競馬中止「馬インフルは拡大傾向」…JRAが会見(読売)
日本中央競馬会(JRA)は馬インフルエンザの感染拡大により、18、19日の競馬開催を全面中止したことについて、17日午後に記者会見を行い、「馬インフルエンザの感染は現在も拡大傾向にある」という認識を示した。
感染が明らかになった16日には、JRAは「感染は全体から見ればわずかで、散見される程度」として、18、19日の競馬を予定通り開催する方針を示していたが、両日の出走予定馬の一部、163頭を検査した時点で、29頭の感染が判明(発熱は1頭)、認識を改めたもの。
JRAは、19日に次週の特別競走の出走登録の受け付けを行う予定だが、実際に開催できるかについては、「現在は隔離、消毒、投薬などで感染の広がりを終息させることに全力を尽くすのを、第一に考えている」と説明。開催のメドが立たない状況にあることを示唆した。また、感染拡大の遠因として、「最近の猛暑の影響で馬の体力が消耗していたことは否定できない」と語った。
また、欧州の最高峰レース、凱旋門賞(10月)に出走を予定、渡仏に向けて茨城・美浦の国際厩舎に滞在しているメイショウサムソンが、感染していることも明らかになった。
地方競馬については統括する地方競馬全国協会が16の主催者に状況調査を指示しているが、17日の段階で、感染の報告はない。
初めに聞いたときは「たいしたことなかろう」と思ったのですが、だんだんと大事になってきたようです。よりにもよってメイショウサムソンまで感染していたなんて、シャレになってませんね。
今は競馬に飽きてしまった私ですが、明後日開催されるはずだった札幌記念は思い入れのあるレースなのであります。忘れもしない平成14年の札幌記念が、私が生まれて初めて馬券を購入したレースでした。人に勧められるまま、名前だけで4頭選んで三連複を買ったのですが、これがビギナーズラックもいいところでいきなり的中。しかも、23010円という万馬券でした。あのとき買った、テイエムオーシャン、コイントス、トウカイポイントの3頭は一生忘れません。
しかし、ビギナーズラックとはよく言ったもので、その後は一度も万馬券など手にすることはできませんでした。その後の当たりは最高でも5000円程度で、初めに当たった23010円の何倍をJRAにむしり取られたことか つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 。あんまり当たらないので面白くなくなっていつしか買わなくなりましたが、あの当たりは私に散財させるための大きな罠だったようです。
話は戻りますが、今回35年ぶりの中央競馬全レース中止という事態に陥ったことで、多方面に影響が出そうですな。身近なところでは、
今日発売の東スポがペラッペラでした。いつもなら、金曜と土曜の発行分には白い紙に印刷された競馬面が挟まっているのですが、開催がなくなったので当然その部分はなし。そのぶんページ数も減って、たったの20面しかありませんでした。これでは売り上げは激減でしょう。
それより大変そうなのは、競馬新聞。なんたって競馬新聞には競馬の出走表しか載ってないんですから、開催がなければ発行する意味がありません。新聞社のみならず、競馬場の周辺で新聞を売っているおっちゃんたちも死活問題だと思います。それに予想屋の人たちも。
テレビやラジオの中継はどうするのかと思いましたが、CXの「スーパー競馬」は別番組に差し替えられるようです。競馬専門のグリーンチャンネルは、
過去の名馬特集などを送る編成に変更しました。通常、競馬は全開催地が中止になることなんてあり得ないので、雨傘番組なんか用意されていません。現場は突然のことで大変だろうなーと思いますね。
インフルエンザがいつまで猛威を振るうのか分かりませんが、長引けば長引くほど、競馬関係で食っている人たちはたまらないでしょう。71年から72年にかけては2カ月も中止が続いたそうですけど、その間井崎さんみたいな競馬評論家は何をしてたんでしょうね。その頃は、地方競馬がまだ元気だったから何とかなったんでしょうか。でも、今は大井以外の地方競馬はどこも青色吐息だから、前と同じようにはいかないような気もします。
感染馬だけを隔離するなどして、早めに開催が再開できればいいですね。
posted by atsu at 23:59| 東京 ☁|
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