2008年03月26日

ジャガーとランドローバーはインド車になります

印タタ自動車、英ジャガーとランドローバーを買収・フォードと基本合意(日経)

 【ロンドン=清水泰雅】インド大手財閥傘下のタタ自動車は25日、米フォード・モーター傘下の英ジャガーと英ランドローバーを買収することで基本合意した。タタ自動車とフォードの交渉に参加した担当者が明らかにした。同日中にロンドン市内で合意書に調印し、26日にも正式発表する見通し。印メディアなどによると買収額は26億ドル(約2600億円)前後とみられる。タタはブランド力をテコに、欧州などで販売力を強化するとともに、技術を吸収する狙いだ。

 印自動車メーカーが欧州高級ブランドを買収するのは初めて。合意書の調印式にはタタグループのラタン・タタ会長と、フォードでジャガー、ランドローバーなどの高級車グループを統括するプレミア・オートモーティブ・グループ(PAG)のルイス・ブース会長が参加する。法的手続きを経て、正式に買収が完了するのは6月の第一週になる見込み。





 ほえー、かつてインドはイギリスの植民地だったのに、旧宗主国の自動車ブランドを傘下に収めちゃうなんてすごいですねぇ。

 タタといえば、わずか10万ルピー(約28万円)で買える「ナノ」という車を開発したことで話題となりました。私も恥ずかしながら、それまでタタという名前すら聞いたことがありませんでしたが、商用車部門では売上世界ランキングが第5位というすごいメーカーのようで。日本ではインド車なんて流通してませんが、だからといって馬鹿にできませんね。

 ところで当のイギリスでは、閣僚の公用車をジャガーにするか環境に優しいトヨタプリウスにするかでもめているそうです。ジャガーにこだわっている閣僚はやはり国家の威信なども気にしているんでしょうけど、インドに買われちゃったことをどう思っているのか気になります。もっとも、もともとフォードの傘下だったから国家の威信もクソもないような気はしますが。




英公用車は「プリウス」?「ジャガー」?(ニッカン)

 環境に優しいトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」か、英高級車ブランドの「ジャガー」か−。英ブラウン政権で閣僚らの公用車をめぐり意見が衝突。ブラウン首相は担当のケリー運輸相に取りまとめを急ぎ、“閣内不一致”を解消するよう指示した。

 英紙フィナンシャル・タイムズによると、運輸相は、政府が率先して地球温暖化防止に取り組むため、今夏までに閣僚や政府高官の公用車に厳しい排ガス規制を課すことを提案。新規制では多くの閣僚が愛用するジャガーなど英国車の二酸化炭素(CO2)排出量が基準を超えるため、既に各省庁の公用車として実績があるプリウスの導入を事実上促す内容だった。

 これにハットン民間企業・規制改革担当相が「(政府が日本車を重用すると)英国の製造業に誤ったシグナルを送る」と猛反発。ストロー司法相らも賛同した。

 若手のホープ、ミリバンド外相らはプリウス派に回った。内閣を2分した論争の行方は、英政権の温暖化対策への取り組みの真剣さを占う意味でも注目されそうだ。
posted by atsu at 23:42| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月16日

そのほうがいいんじゃよ HD DVDなんかにすがって生き延びて何になろう

東芝がHD-DVD撤退へ 規格争いはBDの勝利(産経)

 東芝は16日、新世代DVD規格「HD DVD」の再生機や録画再生機などの生産を終了する方針を固めた。今月中にも正式決定し発表する。数年間にわたり続いてきた「ブルーレイ・ディスク(BD)」との規格争いはBDの勝利で決着する見通しとなった。

 新世代DVDは東芝などが推進するHDとソニーや松下電器産業などが推進するBDの2規格が併存してきたが、小売り世界最大手の米ウォルマート・ストアーズがBDの商品のみを取り扱うことを決めるなどHD劣勢が決定的となっていた。

