2008年08月14日

まるで「オールマイティパス」みたいだなぁ

インドの金メダリスト、鉄道一生乗り放題(サンスポ)

 北京五輪で11日の射撃男子エアライフルを制し、インドに史上初めて個人種目での五輪金メダルをもたらしたアビナブ・ビンドラ選手(25)に、褒美として「鉄道に一生乗り放題」のパスが贈られることが13日、分かった。本人は「飛行機の旅が好きじゃない」と公言しているだけに、まさにうってつけだ。

 国中が快挙に沸き返る中で明らかにしたのは同国鉄道相。「この偉業は五輪の残る競技に出場する選手たちに勇気を与えるだろう」と絶賛した。

 インドは、鉄道の総延長距離が世界有数の約6万3000キロの「鉄道大国」。今回贈られるパスは最高の「ファーストクラス」用で、エアコンが効いた個室寝台という。

 ビンドラ選手は裕福な実業家の家に生まれ育ち、五輪には3大会連続出場。世界中を飛び回る身だが、少なくとも国内では快適な「旅」を生涯約束された格好だ。

 もっとも、夏季五輪に1928年アムステルダム大会から参加しているインドが、個人種目でのメダル獲得が前回アテネ大会までに銀1個、銅3個だけだったというのも意外といえば意外!?





 しゅ、終身鉄道乗り放題パスとな!? それは何とも、ウラヤマシスですなぁ。

 鉄ヲタなら、一度はこんな切符に憧れるものですよね。国会議員のJRパスでさえ垂涎の的なのに、一生乗りまくれるなんて夢のまた夢のまた夢のような切符です。桃鉄でもそんなすごいカードはありませんわ。

 ま、インドの鉄道に乗り放題の切符はあんまり欲しくないですけどね。インドの鉄道は、たまに大事故起こしたりしてけっこう危ないですから。
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2008年05月27日

目指せ! 交流戦首位!!

<楽天>4連勝で貯金3…永井は5勝目 ヤクルトは5位転落(毎日)

 ○楽天5-4ヤクルト●(26日、セ・パ交流戦)

 楽天が4連勝で貯金を今季最多タイの3とした。二回に横川、嶋、鉄平の適時打など打者9人の攻撃で一挙5点。先発の永井は5勝目で「粘り強く投げられたことが収穫」。ヤクルトは5位転落。八回の好機に無得点に終わったのが痛かった。先発リオスは「二回の投球が悔しい」。

 ▽楽天・野村監督 (終盤反撃され)追う者の強みが出るよね。駒不足に助けられた。競り合いに強い? まだツキで野球をしている。プロの野球は、できてない。

 ▽ヤクルト・高田監督 リオスを責めてもかわいそう。あの回だけバックにミスも出たし。故障者もいて今は一番苦しい時期。ズルズルいかないようにしたい。 

 ○…楽天は、打線の組み替えが機能している。このカードから、主に高須が務めていた2番に左の鉄平を起用。二回には、2点を奪って、なお2死二、三塁という場面で、渡辺直が死球で出塁し鉄平が中堅右に二塁打。試合の流れをグッと引き寄せた。「ベンチから『思い切っていけ』という声が聞こえたので、その通りにした」と鉄平。新しい二番打者は冷静さを失わず、与えられた役割をしっかりと果たしている。





 楽天強杉。びっくりです。これで交流戦は5勝1敗で、堂々の単独首位。楽天以外のパ・リーグはすべて負けたので、2位日ハムとの差は1ゲームに詰まり、4位ソフトバンクとの差は2.5ゲームに広がるという、実に愉快な状況になってます。

 だけど、ゲーム終盤はちょっとヒヤヒヤする展開でしたね。結果的に勝ったからいいものの、押し出しで点をやったりしちゃいけませんよ。抑えがちょっと不安なんで、ここはひとつ福盛を大リーグから呼び戻してほしいなぁ。福盛がいりゃ、ビシビシ抑えてくれそうだから。

 ノムさんはぼやいてますが、ある意味ノムさんが不機嫌なほうが選手たちの気持ちも引き締まっていいのかもしれません。「勝って兜の緒を締める」、やっぱりこれが大事そうですね。
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2008年03月08日

原因不明の発疹って何だ?

野口みずき、中国合宿から帰国・原因不明の発疹で切り上げ(日経)

 アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきが原因不明の発疹のため、高地合宿先の中国・昆明から当初の予定を早めて6日に帰国したと、所属するシスメックス女子陸上部の藤田信之監督が8日、明らかにした。16日に出場を予定していた全日本実業団ハーフマラソン(山口)は欠場する見込みという。

 藤田監督によると、発疹が出たのは昆明入りしてから。体調も思わしくなかったため、野口は当初の予定より3日早く帰国した。7日に血液検査などの診察を病院で受けたが原因は分からなかったという。12日により詳しい検査を受ける予定。





 心配ですねぇ。原因不明の発疹とのことですが、どうしても「中国で何らかの毒気に当たったのではないか?」と心配してしまいます。たいして重くないといいんですが、選手生命のことを考えると、北京五輪は無理して出ないほうがいいんじゃないかと思ったりもします。どんなことが起きるか全く分かりませんからね。

 野口選手サイドからしてみれば、今のうちから身体を中国に慣らさせるのが目的だったはずですが、完全に当てが外れちゃいました。高地トレーニングというのも重要なんでしょうけど、あえて中国は選ばずに他の国でやったほうがよかったのかもしれません。

 ところで、北京五輪開催時には本当に外部からの食材持ち込みができないんでしょうか? それを本当に実行したなら、各国選手団はパニックに陥りますよ。だいたい、中国に安心して食べられる食材など存在しません。今になって、五輪用に無農薬とか有機栽培とかの野菜を育てたりしているようですが、そもそも中国は土壌・大気・水があらゆるもので汚染されているので、農薬が使われていなくても危険なことに変わりはないそうです。元中国人のジャーナリスト、陳恵運さんが言ってるんだから間違いありません。

 みんなが本気で不安がっているのに、一方的に安全宣言する中国当局の神経はおかしいです。ホント、スポーツやるのも命懸けの世の中ですよねぇ。
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2008年02月21日

スポーツに歴史問題を絡める愚

日本戦控え「重慶爆撃」で激励 サッカー東アジア選手権で中国(産経)

