駅で喫煙、警告無視し逮捕(ニッカン)
警察官の再三にわたる警告を無視し、駅構内の指定場所以外でたばこを吸ったとして、栃木県警鉄道警察隊は鉄道営業法違反(禁煙違反)の現行犯で無職の男(23)を逮捕したことが17日、分かった。県警によると、同容疑での逮捕は全国的にも異例という。
調べによると、男は12日午後7時15分ごろ、JR宇都宮駅構内の指定された喫煙場所以外でたばこを吸った疑い。男は、数人の仲間とホステスとして働く女性を勧誘するため、たばこを吸いながら構内を歩き回った。巡回中の鉄道警察隊員が警告し、男は1度は構内から出たが、再び戻り喫煙。その後も、数回の警告に従わず吸い続けたという。
県警によると、プラットホーム上など指定場所以外の喫煙で任意に取り調べることはあるが、逮捕は異例という。「悪質なマナー違反に厳しく対応した」と話している。
喫煙で逮捕とは一見行きすぎのようにも思えるけど、実に妥当な措置だと思う。マナーを守って行儀よく吸っている愛煙家たちのためにも、こんな悪質な喫煙者には厳しい態度で臨むべきだ。
この男、スポニチの記事によると「逮捕できるならやってみろ」とうそぶいた途端に逮捕されたらしいが、きっとびっくりしたろうね。まさか喫煙ぐらいでお縄を頂戴するとは夢にも思ってなかったろう。しかも、容疑が「鉄道営業法違反」じゃハクもつかないしな。
しかし、鉄道営業法で喫煙行為を検挙できるとは知らなかった。千代田区の歩きタバコ禁止条例だって、過料を請求できこそすれど逮捕はできないのに。てーか、駅構内では定められた場所以外で喫煙すると犯罪になるってことなのね。
ま、大方の喫煙者の皆さんは大丈夫だと思いますけど、駅で喫煙を咎められたら素直に従いましょう。下手に抵抗すると、今回逮捕されたこのバカ男みたいになっちゃいますから。