 東芝は青森県で行っているHD関連の機器生産を近く終了する見通しで、今後は新型機の開発なども行わない。撤退費用は数百億円に上る見通しだ。

 最大市場である米国では、新世代DVDのソフト販売の約8割をBDが占めるなどHDを圧倒している。両陣営に作品を供給してきた映画大手、ワーナーブラザースも1月初旬にHDからの離脱を表明。消費者や流通業界のBDシフトの動きが相次いでいた。

 HD DVDはDVDの新規格。BDと同様に青紫色の半導体レーザーを読み取り用部品に用いているため、大容量の書き込みが可能だ。ただ、BDより書き込み容量が劣ることやソニーが新型ゲーム機「プレイステーション3」に再生機能を搭載したこともあって、「HD離れ」に歯止めをかけられなかった。





 私は、割と東芝ファンなんです。携帯の端末は初めて買ったときから今までの4世代がずっと東芝製だし、携帯オーディオプレイヤーはiPodでもウォークマンでもなくずっと東芝のgigabeatを愛用してます。だけど、DVDの規格争いに関してだけは東芝を応援できなかったんですよね。だから、このニュースは素直に嬉しいです。

 正直、東芝がHD DVDにこだわる意味が分かりませんでした。劣勢は明らかだったから、あまりこだわると東芝の経営に影響するんじゃないかと心配だったんですよ、ファンだけにね。早いところブルーレイに切り替えたほうが、絶対にいいに決まってます。

 消費者にとっても、不毛な争いの終了は朗報です。私の実家はかつて、ベータマックスを買ってしまって苦汁をなめた経験があるので、二度とあんな思いはしたくありませんでした。これを受けて消費者が迷う必要もなくなり、次世代DVDの普及に拍車がかかることでしょう。今はまだブルーレイを置いていないTSUTAYAなどもレンタルに出すようになるでしょうから、一定の経済効果が見込めそうです。


 ところで、マイクロソフトはどうするんでしょうかね。Xbox360にはオプションでHD DVDプレイヤーがありますが、デフォルトで付けないからダメなんですよ。ソニーは無理してでもPS3にブルーレイプレイヤーを実装したのに、オプションじゃ誰も買わないでしょ。HD DVDの敗北と同時に、Xbox360も完全敗北に追い込まれるかもしれませんね。テストドライブのためだけに360を買った私は少々涙目です(笑)。
posted by atsu at 23:45| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

二千円札はどこに行く

2000円札 旧500円札下回る 流通枚数減『不便』定着で悪循環(東京新聞)

 世の中に出回る二千円札の枚数減少に歯止めがかからず、すでに発行されていない旧五百円札の枚数を大幅に下回っていたことが十一日、分かった。昨年十二月末現在で二千円札の流通枚数は一億五千万枚なのに対し、現在も市中にある旧五百円札は二億二千万枚。政府の肝いりで登場した二千円札の存在感は薄れる一方だ。

 二千円札は、国内初めての「二」の付く紙幣として二〇〇〇年七月の沖縄サミットに合わせて発行された。偽造防止機能が充実していることもあり、流通枚数は年々増加し、ピークの〇四年八月には五億一千万枚まで増えた。

 ところが同年十一月、一万円札、五千円札、千円札が新デザインに変更し、最新の偽造防止機能も導入。二千円札の目新しさが薄れたことに加え、使用できる自動販売機も増えず「不便な紙幣」というイメージが定着したことから、その後はほぼ右肩下がりに減り、〇六年二月に五百円札に枚数で抜かれた。

 日銀は金融機関の要請に応じて、紙幣を発行している。ニーズが高まらなければ、市中に出回る枚数も増えない。日銀は「使ってもらうことで便利さを実感してもらえたら」との姿勢だが、使われないから浸透しないという悪循環に陥っているのが現状だ。

 一方の旧五百円札は五百円玉が定着した後の一九八〇年代半ばに印刷がほぼ終了。現在は古銭商で扱われるほか、各家庭のタンスの中で保管されていると日銀はみている。

 海外では二十ドル紙幣など、二の付く紙幣が広く流通している。日本で浸透しない理由について三菱総合研究所の後藤康雄主席研究員は「二千円札がほとんど手元にこないため、生活に浸透しない」と話している。