 中国のスポーツ紙「体壇週報」によると、20日のサッカー東アジア選手権男子の日中戦前に行われた中国チームの会議で、東アジア・サッカー連盟の謝亜龍会長(中国サッカー協会副会長)が旧日本軍による重慶大爆撃など歴史問題を持ち出して選手を激励した。

 同紙によると、重慶出身の謝氏は会議で、戦争中、重慶がどのように爆撃されたか、重慶市民がいかに「日本の鬼子」(日本人の蔑称)にじゅうりんされたかなどについて話した上で「重慶では絶対に日本チームに負けてはならない」とくぎを刺したという。

 謝氏の話が30分近くに及んだため、中国チームが会場に到着するのが遅れたという。

 ある選手は同紙に対し「試合とあまり関係がない抗日戦争の話を繰り返した。とても大きなプレッシャーを感じた」と不満を表明。

 また「試合前にサッカーと関係のない話を多くされると、集中力が欠けてしまう」と指摘。プレッシャーのあまり焦りが生じ後半、的確な判断ができなくなったと説明、「(協会幹部は)あまりしゃべらない方がよい」と述べた。

 中国が負けた20日の試合では、終了直前に観客席から「謝亜龍やめろ」「中国チームは解散せよ」というコールが起きたという。(共同)





 選手は謝氏とやらの激励を迷惑がったようですが、少林サッカーばりの跳び蹴りあり首絞めありの試合内容を見た限りでは、十分に謝氏の激励は効いたと思います。試合前に日本への恨みを増幅させることで、中国チームが世界中に醜態を晒す結果になり、私としては嬉しいこと限りなしですね。もちろん、蹴りを入れられて負傷した選手は実にお気の毒でしたが。

 試合中や君が代斉唱時のブーイングはだいぶマシになったようですが、やはり敗戦後の騒動は中国当局と言えど抑えきれなかったようで。期待通りに、発煙筒を焚いたり日の丸を燃やしたりしてくれるんだからたまりません。だいたい発煙筒なんて、入場時の手荷物検査で見つけろよと言いたいところですが、厳しい検査をかいくぐってまで、率先して自国に恥をかかせる中国人には好感すら覚えます。何もかもが反日教育の賜物。北京五輪ではいったいどうなることやら、今から心配です。

 ところで、来日中の唐家センは餃子問題について「中国政府として人間本位で対応したいと考えている。13億の中国国民だけでなく日本など周辺国も念頭に入れ、厳粛かつ責任を持って対応したい」と言ったとか。だけど、中国本国にいる連中が、徳島の一例だけを取り上げて「ほらみろ、中国に責任はない。日本は賠償せよ」とか言っている以上は、唐家センの言うことなどは日本向けのポーズにしか聞こえません。誰が信じますかってーの。

 北京五輪前の現在ですら、この対応です。五輪が終わったら、いったいどんなことになるのか恐ろしいですね。五輪が成功したら中国は今まで以上に居丈高になりそうなので、是非とも五輪は失敗に終わってほしいものです。
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2008年02月07日

老いてなお盛ん

最高齢の五輪選手誕生へ・66歳の法華津さん、馬場馬術団体(日経)

 日本馬術連盟は7日、北京五輪の馬場馬術団体への出場が確実となり、66歳の法華津寛(ほけつ・ひろし)選手(アバロン・ヒルサイドファーム)が日本選手としては最高齢で五輪に出場する見通しとなったと発表した。

 これまでの日本選手団の最高齢選手は1988年ソウル五輪の馬術代表だった井上喜久子さんの63歳で、3月に誕生日を迎える法華津選手は67歳での五輪出場となる。

 法華津選手は1964年東京五輪以来の出場。84年ロサンゼルス五輪は補欠で、4年後のソウル五輪は代表に選ばれたが馬が検疫に引っ掛かり出場を辞退した。

 馬場馬術団体について、国際連盟(FEI)は予選参加国の日本とオーストラリア、ニュージーランドを1カ所に集めず、3会場を同じ審判員が巡回する形で審査。日本は1月31日にフランスで予選会を行い、日馬連によると、2月4日実施のオーストラリアには劣ったが、7日のニュージーランドの成績を上回ったという。FEIは12日に五輪出場国を正式発表する予定。〔共同〕





 いやあ、すごいですね。67歳での五輪出場で、しかも44年ぶりとは。年齢もすごいですが、これほどのインターバルを経て再出場を果たした人なんてそうそういないんじゃないでしょうか。馬術は必ずしも体力が絶対だという競技ではないですけれど、それにしたってすごいです。

 この記事の見出しにはだいたい「五輪最高齢選手誕生へ」とあったので、私は最初、これまで五輪に出場した全ての人の中で最高齢なのかと思いました。だけど、これは日本人に限った話なんですよね。時事通信のコチラの記事によれば、上には上がいましたよ。

 これまでの最高齢記録は、1920年のアントワープ五輪に射撃で出場した、スウェーデン人のオスカル・スワーン選手という人で、なんと御年72歳だったそうです。しかもこの人、団体競技ですが銀メダルを獲得してるんですよね。最高齢出場選手に加え、最高齢メダリストの記録も持っているということで、これはなかなか覆せないと思います。88年前の72歳なんて今の72歳とは比べ物にならないくらいヨボヨボだったと思うんですが、いったいどんな人だったんでしょうか。

 馬術は五輪競技の中でも近代五種とかと争うほどのマイナー競技だと思うんですが、これで少しは注目が集まりますかね? 見た目は優雅だし、五輪では古くからある競技ですから、ちゃんとテレビ中継とかが入ってくれるといいですね。

 あ、そうそう、法華津さんってすごく珍しい名字ですけど、ソウル五輪では補欠だったという部分で失礼ながらクスッと笑ってしましました。
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2008年02月02日

だから石原さん好きよ

石原都知事「五輪やってもらわなくて結構」(デイリー)

 ハンドボールのやり直し予選に対するアジア連盟の批判について、「フェアじゃない」と不快感を表明した石原都知事 「中東の笛」と呼ばれる判定疑惑でやり直しとなった北京五輪アジア予選をめぐり、アジア・ハンドボール連盟(AHF)のアハマド会長が東京都の目指す2016年五輪招致にも悪影響があると警告した問題で、石原慎太郎知事は1日の会見で「言うことを聞かなかったら邪魔をするぞという言い分はフェアじゃない」と述べた。

 東京五輪招致委員会の会長を務める石原知事は「私の立場では答えにくい」としながらも「スポーツマンの言うことじゃない。非常にチープな政治家ですよ」と批判。「そんなものに屈するぐらいならオリンピック結構、やってもらわなくても」とまくしたてた。

