2008年05月14日

美味しんぼもつまらなくなったな

美味しんぼ:主人公・山岡士郎と海原雄山が歴史的和解(毎日)

 小学館の週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」の人気漫画「美味(おい)しんぼ」で、83年の連載開始当時から対立を続けてきた主人公の山岡士郎と美食家の父・海原雄山が、12日発売の第24号で“歴史的和解”を果たした。原作者の雁屋哲さんは同日付の自身のブログに「私にとって特別な日。25年、自分でもよく書いたと思う。一区切りをつけると言っても『美味しんぼ』は終わりません」と記している。

 山岡は東西新聞の記者で、企画「究極のメニュー」を担当。帝都新聞の「至高のメニュー」に携わる父と、四半世紀にわたりグルメ対決を続けてきた。24号では山岡の母の遺影を前に、父子がワイングラスを傾ける場面が描かれている。





 このことが、一般紙に載るほどのニュース扱いされていることに正直びっくりです。島耕作が社長に就任したことより、ニュースバリューは低いと思うんですけどね。

 私は「美味しんぼ」が好きですが、50巻以降はつまんなくなったのでほとんど読んでません。ギリギリ読んでいたのは、金上が出てきた辺りまででしょうか。その後は雁屋哲のサヨク思想が作中に色濃く出てくることが多くなり、読んでいて嫌になっちゃいました。山岡と栗田の間に孫が生まれたことで、「孫は鎹」効果が出て雄山が丸くなってしまったのもつまらなくなった要因のひとつです。その上に二人が和解してしまったら、さらくにつまらなさに拍車がかかるんじゃないと思ってしまいますね。

 たまにスピリッツで立ち読みはしてましたけど、近年の「美味しんぼ」は作画がおかしいんですよ。まるでアスペクト比が狂ったみたいに、全てのキャラクターの顔が潰れてしまっているんです。

どう見ても顔が潰れます


 漫画家の絵柄というのは描いているうちに変わってくるものではありますが、ここ最近の花咲アキラは明らかに下手になってると思います。山岡の目の形も何だか変ですよね。私としては、20巻から50巻くらいの絵柄がいちばんよかったと思うんですが…。

 「美味しんぼ」はまだまだ続くとのことですが、そろそろ終わらしてもいいと思うのは私だけでしょうか。

 最後に、前にも紹介した美味しんぼの面白動画をいくつか置いておきます。









posted by atsu at 23:55| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>山岡の目
このメリハリのないピグマで書いたような線は
韓国動画の特徴ですね。
アシスタントが全員雁屋経由で非日本人なん
じゃないんですか。
Posted by haruhico at 2008年05月15日 06:46
>haruhicoさま

ま、そのへんどうなのかは分かりませんけど、雁屋だけにさもありなんと思ってしまいますね。
でも、美味しんぼは背景とか料理の絵は今でもクオリティ高いんですよね。
作者よりアシのほうが画力あるのかも。
Posted by atsu at 2008年05月20日 00:12
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