 二千円札って本当にダメダメですねぇ。現役じゃない札よりも市中に出回ってないなんて、ほとんど紙幣としての役割を果たしてないような気がします。

 二千円札が珍しい存在なのは前々から知っていましたが、五百円札が未だにそんなにあるのには驚きました。二億二千万枚って、国民全員が2枚弱ずつ持ってる計算になるじゃないですか。実感としては、そんなにあるとは思えませんけどねぇ。

 実は私も、かなり後期のものと思われる岩倉具視のC五百円券を一枚ピン札で持ってます。7年ほど前にコンビニでバイトしてたとき、常連の腰の曲がったお婆さんがそれで買い物をしたんですよ。珍しいんで、オーナーにお願いして自分の五百円玉と両替してもらい、その後ずっと大事にしてきました。

 だけど、二億二千万枚もあるんじゃ価値が出るのはまだまだ先のようですね。今はまだ、ピン札と言えど券面と同じ500円の価値しかないのでしょう。せめて、同じ岩倉具視でもB五百円券だったらもう少し価値があったでしょうが。
posted by atsu at 23:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月02日

2007年のトレンドチェック

 日経トレンディが、今年のヒット商品ベスト30を発表しましたね。せっかくなので、私のトレンディ度がどのくらいかひとつずつ見ていこうと思います。

第1位:Wii

 持ってないですね。今のところ購入予定もありません。GT5プロローグに合わせ、PS3は買うつもりですけど。PS3を買ってしまうと、そろそろフルハイビジョンテレビも欲しくなりそうで困ります。

第2位:ビリーズブートキャンプ

 持ってません。でも最近、痩せ型の私も確実に腹が弛みつつあります。体重は60キロくらいから変わらないものの、ウエストは太くなりました。少し、エクササイズの必要性は感じ始めました…。

第3位:動画共有

 ハマってます! 私としてはこれが第1位ですね。ニコ動は相変わらず面白すぎて困ります。そのうち規制が厳しくなりそうだから、せいぜい今のうち楽しんでおきますかね。

第4位:キッザニア東京

 一度中に入ってみたいんですけどね。だけど、子供同伴じゃないと入れないので、地団駄踏んでます。

第5位:クロックス

 エスカレーターの事故のニュースを聞くまで、名前すら知りませんでした。

第6位:宮崎

 すごいですねぇ、そのまんま東効果。私はまだ一度しか行ったことありませんけど、シーガイアのオーシャンドームが閉鎖されたのはちょっと残念でした。一回行ってみたかったのに。

第7位:デザインエコバッグ

 銀座でバカ騒ぎになったアレのことですか? エコバッグは私も使ってますけど、ブランド物である必要性など微塵もありません。私のは、以前文化堂でポイント貯めてもらった黒無地のトートバッグです。旅行のときにも使え、かなり汎用性は高いので気に入ってます。

第8位:AXE

 何それ? と思ったので調べてみました。ほほう、男性化粧品のブランドとな? 今のところデオドラントしか出してないみたいですが、私はギャツビーと決めてるので。洗顔剤はメンズビオレです。そのほかは特に使ってませんね。

第9位:クリスピー・クリーム・ドーナツ

 有楽町のイトシアの中にも第2号店ができたんですよ。地下広場にはいつも行列ができていて、1時間30分待ちとか書いてあります。みんなよくそんなに待ってまで買うなーと思いますね。私は別に、そこまでしてドーナツは食べたくないです。

第10位:千の風になって

 何だかんだ言って、今年一番売れたシングルはこれですか? 紅白の影響力ってやっぱりすごいんだなと思いました。でも、秋川さんって一部のお仲間から「あいつのはテノールじゃない、バリトンだ」とか言われてるらしいですね。私にはよく違いが分かりませんが。

第11位:iPod touch

 デジタル音楽プレーヤーもどんどん進化していきますね。私はgigabeat派ですが。

第12位:nanaco/PASMO

 PASMOを使うようになってから、電車に乗るのが便利で便利でたまりません。あとは、早くメトロの売店でもPASMO決済ができるようになってほしいですね。新聞や雑誌を買うときはPASMOで買えたほうが便利なので。nanacoとかWAONとかは興味ないです。そんなに何枚もICカードなど持てません。