 先月末の東京での再予選に参加した日本を処分するとしたAHFの対応にも「勝手なジャッジがまかり通る体制を認める日本人は一人もいない。理不尽だと抗議することがまさにオリンピック精神だと思う」と話した。

 アハマド会長は国際オリンピック委員会の委員でアジアスポーツ界に影響力があるとされている。





 さすが、石原閣下。あまりにかっこよくてシビれますね。ちょっと恫喝されただけで、すぐに日和って事を穏便に済ませようとする並の政治家とは違います。政治家たるもの、みんながこれくらいの気概で望んでほしいものですなあ。

 日本は最近、死刑制度や捕鯨の件で国際的に旗色が悪いですが、ハンドボールに関してはどう見ても日本に理があります。アハマドは今後、あの手この手で日本を貶めようとしてくるでしょうが、逐一冷静に判断すれば世界はアハマドがいかに理不尽か分かってくれるはず。もしも世界の国々が、アハマドのオイルマネーに買収されて日本を攻撃するのなら、それこそ石原さんの言うように「やってもらわなくて結構!」だと思います。

 どっかの新聞は、これまで「中東の笛」をのさばらせてきた日韓の不作為を批判したりしてましたが、それが今回やっと是正されたことは、何ら批判されるべきことではありません。五輪は公正なルールに基づいてこそ五輪だということを、世界に知らしめるべきでしょう。これ以上、フェアプレー精神を貫く日韓のハンドボール選手を泣かせないようにしてほしいです。
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2008年01月26日

藁半紙を復権させてはどうかしら

再生紙偽装:楽天球場名から「日本製紙」外す 宮城県に伝える(毎日)

 古紙配合率偽装の発覚で、日本製紙(東京都千代田区)は25日、命名権を持つプロ野球・楽天の本拠地「日本製紙クリネックススタジアム宮城」(仙台市)の名称から「日本製紙」の社名を1〜2年間外す考えを示した。球場を所有する宮城県に役員を派遣して伝えた。

 球場は命名権契約を結んでいた人材派遣大手「フルキャスト」が事業停止命令を受け、昨年9月に契約を解消。同12月に日本製紙と新たに契約し、元日から球場名が変更されたばかり。【山寺香】





 結局はこういうことになっちゃうんですね。私としては、日本製紙の宮城県への貢献度を考えれば、今回の問題はそんなにたいした問題ではないと思うんですけどねぇ…。

 製紙会社が自らそれを言うと言い訳にしか聞こえなくなりますが、再生紙は果たしてそんなに環境にいいのかという言論が散見されるようになりました。バージンパルプを使う場合に比べてホチキスの針を除去したりインクを抜いたり古紙を溶かしたりする多くの工程がかかることや、その度に余分な石油も燃やすことなどなど。確かにバージンパルプを使う量を減らせば森林の減少は抑えられるでしょうが、古紙100%の再生紙がどれだけ環境に優しいのかはよく分からなっちゃいました。

 紙の中でも、トイレットペーパーみたいな紙は古紙100%の再生紙で十分だと思います。汚いものを拭くための紙ですから、少々黒ずんでいても問題なし。すぐに破けない程度の耐久性と適度の柔らかささえ備えていれば、髪質などそれほど気にする必要はないでしょう。だけど、コピー用紙となるとやはり白さが要求されてくるんですよね。古紙100%では元々無理な商品だったんですから、表示の偽装があったからといって「環境を大事にしようという思いへの裏切りだ!」と騒ぐのは少々大げさかと思います。大事にしようと思おうが思うまいが、結局は同じことだったんですから。

 本当に環境面を重んじるのなら、上質紙よりも昔懐かしい藁半紙をもっと使うべきだと思うのですが、最近はあまり見なくなりましたよね。高校まではどんな重要書類でも全て藁半紙でしたが、今でも学校では使われているんでしょうか。

 ウィキペディアで調べたら驚いたんですが、個人で買おうとすると上質紙よりもお値段が高くつくんですって。藁半紙の需要を高めれば稲藁の需要も高まるし、価格も抑えられていいことだと思います。再生紙偽装で怒っている人は、いっそのこと藁半紙に乗り換えましょう!
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2008年01月15日

混じってやるのは難しい

両足義足スプリンターの北京五輪出場認めず 国際陸連(産経)

 【ロンドン=木村正人】国際陸上競技連盟は14日、「ブレードランナー」の異名を持つ両足義足の男子スプリンター、オスカー・ピストリウス氏(21)=南アフリカ=に対し、北京五輪への出場を認めないと発表した。カーボン繊維製の義足をテストした結果、エネルギー消費量が一般選手より25%少なくなることなどが分かり、国際陸連規則に違反すると認定した。

 同氏は先天性障害のため生後11カ月で両足のひざから下を切断した。2004年アテネ・パラリンピックの200メートルで従来の記録を0秒74短縮する21秒97(健常者の世界記録は19秒32)の世界新で金メダル。両脚に障害があるクラスの100メートル、400メートルでも世界記録を持っている。

 フランス通信(AFP)などによると、同氏は「障害を持つ競技者の代表として、五輪出場を目指し続ける」とスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する可能性を示唆した。





 ピストリウスさんって、まるで古代ギリシャ人みたいな名前ですね…ってのはともかく、これは実に難しい問題だと思います。

 彼の義足を見ると、確かにすごくしなってかなりの反発力を得られそうです。実際、アスリートではない一般の健常者よりもはるかに速いタイムで走れるみたいですし、陸連としては公平性の観点から譲れないのでしょう。

 だけど、この義足を履けば誰もが速く走れるわけではないと思うんですよね。ピストリウスさんはきっと、これを使いこなすまでに血の滲むような努力をしているはずです。その結果としてそれだけの走力を身につけたのだから、その辺りを少し酌んであげてもいいのでは…と思ったりします。

 彼はスポーツ仲裁裁判所へ提訴するみたいですが、折衷案として、参加は認めるが記録は参考記録に留めるというのはどうですかね。仮に彼が1位〜3位に入っても、メダルはなしという条件で出場を認めてはどうでしょうか。そうでなければ、陸連立会いの下で反発力を今より低減させた新しい義足を作らせてもいいと思います。技術的に出来るのかどうかは分かりませんけど。


