ドラマ舞台の神楽坂料亭街火事(スポニチ)
19日午後0時50分ごろ、東京都新宿区神楽坂の木造2階建てのおにぎり店「わか松」から出火、隣接する民家など5棟が全半焼、ほか7棟の一部も焼け、約400平方メートルが焼失した。警視庁牛込署などによると、わか松と別の飲食店兼住宅にいた80代の女性3人が頭部をやけどするなどの軽傷。牛込署は、わか松1階のストーブ付近が出火元とみて調べている。
現場は、通称「かくれんぼ横丁」と呼ばれる石畳の一角。料亭などが密集し、二宮和也(23)主演のフジテレビ系ドラマ「拝啓、父上様」(今月22日最終回)の収録にも使われていた。収録はすでに終了していたため番組に影響はなかったが、番組関係者は「街にはお世話になっているので、驚いた」と話した。わか松は雑誌などに取り上げられる有名店で、休業中。
出火当時、現場では炎と黒煙が立ち上り、かっぽう着や包丁を持ったままの飲食店従業員らが次々と逃げ出した。近くの飲食店の男性店主(38)は「長い間守ってきたものがこういう形で失われ悔しい」と話した。
私、こないだ「拝啓、父上様」のロケ地めぐりをしたとき、この「かくれんぼ横丁」も通りました。すごくいい雰囲気だなぁ〜と思って、ドラマが終わって落ち着いた頃にまた来ようと思っていただけにとても残念です。こないだは写真が上手く撮れなかったので、改めて撮影に行きたかったのに…。
幸いだったのは、死者が出なかったことと、ドラマの撮影が終わっていたことでしょうか。ドラマでもこの辺りの路地は多用されてましたから、撮影中に火事があったら収録にも影響が出たと思います。「坂下」はちょっと離れた一角ですが、昨日は鎮火まで8時間もかかったということですから、ロケどころではなかったでしょう。神楽坂一帯が、昨日は騒然としていたでしょうから。
ところで、ドラマのほうは明後日で最終回を迎えますが、視聴率こそそれほどよくはなかったものの、非常に「良質」な出来映えだったと思います。「北の国から」よりもコミカルな部分が多くて、俳優たちの演技も光ってました。ニノは前から一目置いてますが、なかなか上手くなってきましたね。
それから、何よりも私がやられたのは八千草薫のかわいらしさです。今やすっかり頭がボケちゃった女将さんですが、ボケてても妄想がリアルで笑えます。
「熊沢のパパが死んだというのはウソで、実は政府の特命を受けて北朝鮮に行ってたの。もうじき、主席様(金正日?)をお連れして羽田に帰ってくるのよ」
とか
「この病室にキムタクが入院してるの。そしてさっき、チェ・ジウが来たのよ。国際不倫よ。でもね、看護婦さんに聞いたらそんな人はいないって言うの。きっとジャニーズの方針なのね」
とか。ボケてる割に、国際情勢とか芸能界の事情とかに通じてますよね。こんなボケ方なら幸せでいいだろうな〜と思うくらい、お茶目な演技してます。
高島礼子も、このドラマではいつもより若々しく見えました。現在オンエアされてる「ブローネ」のCMとかはいつもの高島礼子なんですが、「拝啓、父上様」での高島礼子は何か違います。何だかこちらもかわいらしいんですよね。ニノ演じる一平が自慢したくなるのも分かりますよ。
というわけで、明後日の最終回は楽しみです。いったいどんなラストが待っているのでしょうか。果たして、一平とナオミは異母兄妹なのか!?