第13位:ホワイトプラン

 ソフトバンクが勢力を拡大しつつあるのはいいこと。でも、私の携帯はホワイトプランを入れると余計に高くつくので、今のところ導入予定はないです。そもそも電話しねーし。

第14位:東京ミッドタウン

 行ったのは2回だけかな? 一度、母と祖母が東京に来たときに中のインド料理店で食事したけど、値段の割にたいして美味くなかった。それと、中瀬ゆかりさんが夕刊フジのコラムに書いてたんですけど、リッツ・カールトンの中にあるラウンジには1杯5500円するコーヒーがあるらしいですよ。

第15位:フランスパン工房

 何のこっちゃと思ったら、おやつカンパニーの製品ですか。知らなかったです。コパンみたいなものですかね。

第16位:フリクションボール

 知りませぬ。へー、新しいボールペンのことですか。

第17位:プリティアふんわり泡カラー

 プリキュアなら知ってるんだけど、プリティア?? 花王のヘアカラーの商品名だそうです。

第18位:トランシーノ

 このへん知らないのばっかなんだけど、ホントにヒットしてるのかよ…。しみ改善薬の名前だそうです。

第19位:PND

 だから知らないって! 簡易型カーナビかぁ。これはちょっと興味あるかも。

第20位:レギンス

 これは聞いたことはある! 何だっけ? 何だっけ? あーダメだ、思い出せない。なになに、「スパッツ」と同義? すいません、知ってると思ったのは気のせいでした。つーか、同義ならスパッツでいいじゃん!

第21位:ワンセグケータイ

 ふー、やっと知っている商品が。てか、ワンセグは興味ありますけど、携帯で見たいとは思いませんね。DSのワンセグチューナーが、やっと今月20日に出るらしいので、そのうちDSと合わせて買いたいです。だけどまずはPS3が最優先なので、ずっと先になりそうですが。

第22位:HAKUメラノフォーカス2

 知らん。フォーカスっていうから新しいデジカメか何かかと思ったら、美容液か。興味なし。

第23位:アラウーノ

 洗うんですか? 何を? おー、新しい便器かぁ。これはすごい。資生堂「ウーノ」の関連商品じゃないんですね。

第24位:スクラッチ

 スクラッチって今年流行ったものですか? スクラッチカードとか昔からあると思うんですけど。一般名詞過ぎて、何のことを指しているのか分かりません。

第25位:人生銀行

 新生銀行なら知ってるけど。あら、タカラトミーの商品じゃないの。最近トミーもいろんなの出すねぇ。陶芸のセットとか、そば打ちセットとか、割と売れてるみたいだし。

第26位:メガマック

 全く食いたいと思いません。マクドナルド自体、飢え死にしそうなくらいでないと行きません。

第27位:HDR-SR7

 こんな機種名みたいなの言われてすぐに商品が思い浮かぶ人いるんですか? ソニーのハンディカムらしいですけど。

第28位:カジュアル漢方

 ググっても1910件しか出てこないんですけど、これは本当に流行っている言葉なんですか?

第29位:∞プチプチ

 ちょっと興味あるんですけど、どうせすぐ飽きると思って買ってません。今日のとくダネで前忠も言ってたけど、雑巾みたいに絞って一気に潰す感覚が体験できないのは惜しいね。

第30位:プレミアムシャンプー

 ググッたら(犬用)とかも出てきたんですけど。


 以上ですが、やっぱり知らない商品ばかりですねぇ。世の中何が流行っているかなんて、よほどアンテナを敏感にしていないとすぐに分からなくなりますね。

 私としては、できるだけ流行に左右されない生き方をしていこうと思います。わずか数年で持っているのが恥ずかしくなったりするものは買わないように心がけたいですね。
posted by atsu at 23:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月24日

なんてこったい

Xbox別売りコントローラー、発熱や発煙の恐れ(読売)

