長(民主党)が趣旨説明を行った後、決議提案者のホンダ下院議員(民主)らが演説した。共和党からもロスレイティネン外交委筆頭理事らが賛成演説を行った。反対演説はなかった。

 ホンダ議員は採択後の記者会見で、「決議は日本政府に対し、公式で明確な謝罪を慰安婦に行うよう求める強いメッセージだ」と述べ、日本政府の公式謝罪を求めた。

 慰安婦問題をめぐっては、安倍晋三首相が4月末に訪米した際、ペロシ議長ら議会指導者との会談で、「人間として首相として心から同情している。そういう状況に置かれたことに申し訳ない思いだ」と語った。

 ブッシュ大統領は首脳会談後の共同記者会見で、「首相の謝罪を受け入れる」と首相の対応に理解を示しており、日米政府間では事実上解決済みとなっている。

 これまで慰安婦決議案は4回提出され、昨年秋には外交委で可決されたものの、本会議では採決されず廃案になった。

 一方、下院外交委員会は31日、アジア・太平洋地域の安定強化や、テロとの戦いにおける日本の役割について謝意を示す決議案を採決する。ラントス委員長やホンダ議員も共同提案者となっている。慰安婦決議で日本非難をしたため、日本への謝意を示すことでバランスをとるねらいがあるとみられる。





 今回のことで、アメリカの下院には真実とウソの区別もできない低能議員がたくさんいるということが分かりました。私も、アメリカへの態度を考え直さねばならないと思っています。中朝韓による日米離間工作だから過剰に騒ぐなと言う人もいますが、仮にそうだとしても、中朝韓のそんな工作にまんまと乗せられる議員がこんなにいるということに失望です。

 ここは、日本人として怒らなければなりません。アメリカがこれ以上調子に乗るのならば、私の口からいつ「何で国土を削ってアメリカに基地を提供せなあかんねん」「何で辺野古の綺麗な海を犠牲にして基地を作らせなあかんねん」「何で米軍なんぞに思いやり予算をやらにゃならんねん」「何で日本がアメリカの戦争をお手伝いせなならんねん」というセリフが飛び出すか分かりませんよ。そして、「9条を改正して自衛軍を創設した後、日米同盟を破棄!」と続くわけです。もうアメリカなんぞ信用ならないから、自分トコでしっかり防衛しなくちゃならなくなるかもしれませんね。


 まあそれはさておき、骨子を見るとこの決議は酷いものです。およそ、自由を標榜する国家の議会が出したものとは思えません。

・慰安婦制度は日本政府による強制的売春

・一部教科書や公職にある者が問題を軽視

・日本政府が歴史的責任を認め首相の公式声明で謝罪すれば問題再燃を防げる

・日本政府は旧日本軍のために女性を性的奴隷にしていないとの主張を容認すべきでない

・日本政府は元慰安婦への国際社会の声に耳を傾けるべきだ

・日米同盟はアジア地域の要


 これだけ見ても、この決議を作った人間が問題の本質など何も理解していないのが分かります。問題の核は「日本政府が強制連行したかどうか」であって、それは悉く否定されているのに、そんなことは考慮もせず「強制的売春」と決め付けています。彼らは未だに、吉田清治の詐話を真実だと信じて疑わないんでしょう。吉田のホラ話なんか、出た直後に韓国の新聞によって否定されているというのに。

 しかも「日本政府は旧日本軍のために女性を性的奴隷にしていないとの主張を容認すべきでない」というのは凄すぎる要求ですよ。日本政府は、従軍慰安婦を否定する言論を弾圧せよと命じているのです。この文は、本当にアメリカで作られたものなのか怪しくなりますね。本当は中国か北朝鮮で作られたんじゃないかと。

 したがって、この決議を受け入れる日本人がいたならば、それは日本国憲法に反することになります。日本国憲法第21条には、「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。」としっかり書いてありますから、政府が否定論を弾圧したら、これは違憲ですよ。言論の自由・表現の自由を標榜するマスコミ(特に政府が何か口出しする度にギャーギャー騒ぐサヨクマスゴミ)の皆さんは、アメリカのこの横暴に反発しないのでしょうか。これに反発しない言論人は、今すぐにその職を辞すことをお勧めします。


 この決議の仕掛け人であるマイク・ホンダも、今は念願かなってさぞかしご満悦でしょう。これで中国系団体からの献金も増え、次の選挙も安泰だとほくそ笑んでいるんじゃないかと思います。東京新聞に彼のコメントが載っていましたが、読んだら腸が煮えくり返りましたよ。




ホンダ議員『公式謝罪への議論期待』(東京新聞)

 【ワシントン=小栗康之】米下院が三十日の本会議で日本政府に従軍慰安婦問題での公式謝罪を求める決議を採択したことを受け、提案者のマイク・ホンダ下院議員(民主党)は連邦議事堂内で記者団に対し「今回の採択は日本の政治的指導者に対する強いメッセージだ」などと述べ、日本政府が決議を踏まえ公式謝罪するよう求めた。

 ホンダ議員は「安倍晋三首相がわれわれの友情の言葉に耳を傾けることを期待する」と強調。公式謝罪の実現に向け「日本国内で議論が進むこと」へも期待感を示した。

 さらに「問題はこれで終わったとは思わない」と述べ、公式謝罪の実現に向けて取り組みを継続する意向を示した。

 一方、「決議は日本国民を非難しているわけではない」と強調。「日本が謝罪すれば日米関係はさらに強まり、日本国民や日本政府に対する称賛は高くなるだろう」と日本国民の理解を求めた。