 障害者でスポーツをやっている人はすごいと思いますが、健常者と一緒にやるにはいろいろと課題が多いですね。やはりどうしても、障害者と健常者の間には大きなハンデが生まれてしまいますから。ま、陸上は球技や格闘技よりも一緒にやりやすいスポーツだと思うので、双方が少しずつ妥協しながら打開策を見つけていってほしいです。
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2008年01月11日

なぜ日韓がAHFに配慮せにゃならんのだ

社説:ハンドボール アジアに深い亀裂を残すな(毎日社説)

 国内でハンドボールがこれほど注目を集めたことがあっただろうか。国際ハンドボール連盟(IHF)は10日、北京五輪アジア予選をIHFの管理のもと、東京でやり直すことを決めた。昨年の予選を主催したアジア・ハンドボール連盟(AHF)は再試合を拒否しており、予断を許さない状況だ。

 昨年の予選は男子が9月に愛知県豊田市で、女子は8月にカザフスタンで行われた。男子はクウェート、女子はカザフスタンが優勝し、五輪出場権を得たが、白紙に戻される。

 アジアのハンドボール界では、以前から「中東の笛」という言葉が日本や韓国など東アジアの国々の間でささやかれていた。AHFのアーマド会長を擁するクウェートをはじめとする中東諸国との試合は近隣国の審判が担当し、中東諸国寄りの偏った判定をすることを指した言葉だ。

 男子予選を主管した日本協会は、審判を巡るトラブルを回避するため、欧州から審判を招いていた。ところが韓国対クウェート戦では試合直前にAHFは予定していた欧州審判からヨルダンの審判に差し替え、日本対クウェート戦もイランの審判に変更された。

 両試合ともクウェートに有利な「疑惑の判定」が続出。スタンドからペットボトルが投げ込まれるなど審判に対する抗議が相次ぐ騒ぎになった。

 大会後、日韓両国協会は疑惑が持たれるシーンをDVDにまとめ、IHF役員や国際オリンピック委員会に送り、今回の予選が審判の不公正なジャッジのもとで行われたことを訴えた。IHFも「中東の笛」の存在を認めたことになる。

 審判の公正さが保証されていなければスポーツは成り立たない。「ハンドボールというスポーツの尊厳を守りたかった」(市原則之日本協会副会長)という日本の主張は理解できる。

 ただ、問題がないわけではない。「中東の笛」が長年にわたりささやかれていたのなら、審判の技術を向上させ、不明朗さを排除する努力をアジアのハンドボール関係者はどれだけ重ねてきたのだろう。

 五輪予選という注目の集まる大会で上部団体に「証拠」を送りつけて事態の改善を図る手法は、スポーツ人としてほめられたやり方ではない。まして、やり直し大会の開催地に、中立国ではない日本が名乗りを上げたのは疑問が残る。

 アーマド会長はアジア・オリンピック評議会の会長でもある。今回の問題の処理を誤ると、中東対東アジアの対立がハンドボールにとどまらず、アジアのスポーツ界全般に深刻な亀裂を残す危険性もはらんでいる。

 AHFには冷静な対応が求められるし、日韓両協会も中東のスポーツの仲間を必要以上におとしめ、追い詰めることがないよう、配慮する必要がある。





 この社説はなぜ「日本は自重せよ」みたいな物言いになっているんでしょうか。毎日は割とマトモだと思っていますが、この社説は読んで不愉快になりましたね。

>「中東の笛」が長年にわたりささやかれていたのなら、審判の技術を向上させ、不明朗さを排除する努力をアジアのハンドボール関係者はどれだけ重ねてきたのだろう

 いくら日本のハンドボール関係者が真っ当な審判を育成したところで、AHF会長の強権発動で「審判はアラブ人に交代」と言われたらそれでシマイでしょうに。そもそも、トップ主導で不明朗なことをしているんだからどうにもなりません。

>上部団体に「証拠」を送りつけて事態の改善を図る手法は、スポーツ人としてほめられたやり方ではない

 AHFがマトモじゃないのに、上部団体にかけ合う以外にどんな解決方法があるんですか? スポーツにおける不正を告発するのは当たり前のことで、それがスポーツマンシップに反するなどということはありません。

>アーマド会長はアジア・オリンピック評議会の会長でもある。今回の問題の処理を誤ると、中東対東アジアの対立がハンドボールにとどまらず、アジアのスポーツ界全般に深刻な亀裂を残す危険性もはらんでいる。

 だから、大人しく泣き寝入りしてろってことですか? 影響力を持っている人だから逆らうなと。だいたい、頭がおかしいアーマドのような人に阿る必要などありません。周りが阿るからアーマドもどんどん調子に乗って理不尽なことばかりするようになったのです。アーマドは金を持っていることを理由に威張り散らしているようですが、そのような人物がスポーツ界でのさばっていることがそもそもの間違いです。こんな人物が大手を振るスポーツ界など、一度亀裂を入れて壊してしまったほうがいいでしょう。

 毎日はいったい、何を考えてこんな社説を書いたんでしょうかね。ちょっと理解に苦しみます。
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2007年12月22日

日本製紙バンザイ

新名称は「Kスタ宮城」=日本製紙が命名権獲得−プロ野球楽天の本拠地(時事通信)

 宮城県は21日、プロ野球楽天の本拠地、県営宮城球場のネーミングライツ(命名権)を製紙メーカー大手の日本製紙(東京)が獲得し、新名称が「日本製紙クリネックススタジアム宮城」に決まったと発表した。短縮表記は球界初のアルファベット文字を使用する「Kスタ宮城」。来年1月1日からの3年契約で、契約額は年2億5000万円(県と楽天球団が1対3で分配)。

 県は9月末、人材派遣大手フルキャスト(東京)が厚生労働省の業務停止命令を受けた影響で同社と命名権契約を解消。新たな売却先を探していた。楽天の島田亨球団社長は「アルファベット表記は斬新。『K』は野球用語で三振の意味でもあり、相手から多くの三振を取れるチームになってほしい」と語った。 (了)





 おお、日本製紙はいいですね! 前のフルキャストと違い、日本製紙は宮城と縁がある企業です。我が地元・石巻と岩沼に工場があるので、実によいスポンサーだと思いますね。

 石巻の工場は昭和15年操業開始の歴史ある工場で、これがなくなったら石巻はマジヤバイってくらい重要です。そして、石巻工場のすごいところは、生産した紙の数割(確か4割くらいだったと思う)を鉄道輸送していることです。石巻工場のすぐ横にはJR貨物の石巻港駅があって、そこから定期では1日に4本、東京・北王子行きの貨物列車が発着しています。日本製紙はモーダルシフトを早いうちから実施している、先進企業なのでありました。

 というわけで、私は正式な略称を無視し、親しみを込めて「クリスタ」と呼ぼうと思います。
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2007年10月18日

謝罪もどき完了ですか?