 【ニューヨーク=池松洋】米マイクロソフトは22日、同社の家庭用ゲーム機「Xbox360」の別売りコントローラー「ワイヤレスレーシングホイール」について、ACアダプターと接続した場合、異常な発熱や発煙をする恐れがあると発表した。

 同社は原因を調べており、当面は乾電池もしくは別売りバッテリーパックを使うように呼びかけている。

 レーシングホイールは世界で約23万個出荷(日本国内6080個)されている。異常発熱や発煙の報告が50件(同14件)寄せられているが、発火や負傷の例はないという。問い合わせ先は電話(0120・220・340、03・3570・8261)または公式サイト(http://www.xbox.com/ja-JP/support/)。





持っとるがな


持ってるっちゅーねん(#゚Д゚)。どうしてくれんねん!

 せっかくこないだ、グローバルIPを取得してオンラインプレーができるようになったばかりだというのに、まさかステアリングホイールに異常が発生するとは思いませんでしたよ。ま、正直言って、セッティングするのが面倒だからあんまり使ってはいなかったんですけどね…。

 ACアダプタを使わず、乾電池なら大丈夫と申しますが、乾電池じゃフィードバック機能が働かないんですよ。フィードバックがないとハンドルはアホみたいに軽くて、どうしても切りすぎてしまってクルマはすぐにスピンです。とても遊べたもんじゃありません。

 まあいいや、直してもらえるなら直してもらいましょうかね。しっかし大丈夫か、マイクロソフトは……。
posted by atsu at 23:39| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

電車交通費はジャパネット負担

マンション買えば1年間電車賃タダ!宝塚で6月発売(ZAKZAK)

販売競争激化、続く知恵比べ

 激しい販売競争が繰り広げられているマンション業界。そんななか、阪急阪神ホールディングス傘下の阪急不動産とオリックス不動産がタッグを組み、電車賃を1年間無料にするという特典付きのマンションを6月から発売する。一体、どんな物件なのか。

 このマンションは、兵庫県宝塚市の「ジオタワー宝塚」(約600戸、販売価格未定)。阪急創立100周年記念として進められるプロジェクトで、マンションの鍵となるICカードに関西私鉄の運賃決済サービス「PiTaPa(ピタパ)」の機能が搭載されているのが特徴だ。

 このICカードを利用し、阪急電鉄と阪神電鉄に乗車すると1年間に限り、運賃がタダになる。1戸購入につき1人分に限られ、年間100万円が上限。電車の運賃は両不動産が負担する。

(以下略)





 ほえー、すげー。電鉄系の不動産会社が造ったマンションは数あれど、今までこういう発想はなかったね。1年間も電車にタダで乗り放題だなんて、なんてトレビアンなのでしょう。テツとしてはたまらんです。

 100万円が上限とのことですが、梅田〜宝塚間の運賃が片道270円ですから、同区間を1851往復できる計算になりますね。通勤・通学している人でもせいぜい年間300往復くらいですから、他のお出かけに使ってもじゅうぶん足りるでしょう。上限まで使い込める人はなかなかいないでしょうね。

 しかしアレですね。マンションの鍵がICカードってカッコイイです。ウチの玄関の鍵も、パスモで開いたらいいのに。
posted by atsu at 23:25| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月28日

同名企業の悲劇4

菓子メーカー「不二屋食品」が風評被害(ニッカン)

 福島県伊達市に本社がある菓子メーカー「不二食品」が、期限切れ原料使用問題など不祥事に揺れる「不二」(本社・東京)と間違えられ、消費者らから問い合わせが殺到する“とばっちり”を受けていたことが27日、分かった。

 不二屋食品の主力商品は「東北地方ではかなりのシェアがある」(同社)というシュークリーム。社名ばかりか、扱う商品も似ているため、風評被害に拍車がかかった。不二屋食品によると、不二家問題が報じられた直後の11、12日の2日間で約100件の問い合わせ電話があった。

 菓子を買った消費者が「あの『不二家』とは関係ないですよね」と聞いてくる場合がほとんど。一部販売店から、注文を一時保留されたこともあったという。そのため同社では自社ホームページに「不二家とは一切関わりがございません」という告知を緊急掲載。問屋などに対しても文書で通知するはめになった。