>「安倍晋三首相がわれわれの友情の言葉に耳を傾けることを期待する」

 白々しい。何が「友情」ですか。あなたが友情を感じているのは、日本じゃなくて中韓でしょうが。本当に友情を抱いている人間は、友人に冤罪をひっかぶせてまで非難したりしません。あなたがそんなことを言うのなら、日本政府は本当に友情に基いて、友人が犯した原爆投下という罪を批判し、悔い改めさせますよ。

>「決議は日本国民を非難しているわけではない」

 何を言うか。これは、日本国民全員に対する侮辱ですよ。決議は、我々の祖父・曽祖父らの世代を強姦魔呼ばわりしているわけです。私の曽祖父も中国に従軍したことがあるそうですから、もしかしたら慰安所を利用したことがあるかもしれません。もしそうだとすると、決議は私の曽祖父を強姦魔と呼んでいることになります。きちんと料金を払って合法的に利用していた軍人を捕まえて、強姦魔とはどういうことですか! 強姦魔とは、ソ連軍のような鬼畜のことを言うのです。


 日本政府はまた黙って見過ごしそうですが、このようなデタラメ決議にはしつこいくらいに反発しなければなりません。今回の決議は、日本人有志がワシントン・ポストに載せた広告のせいで勢いづいたと考える向きもありますが、今後もあのような広告は載せ続けるべきです。バカなアメリカ人議員がグウの音も出なくなるほど、従軍慰安婦問題が捏造されてきた経緯を叫ばなければなりません。

 とりあえず私は、慰安婦問題にかなり早い段階から取り組んでいる西岡力氏の最新刊『よくわかる慰安婦問題』を英訳してアメリカで出版してほしいですね。この本は、初心者にもよく分かるほど易しく、かつそれなりに調べている人にとってもおさらいとして最適な本です。これ一冊で、慰安婦問題の本質はほぼ押さえられると言ってもいいと思います。慰安婦問題を捏造してきた張本人である朝日新聞や吉見義明教授らにも読んで頂いて、反論できるならしてほしいくらいの本です。これを読んでもまだ納得できないというのなら、もう人としてダメだと思います。真実を見る目が曇っているとしか言いようがありません。

 ワシントン・ポストの広告を見て激昂し、賛成に回った議員などは、この本に書かれていることの10%も理解していないと思います。そういう方にこそ、この本は読んで頂きたいですね。もちろん、日本語が読める従軍慰安婦肯定派の方々にも是非読んで頂きたいです。読んだ上で、それでも反論があるならどうぞ仰って下さい。謹んで拝聴いたします。




 ところで少し気になっているんですが、よしりんがワシントン・ポストに出した広告のことを批判しているんですよね。何号か前の「ゴー宣 暫」の欄外にも書いていたし、WiLL9月号の上坂冬子さんとの対談においても、

「ワシントン・ポストに出した慰安婦の広告にしてもそうですよ。『ボクはやってないよ』と教室に張り出したらみんなが読んでくれるだろう、わかってくれるだろう、事実を提示すれば良心の呵責があるだろうというのは甘い考えです。」

「相手は白人ですからレイシズム(人種差別)。『サルがなんだか騒いでるぞ』くらいにしか思っていませんよ。」

とこき下ろしてます。

 しかし、よしりんはずっと慰安婦問題についてはしっかり反論しろということを言い続けてきたはず。実際にそれを行動に移したすぎやまこういちさんらに対して、こういう言い方はちょっとないんじゃないかと思いますね。自分に声がかからなかったから、面白くなくて言ってるんじゃないかとちょっと勘繰っちゃいます。

【追記】

 私は今後、従軍慰安婦問題を語るときには「(C)朝日新聞社」というクレジットを文末に付けようかと思います。これは、従軍慰安婦問題が朝日新聞や吉見義明の創作物であるということを強調するためのものです。よかったら皆さんも使ってみて下さい。広められたら楽しいかと思います。


(C)朝日新聞社 従軍慰安婦問題は、朝日新聞社の創作物です。


posted by atsu at 01:07| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 歴史認識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このことの根低には原爆投下を正当化しそれを相殺するためだろう、原爆投下じたい日本人を人間と思っていなかった。それで無辜の民が30万人犠牲になった、明らかにハーグ陸戦条約違反だ。慰安婦問題を持ち出し日本人はこんなに悪い奴らだから原爆投下は当然でお蔭で戦争を早く終らせたとでも言いたいのだろう。

大東亜戦争時、アメリカにはドイツ系米人もいたしイタリア系米人もいた、なのに日系米人だけ財産を没収され強制収容所に入れられた、これは明らかに人種差別だ。


Posted by いしぐろじゅんいち at 2007年08月01日 19:32
>いしぐろじゅんいちさま

そうですね、結局はレイシズムが根底にあるんだと思います。
アメリカがやってもOK、ドイツがやってもOK、でも日本がやったらイカンということなんでしょう。
「アメリカも慰安所を持っていた」という事実を突きつけられて逆ギレする議員どもなんかはその典型だと思います。

原爆の実験も、やはりドイツではやりたくなかったのでしょう。敵とは言っても同じ白人ですから。
日本人なら人間じゃなくて黄色いサルだから、実験にはちょうどいいと思ったに違いありません。
Posted by atsu at 2007年08月05日 21:09
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