亀田父子が謝罪会見 大毅選手は丸刈り、無言で途中退席(朝日)

 プロボクシングの世界戦での反則を巡り、日本ボクシングコミッション(JBC)からライセンス停止処分を受けた亀田大毅選手(18)=協栄=と父の史郎トレーナー(42)が17日、東京都文京区のJBCを訪れ、謝罪した。その後、JBCで記者会見に臨んだ大毅選手はうつむいたままで一言も発することなく、途中で退席した。同席した史郎氏は「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。一歩一歩やっていくので今後ともよろしくお願いします」と話した。

 亀田父子が公の場に姿を見せるのは11日の試合後初めてのことで、厳重戒告処分を受けた兄の興毅選手(20)は同行しなかった。記者会見には協栄ジムの金平桂一郎会長が同席した。

 世界戦時には金髪だった頭を丸刈りにした大毅選手は、黒のスーツに白のワイシャツ姿。JBCへの謝罪中も無言だったという。いつもの強気な振る舞いは全くなく、質問に答えずに2分ほどでJBC職員に抱きかかえられて、途中退場した。

 史郎氏は終始、丁寧語で受け答え。処分決定後、「大毅のライセンス停止1年は長すぎる」としたが、この日は「処分が出たものは、もう仕方がないと思っています」とし、提訴をしない意向を示した。

 史郎氏には11ラウンド(R)開始前、「股間を狙え」などと反則を指示した疑いが持たれているが、「反則の指示はしていない。最後はポイントを取られているから、悔いのないようにやれと。どうとらえようと自由だが、おれらは言ってません」と釈明した。

 相手への挑発行為など、今までのパフォーマンスについて問いただされた時は「パフォーマンス?」と目を見開き、「今はちょっと分かりません」とした。





 何だか、「謝罪会見のようなもの」をしたみたいですね。大毅は頭を丸めたみたいですけど、興毅との見分けがつきにくくなっただけだと思います。大毅の意気消沈ぶりがガチなのか演技なのか分かりませんが、いずれにしてもあざとい演出でしたね。

 あんなので世間が同情に転じると思ったら大間違いです。むしろ、バッシングはさらに激しくなるのではないかと思いますね。親父も今回は丁寧語で話していましたけど、字面では丁寧語でも話しぶりは全く丁寧に聞こえませんでした。あの態度と表情を見た限りでは、本心ではちっとも反省していないに違いありません。

 大毅はあくまでピエロに過ぎなかったと思うので、彼を責めるのはもう止めておきます。ピエロは道化を演じるのが仕事ですから、彼はその仕事を忠実に遂行しただけです。しかし、彼をピエロにした親父と、下らない脚本を書いて散々利用したTBSは大いに責められるべきでしょう。TBSの社長と、亀田関連番組を仕切っていたプロデューサー、ディレクターも、大毅と同じように頭を丸めたほうがいいですね。ある意味、一人の前途ある若者をどん底に突き落としたんですから。

 それにしても、先週の水曜には金色のジャケットを着て大言を吐いていた人間が、わずか1週間後にこんなことになるなんて。彼らはきっと予想すらしてなかったでしょうね。私は今、猛烈にタイムリープしたい気分ですよ。10日くらい前に戻って、彼らにここ1週間のスポーツ新聞を見せて「ホラ、こんなことになるんだからちょっと自重しとけ」と忠告してやりたいです。せめて切腹発言だけでもなければ、少しはマシだったですからね。でも、10日前にそれを言っても聞く耳持たないだろうけど(笑)。


 ま、大毅も興毅も、今後の人生は大変だと思いますよ。少なくとも態度を改めなければ再起の道は閉ざされたままだと思いますが、改心したとしても世間に認められるには相当の努力が要ると思います。調子に乗りすぎたツケは、これからずっしりと覆いかぶさってくるでしょうが、せいぜい頑張って下さい(棒読み)。
posted by atsu at 01:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月12日

さようなら、亀田一家

33歳内藤、最年長防衛=亀田大は最年少王者ならず−WBCフライ級(時事通信)

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦は11日、東京・有明コロシアムで行われ、チャンピオンの内藤大助(宮田)が同級14位の挑戦者、亀田大毅(協栄)を3-0の判定で下し、初防衛に成功した。33歳1カ月12日での世界王座防衛で、前WBCスーパーフライ級王者、徳山昌守の31歳5カ月10日を塗り替える日本ジム所属選手の最年長記録となった。

 亀田大は日本人最年少記録になる18歳9カ月5日での世界王座奪取に失敗。日本選手との初対戦でもプロ初黒星を喫し、兄で前世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者の亀田興毅(協栄)に続く日本初の兄弟世界王者は誕生しなかった。

 試合は経験豊富な実力派の王者に、話題の亀田兄弟の二男が挑んだ15歳差の対戦で注目を集めた。クリンチの際に投げ合うなど荒れた展開となったが、手数で勝る王者が確実にポイントを稼いだのに対し、挑戦者は12回に反則で3点の減点を受けるなど大差を付けられた。

 戦績は内藤が32勝(20KO)2敗2分け、亀田大は10勝(7KO)1敗。





 私はこの試合結果に納得いきませんよ! あの、最後に放った渾身の投げが、どうしてポイントにならずに逆に減点になるんですか! レフェリーはいったい何を見てるのか分かりませんね! アニマル浜口は徹底的に抗議すべきだと思います! 私はこの結果に、甚だ納得いかない!!