(以下略)





 件の「不二屋さん」はたまたま同じ菓子製造業だったからとばっちりを受けたが、他業種で「フジヤ」と名乗っている企業や商店はこの日本にいったいどのくらいあるのだろう。試しに、カタカナの「フジヤ」でググってみると、

フジヤカメラ(東京都中野区 中古カメラ販売業)
株式会社フジヤ(京都市 イベントコーディネート業)
フジヤエービック(東京都中野区 AV機器販売業)
熱海ニューフジヤホテル(静岡県熱海市 旅館業)
フジヤ(東京都板橋区 ミニカー販売店)
株式会社フジヤ(大津市 不動産業)
ニューフジヤ(愛知県大治町 ペットショップ)
富士屋ホテル(神奈川県箱根町 旅館業)
インテリアショップフジヤ(名古屋市 インテリアショップ)
ミュージックショップフジヤ(新潟市 CD販売店)
フジヤ洋服店(大阪府八尾市 洋服店)
フジヤホテル(福島県西郷村 旅館業)
焼肉フジヤ(東京都中野区 焼肉店)
ザ・フジヤ・ゴホンジン(長野市 レストラン・ウエディング)
モンブランフジヤ(熊本県水俣市 洋菓子製造・販売
テーラーフジヤ(東京都江戸川区 洋服店)
フジヤ書店(北海道網走市 書店)

 平仮名で「ふじや」だと、

株式会社ふじや(徳島市 寿司店)
貴船ふじや(京都市 老舗料理旅館)
藤助の湯 ふじや(岐阜県白川村 旅館業)
ふじや(兵庫県香美町 旅館業)
ふじや(福井県小浜市 旅館業)
土肥ふじやホテル(静岡県伊豆市 旅館業)
ペンションふじや(和歌山市 旅館業)
居酒屋ふじや(兵庫県西宮市 居酒屋)

…と、枚挙に暇がない。水俣市にある「モンブランフジヤ」さんなど、今回の不二屋さんと同じ風評被害を受けたかもしれない。「富士屋」「藤屋」などの漢字のバリエーションも含めたら、いったいどれだけの数が存在するのかはまったく想像もつかない。


 しかし私は、不二家をそれほど批判する気にはなれない。ここにきて、シュークリームの消費期限を1日延ばしたことが食品衛生法違反ではないかと言われているが、実際に健康被害を出したわけでもないし、やったことに対する社会的制裁のされ方がいささか過剰気味なのではないかと思っている。確かに、問題を隠蔽したことなどは消費者に対する背徳行為であるが、果たしてレモンスカッシュやネクターまで撤去されるほどのことだろうか。

 だいたい、マスコミに不二家を批判する資格などない。つい先日の「あるある」の件にしても、関西テレビは大甘な処分を発表しただけで、視聴者にウソをついたことの責任を果たしたとは到底思えない。TBSも、あれだけの問題放送を行ったというのに、すっかり忘れて関テレや不二家を糾弾している。総務省には放送免許剥奪という手段もあることはあるが、それが行使されたことは一度だってない。

 食品会社は食中毒などを起こせば営業停止処分となるが、マスコミはウソをついてもお咎めなしなんだから気楽なものである。いったいどれだけのことをしたら、放送停止処分や発行禁止処分となるのだろうか。自分勝手なマスコミは、仮に捏造報道が原因で処分されたとしても「国が言論弾圧をするな!」とのたまうのだろう。白インゲン豆の件でTBSが警告されたときも、同じようなことを言ったマスコミはいた。

 企業の不祥事について批判できるのは、我々消費者だけだと思う。マスコミは消費者の代弁者を気取っているが、冗談じゃない。マスコミは、論評を加えずに淡々と事実関係だけを報じてくれればそれでいいと思う。
posted by atsu at 20:09| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月27日

同名企業の悲劇3

アパグループ:耐震偽装、アパマンが「別会社」とお知らせ(毎日)