 って、え? これって浜口京子の話じゃないんですか? え?? 亀田大毅?? あー、そうだったの。ごめんごめん、私勘違いしてましたよ(笑)。


 冗談はこれくらいにしておきますが、ある意味で亀田一家は国民が最も喜ぶパフォーマンスをしたと思いますね。ただ単に負けるより、あの反則のおかげでアンチ亀田=大多数の国民は通常の百倍ほど楽しい思いをしました。彼らは負けてもタダでは負けない、最高のパフォーマーだと認定しましょう。

 この先彼らはどうするんでしょうね。これまでのことを悔い改めて方針を変えるのか、それともこのまま貫くのか。まあどっちにしても、しばらくは干されるでしょうな。これまで散々持ち上げてきたTBSも、今朝になったら途端に内藤マンセーに乗り換えてたし、亀田一家は既に使い棄てられた感じもします。

 ま、私が心配することじゃないですけどね。目障りな連中がテレビから消えるとしたらいいことですし。
posted by atsu at 23:50| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース−スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月03日

9年後に会おう、佐藤クン

佐藤由ヤクルト、中田は日本ハム=プロ野球・高校生ドラフト(時事通信)

 高校生を対象としたプロ野球の新人選択(ドラフト)会議が3日、東京都内のホテルで行われ、今夏の甲子園で大会史上最速の155キロをマークした佐藤由規投手(17)=仙台育英高=の交渉権をヤクルトが獲得した。高校通算87本塁打を放った強打者、中田翔外野手(18)=大阪桐蔭高=はパ・リーグ連覇の日本ハムが交渉権を得た。佐藤由には5球団、中田には4球団が競合し、ともに抽選となった。

(以下略)





 古田め、最後の最後でいい仕事しおってからに……。でもまぁ、仕方ないっすね。佐藤クン、ヤクルトで何年かやって育ててもらって、9年後にFA取得したら楽天にいらっしゃいな。それまでは、ヤクルトで精一杯頑張るのだ。大きくなって帰って来い!

 んで、我が楽天は今日日ハムに勝って単独4位確定。ひとまず目標達成という感じです。来年もこの勢いを殺さず、Aクラス入りを目指してほしいですな。来年は日ハムのお得意さんにならないようにしましょう。
posted by atsu at 23:30| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

楽天は万年最下位じゃない!

楽天、指定席を脱出=プロ野球(時事通信)

 楽天が球団創設3年目で「指定席」だった最下位を脱した。この日ソフトバンクに快勝し、オリックス戦に続き、パ・リーグ2球団目のシーズン勝ち越しも決めた。

 4位か5位が確定した野村監督は「寂しい話。もっと高いレベルを目指さないと」と、ぼやきつつも、「1つずつ上がっていけばいい。来年は何とかAクラス。無理かなあ…」。手応えはありそうな口ぶりだった。(了)





最下位脱出イエェーー!!
楽天サイコーー!!!


 いやいや、確実に強くなってますよ楽天は。5位の西武との差はわずか0.5ゲーム差ですが、何とか4位で終わってほしいですね。残り5試合は全てがAクラスのチームとの対戦になりますが、西武が勝ったときにだけは負けないようにお願いします。

 ところで、来月3日には高校生ドラフトがありますね。楽天としては、宮城出身で仙台育英エースの佐藤由規君を是が非でも採りたいわけですが、他球団も一巡目指名を明言しているのでけっこう厳しそうです。去年のマー君獲得でくじ運は使い果たしているような気もするし、果たしてどうなることやら。

 それでひとつ提案なんですけど、地元選手優先獲得権ってのは導入できないもんですかね? その球団がある地域で生まれ育った選手が、球団と相思相愛ならそれでキマリっていう制度です。これからのプロ野球は全国区よりも地域密着であるべきと思いますから、土着の選手はその地域の球団に行くべきだと思うんですよね。そのほうがファンもさらに球団を愛せると思いますし。

 今のところ楽天には宮城出身の著名選手がいませんから、佐藤君はやはり欲しいです。佐藤君も楽天を希望しているそうなので、どうにか地元のチームで活躍させてあげたいですね。ま、今年は野村監督のくじ運にかけるしかありませんが…。
posted by atsu at 00:34| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | ニュース−スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月26日

なでしこジャパンは美しい

女子サッカー日本代表の横断幕に、ブーイングの中国反省(朝日)

 中国・杭州市でこのほど行われた女子サッカーのワールドカップのドイツ戦で、日本選手が試合後に「ARIGATO 謝謝 CHINA」と書いた横断幕を掲げた行動が、日本にブーイングし続けた中国側に反省の気持ちを呼び起こしている。地元メディアは「中国のブーイングは日本の横断幕に負けた」と観戦マナーを批判している。

 17日の試合中、約4万人の観客のほとんどがドイツを応援。試合前の「君が代」斉唱では多くの観客が起立せず、ブーイングも起きた。ドイツが攻めたり、得点したりすると大歓声が起こり、日本は完全にアウェー状態。荒川がけがで交代したときでさえ、日本へのブーイングが響いた。しかし、日本代表が横断幕を掲げると、中国人の一部からも拍手が起きた。

 国営新華社通信は20日、「北京五輪でこのような反日感情を持ち込めば、中国人の国際的なイメージを損なう」と論評。反日的な記事が多いとされる全国紙「国際先駆導報」も「日本人は不快な気持ちを乗り越える勇気を見せたが、中国人にはその勇気がなかった」と指摘した。

 ネットの掲示板やブログでも議論が沸騰。「日本選手は横断幕を準備しながらブーイングを浴び続け、どんなに悲しかったか。横断幕を見て、中国人として恥ずかしかった」などの意見が掲載された。





 なでしこジャパンは美しい対応をしましたね。まさに大和撫子です。

 彼女らの大人の対応が、礼節を忘れた中国人をわずかでも目覚めさせることができれば、それは素晴らしいことだと思います。反日感情をスポーツにまで持ち込む愚かしさを、中国人には肝に銘じてほしいですね。

 ま、それでもいざ試合となるとやっぱり興奮して、同じ過ちを繰り返してしまうのが中国ですけどね。アジアカップ以来、中国政府は観客のマナーアップを呼びかけていますけど、今のところ全く改善される気配がないです。さすがに今回恥を認識した人は二度とやらないと信じますが、何てったって人が多いですから、全てが同じ気持ちになることはムリでしょう。

 今回のことを教訓として礼節を思い出すか、教訓とせずに五輪で同じことをして世界中の失笑を買うかは、中国人次第です。

【追記】

 スポーツ報知の記事によれば、このことで中国では賛否両論となっているようです。必ずしも朝日が報じているような綺麗な意見ばかりでなく、「日本の宣伝に感動するのは中国の恥」とか「日本にブーイングするのは当然」という意見もずいぶんあるみたいですね。

 やっぱり、北京五輪はwktkします。自ら率先して世界へ恥を振りまく中国人は、実に見ものですな。どうせやるなら、世界中が目をひんむいて驚くほどド派手にやらかして下さい。
posted by atsu at 22:56| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース−スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月17日

競馬界に激震!

競馬中止「馬インフルは拡大傾向」…JRAが会見(読売)

 日本中央競馬会(JRA)は馬インフルエンザの感染拡大により、18、19日の競馬開催を全面中止したことについて、17日午後に記者会見を行い、「馬インフルエンザの感染は現在も拡大傾向にある」という認識を示した。

 感染が明らかになった16日には、JRAは「感染は全体から見ればわずかで、散見される程度」として、18、19日の競馬を予定通り開催する方針を示していたが、両日の出走予定馬の一部、163頭を検査した時点で、29頭の感染が判明(発熱は1頭)、認識を改めたもの。

 JRAは、19日に次週の特別競走の出走登録の受け付けを行う予定だが、実際に開催できるかについては、「現在は隔離、消毒、投薬などで感染の広がりを終息させることに全力を尽くすのを、第一に考えている」と説明。開催のメドが立たない状況にあることを示唆した。また、感染拡大の遠因として、「最近の猛暑の影響で馬の体力が消耗していたことは否定できない」と語った。

 また、欧州の最高峰レース、凱旋門賞(10月)に出走を予定、渡仏に向けて茨城・美浦の国際厩舎に滞在しているメイショウサムソンが、感染していることも明らかになった。

 地方競馬については統括する地方競馬全国協会が16の主催者に状況調査を指示しているが、17日の段階で、感染の報告はない。





 初めに聞いたときは「たいしたことなかろう」と思ったのですが、だんだんと大事になってきたようです。よりにもよってメイショウサムソンまで感染していたなんて、シャレになってませんね。

 今は競馬に飽きてしまった私ですが、明後日開催されるはずだった札幌記念は思い入れのあるレースなのであります。忘れもしない平成14年の札幌記念が、私が生まれて初めて馬券を購入したレースでした。人に勧められるまま、名前だけで4頭選んで三連複を買ったのですが、これがビギナーズラックもいいところでいきなり的中。しかも、23010円という万馬券でした。あのとき買った、テイエムオーシャン、コイントス、トウカイポイントの3頭は一生忘れません。

 しかし、ビギナーズラックとはよく言ったもので、その後は一度も万馬券など手にすることはできませんでした。その後の当たりは最高でも5000円程度で、初めに当たった23010円の何倍をJRAにむしり取られたことか つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 。あんまり当たらないので面白くなくなっていつしか買わなくなりましたが、あの当たりは私に散財させるための大きな罠だったようです。


 話は戻りますが、今回35年ぶりの中央競馬全レース中止という事態に陥ったことで、多方面に影響が出そうですな。身近なところでは、今日発売の東スポがペラッペラでした。いつもなら、金曜と土曜の発行分には白い紙に印刷された競馬面が挟まっているのですが、開催がなくなったので当然その部分はなし。そのぶんページ数も減って、たったの20面しかありませんでした。これでは売り上げは激減でしょう。

 それより大変そうなのは、競馬新聞。なんたって競馬新聞には競馬の出走表しか載ってないんですから、開催がなければ発行する意味がありません。新聞社のみならず、競馬場の周辺で新聞を売っているおっちゃんたちも死活問題だと思います。それに予想屋の人たちも。

 テレビやラジオの中継はどうするのかと思いましたが、CXの「スーパー競馬」は別番組に差し替えられるようです。競馬専門のグリーンチャンネルは、過去の名馬特集などを送る編成に変更しました。通常、競馬は全開催地が中止になることなんてあり得ないので、雨傘番組なんか用意されていません。現場は突然のことで大変だろうなーと思いますね。

 インフルエンザがいつまで猛威を振るうのか分かりませんが、長引けば長引くほど、競馬関係で食っている人たちはたまらないでしょう。71年から72年にかけては2カ月も中止が続いたそうですけど、その間井崎さんみたいな競馬評論家は何をしてたんでしょうね。その頃は、地方競馬がまだ元気だったから何とかなったんでしょうか。でも、今は大井以外の地方競馬はどこも青色吐息だから、前と同じようにはいかないような気もします。

 感染馬だけを隔離するなどして、早めに開催が再開できればいいですね。
posted by atsu at 23:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

どこまで勝つの? 日ハムは

木下快投!ハム止まらん13連勝(スポニチ)

 【日4―広1】日本ハムが球団記録を更新する13連勝。1―1の6回に失策で勝ち越し、8回には稲葉が右越えに2ランを放った。木下は7回4安打1失点と好投し、武田久―マイケル中村のリレーで逃げ切った。広島は3併殺が痛かった。





 日ハムの快進撃は留まるところを知らないですね。いったいこの強さは何なんでしょうか。なんだかこのままいくと、交流戦は負けなしで終わるような気もします。

 我が愛しの楽天も今日は勝ちましたが、日ハムがいる限り順位の変動はあまり望めそうにないです。セ・リーグの連中も、いい加減に日ハムを止めてくれっての。

 ここで一句。

セ・リーグの 弱さ際立つ 交流戦

 楽天もセ・リーグだったら、今頃はAクラスじゃないかと思います。
posted by atsu at 23:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

三宅島レースはやっぱりダメでした

三宅島:オートバイ公道レースを断念 安全確保難しく(毎日)

 三宅島(東京都三宅村)で00年の噴火災害の復興策として11月に予定されているオートバイレース大会で、公道開催ができない見通しとなった。石原慎太郎知事が提唱し、国内初の公道を使用したオートバイレースとして注目を集めたが、ライダーや関係者の安全確保が問題となり、今年は断念する方向となった。都営三宅島空港の滑走路を活用するなど大幅な変更が検討されている。

 昨年末にまとまった基本案では、大会は11月9〜11日に開かれ、125CC以下のオートバイが島を1周する都道(延長30.4キロ)でタイムを競い合うレースが目玉だった。事業費は村が3億円、都が3億4000万円をそれぞれ負担する。

 しかし、公道レースを巡っては、プロのライダーから「安全管理上、不可能」との反対意見が寄せられたほか、二輪車メーカーも「安全確保が極めて難しい」(ホンダ広報部)などと消極姿勢を示していた。都は空港でのタイムトライアルや障害物を乗り越える競技に計画を見直し、村など関係機関と調整に入っている。【木村健二】





 まあ、妥当ですね。私も最初は賛成したけど、危険なら強行すべきじゃないです。さすがの石原さんも、二輪メーカーに総スカンされては身動きができなかったということでしょう。