 「アパグループ」(東京都港区、元谷外志雄代表)が運営するビジネスホテルの耐震強度偽装にからんで、不動産仲介の「アパマンショップホールディングス」(東京都中央区、大村浩次社長)は26日、「当社はアパグループとは別会社」との「お知らせ」を発表した。

 両社は資本関係などがない別会社だが偽装が発覚した25日、アパマン株が上場している大証ヘラクレス市場で、アパとアパマンが同じ会社か関連会社と勘違いしたとみられるアパマン株の売り注文が殺到。前日終値比1400円安の4万9500円で取引を終えた。

 アパマンに対しても「アパグループと関係はないのか」といった問い合わせがあったという。アパグループの耐震強度問題が昨年、指摘された際も株価が下落した経緯があり、アパマンは「アパグループとは無関係ということを明確にした方がいい」と判断した。

 「お知らせ」の効果もあってか、26日のアパマン株の終値は同350円高の4万9850円だった。【増田博樹】





 これぞまさに、

ア〜パマ〜ンショック!! by上戸彩

だ。

 耐震偽装事件を巡っては、これまでも「木村建設」と同名の企業や、社名に「総研」と付く企業が迷惑を被ったことがあったが、まさかまた起こるとは。アパホテルを運営しているアパグループはマンション建設もやっているから、アパマンショップが誤解を受けるのも無理はない気もする。

 でもしかし、株に手を出すような人は、もうちょっと企業のことも勉強したほうがいいんじゃないかなぁ。名前が似ているからって、必ずしも関連企業とは限らない。日清食品と日清製粉と日清オイリオが全く無関係の会社だとか、こういうのって株をやるなら常識なんじゃないの? (と言いつつ、この3社が無関係だということを最近まで知らなかった私)

関連エントリ

同名企業の悲劇(2005年12月20日)
あまり安易な社名も考えモノ(2005年12月22日)
同名企業の悲劇2(2006年4月23日)
posted by atsu at 23:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月21日

ツマラン! トヨタのクルマはツマラン!!

MR-Sが生産終了、最後の特別仕様車が登場(カービュー)

 トヨタ自動車は、MR-Sの生産を2007年7月で終了すると決定。同時に、特別仕様車“V EDITION ・ FINAL VERSION”を設定し、限定1000台で2007年1月9日より発売すると発表した。トヨタ自動車では、2002年からスープラ、セリカの生産も順次中止しており、これでトヨタブランドのスポーツカー・ラインナップが完全に姿を消すこととなる。

 今回発表された特別仕様車は、MR-S“V EDITION”をベースにソフトトップ、本革シート&ドアトリム、本皮巻ステアリングに専用カラーのレッドを追加設定。加えてドアアシストグリップ、ダイヤル式ヒーターコントロールパネル、インパネブレースカバー、シフトゲージカバー(6速シーケンシャルマニュアル仕様)をチタン調のシルバーへと変更するなど質感が高められたという。

 なお、ベース車両は2007年1月で生産を終了し、以降はこの特別仕様車のみ販売される。


トヨタMR-S





 何だかな…(-_-) セリカに続きMR-Sもか…。これで、トヨタのスペシャリティカーは全滅じゃのう……。

 トヨタもさ、ミニバンやらコンパクトやらでいっぱい稼いでいるんだから、こういうクルマも作り続けるべきだと思うけどね。売れるクルマを作るトヨタの経営力はすごいと思うけど、売れることだけを追求して、遊び心をなくしたらダメでしょ。それをなくしたら、この先トヨタから優秀なクルマは生まれないような気がするわ。

 これで、日本車におけるMR車が三菱「i」だけになってしまうのも悲しい。しかも、「i」はMRと言ってもコンセプトがだいぶ違うし。2シーターのスポーツカーというものも、あとはロードスターくらいしかなくなっちゃったね。ツマラナイものだ。
posted by atsu at 23:23| 東京 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月29日

予想GUYの反響

ソフトバンク、切り替え殺到で携帯契約の一部を再停止(読売)