 代替案の、滑走路を使ったタイムトライアルは無難な策だと思います。三宅島空港は高濃度ガス区域にあるため、噴火以来ずっと閉鎖されているようですし、とりあえず航空機の運行に支障をきたすことはありません。ガスが心配ではありますが、滑走路は公道じゃないですから、ホンダも協力してくれるんじゃないでしょうか。

 でも、三宅島空港の滑走路はたったの1200メートルしかないみたいなんですよね。ゼロヨンなら十分ですけど、ゼロセンとなるとちょっと厳しいような気もします。いっそのこと、二輪にこだわらずに四輪も呼んで、滑走路でドリフトショーでもやったほうがウケるかも。わざわざそれを見に、三宅島まで人々が来てくれるかは分かりませんが。


 ところで、X箱360の「テストドライブ アンリミテッド」が昨日発売されましたね。今月はちょっと他に買うものがあるので買えないんですが、来月のお給料が出たら欲しいです。あまり暴走し過ぎると警察に追われて、捕まって罰金払えなかったら服役とかいうのがシビアでたまりません。

 あと、「Forza Motorsport™ 2」も来月出るんですね。このゲーム、GTと違ってクラッシュするとクルマが壊れるのがたまりません。クラッシュ描写はメーカーが嫌がるからできないと言われてきましたが、ちゃんと許可が出てるじゃないですか。GTも次回作はぜひ壊れるように作って欲しいものですね。あと、社外パーツなんかも。

 そうだ! 都知事の夢と消えた三宅島公道レースは、「テストドライブ インジャパン」として作ってもらったらどうですかね? オアフ島を完全再現できるくらいなんだから。三宅島なんて楽勝ですよ。アメリカのアタリ社さん、どうかご検討願いますm(__)m

いくつか動画置いときます。










関連エントリ:三宅島レースはやっぱり危ない?(2月24日)
posted by atsu at 23:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース−スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

三宅島レースはやっぱり危ない?

三宅島オートバイレース「危険」 プロライダーが報告書(朝日)

 東京都が11月に初開催を予定している三宅島での公道を使ったオートバイレースで、準備のためにテスト走行したプロライダー3人のうち2人が「安全対策が十分でない」「公道レースは絶対に開催すべきでない」などとする内容の報告書を都に提出していたことが分かった。このレースは石原慎太郎知事の発案で、島の観光振興の起爆剤と位置づけている。

 23日開かれた都議会の予算特別委員会で、共産党都議がこの問題を指摘。都側は「プロライダーの間で賛否が分かれていることは承知しているが、安全性は確保できると考えている」などと答弁した。





脳天から落下


 三宅島のバイクレース開催が決定したとき、私は無邪気に「いいことだね」と言ったけど、ここにきて暗雲が垂れ込めてきた模様だ。

 ただ単に、共産党が反石原のためだけに反対しているのなら説得力がないが、実際に試走したプロのライダーが言ってるのだから間違いなさそう。東京マラソンが成功したからって、オートバイレースを強行するのはあまりよろしくなさそうだ。下手をすると、石原都知事が大いに株を下げることになるかもしれない。

 反対しているライダーによれば、三宅島の周回道路の平均幅員は6〜7メートル。しかも、ガードレールの下は断崖絶壁という地点も多いらしい。沿道に緩衝材を並べればさらに道幅は狭くなるし、何せ逃げ場がないから、一台がこけたら後続がみんな巻き込まれる可能性もあるとのこと。なかなかハードルは高そうだ。

 マン島のTTレースのように、歴史ある大レースならばライダーだって命を賭すことができるかもしれない。だけど、初開催の三宅島レースでそれは無理だろうね。「ここで死んでも本望」という気持ちにはとてもなれなそうだし。

 んん〜〜、石原さん。ここはひとつ再考したほうがいいかもしれませんよ。死人続出なんてことになったら本当にシャレにならないし。今のところ、レギュレーションを125cc以下にするとか言っているけど、それでもまだ危険性は高そう。いっそのこと、ポケバイレースにしたらどうですかね? チビッコライダークラスなんかもやったら面白いかもですよ。
posted by atsu at 22:55| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | ニュース−スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

競馬ネタ2件

ディープ馬券、記念に保存?1億2000万円も未換金(読売)

 ディープインパクトが引退を優勝で飾った有馬記念(昨年12月24日)の的中馬券払い戻し期間が22日で終了し、1着を当てる単勝の当たり馬券のうち、全体の1割近い1億2000万円以上が払い戻されなかったことが23日、日本中央競馬会(JRA)の調べで分かった。

 多くは、当たり馬券を記念に手元に取っておこうというディープのファンとみられる。

 JRAによると、有馬記念のディープの単勝(配当120円)の売り上げは約13億4900万円で、払い戻されたのは約12億2600万円。的中馬券の9・1%に当たる1億2300万円が払い戻されなかった。





 え〜、私もそのうちの一人です。たかが120円を払い戻さず、記念にとっとく人はやはりけっこう多いみたいですね。

 でもそうなると、JRAは丸儲けかぁ。有馬の売り上げはあまりよくなかったから、JRAとしては少しでも助かるかもしれませんね。




阪神競馬で競走馬が場外へ、住宅街逃げる(ニッカン)

 24日午前11時45分ごろ、兵庫県宝塚市の阪神競馬場で、第4レースの障害競走中に騎手が落馬、騎乗者がいなくなった“カラ馬”が逃げ出した。

 しばらくコースを走った後、誘導する競馬場職員を振り切り、救急車を入れるため開いたゲートから場外へ。住宅街を約15分逃げたが、約500メートル離れた県道で、競馬場に向かっていた調教助手らが見つけ、追い掛けてきた職員と一緒に捕まえた。

 JRA関西広報室によると、ノボリハウツー(牡6)で、船曳文士騎手(20)が騎乗。レースは、別の1頭の騎手が落馬。さらに生け垣で船曳騎手も落馬し、ノボリハウツーが逃げ出した。

 ゲートはいつも閉めているが、最初の落馬で救急車を入れるため、開けたという。





 競走馬が逃げ出すという事故は過去に何度かあるけど、レース中に、しかも中央競馬から逃げ出したというのは珍しいですね。もしかしたら、JRA史上初?

 脱走馬といえば、大井競馬場から逃げ出して首都高羽田線を疾走したスーパーオトメが有名ですね。
posted by atsu at 22:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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