 携帯電話大手のソフトバンクモバイルは29日、前日に停止した携帯電話の契約業務などをいったん再開したが、同日正午、再び一部の契約業務を停止した。

 契約業務を停止しているのは、「番号持ち運び制度」を利用した切り替え契約。新規加入や機種変更などは通常通り受け付けている。

 一部業務の再停止について、ソフトバンクは、店頭などに、前日に引き続いて契約切り替えの希望者が殺到し、同社の顧客情報システムの処理能力を超えたためとしている。

 携帯電話の電話番号を変えずに他社に変更できる番号持ち運び制度が24日に始まり、ソフトバンクはこれに合わせて同社の契約者同士なら通話やメールを無料にする新料金プランを発表していた。





 なんかすごいね。みんな、2880円に釣られすぎ。

 わたしゃJ-PHONE時代からのユーザーだが、既契約者が「ゴールドプラン」とやらに切り替えるには、機種変更が必要らしい。機種変更もゴールドプラン加入を条件に無料になっているようだが、それでも私はめんどくさくて契約を変える気にはならない。

 そもそも、私の携帯は今年の4月に新しくしたばかり。「MOTTAINAI精神」を重んじる私は、端末が壊れるまで機種変更しないのがモットーだ。前の携帯も、4年間使った挙句にディスプレイが半分表示されなくなる故障が生じてやっと替えたくらいである。

 自分から電話をかけることがほとんどない私は、1カ月に3700円しか料金がかかってない。だから、たかが1000円弱安くするために労力をかけたくないんだよね。友人にソフトバンクユーザーがほぼ皆無だしさ。

 ところでソフトバンク、この事態をどう打開するのかな。とりあえず、今度のCMはこんなのにすれば?

幹部:「番号ポータビリティが始まって少し経ったが、調子はどうだ?」

秘書:「他社からの乗換が殺到してます」

野口五郎:「ソレハ予想ノ範囲内デス」

秘書:「あまりに殺到しすぎてシステムダウンしました」

幹部:「それは予想GUYだ」
posted by atsu at 23:54| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(1) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月04日

ナップスターの虜にはなれませんでした

ドコモ、「ナップスター」でau追撃 携帯向け音楽配信、“価格破壊”に活路(産経)

 CD販売大手、タワーレコード傘下のナップスタージャパン(東京)は3日、国内初となる月額定額聴き放題の音楽配信サービス「ナップスター」に開始した。洋楽が大半の約190万曲を用意。インターネットを通じてパソコンに取り込む仕組みだが、NTTドコモの携帯電話や音楽プレーヤーに転送して外出先でも楽しめる。「iPod」の人気で先行するアップルコンピュータや、携帯電話向け音楽配信「着うたフル」などライバルとの市場争奪戦が激しくなりそうだ。
(冨岡耕)

 聴き放題サービスは会員登録制で、何曲でもパソコンにダウンロードでき、月額1280円で提供する。携帯電話や携帯音楽プレーヤーにも転送できるタイプのサービスは月額1980円で提供。ただ、退会するとダウンロードした楽曲がすべて聴けなくなる。楽曲ごとに購入する場合は1曲150〜200円になる。

 音楽提供はソニー・ミュージックネットワークや東芝EMIなど276社が参加。米マイクロソフトの「ウィンドウズ」と著作権保護技術に対応した機器で聴くことができる。タワーレコードの筆頭株主であるドコモの幹部は同日、「次のシリーズからたくさん対応したい」と断言した。

(後略)





>ただ、退会するとダウンロードした楽曲がすべて聴けなくなる。

 月額1980円ポッキリでダウンロードし放題と聞いたときは「すげえ」と思ったけど、この一文を見て一気に興醒めした。1カ月だけ契約して、落とすだけ落としてすぐドロンしちゃえと思っていたが、そんな甘い話はないということだろうが。

 ダウンロードしたのに退会すると聞けなくなるなら、むしろストリーミング再生のみにしたほうがいいんじゃないかなぁ。ダウンロードするということは完全に自分の物になったと錯覚しちゃうから、この事実を知らずに契約し、その後解約したら愕然とすると思うけど。

 これって重要なことだと思うが、ナップスターの公式サイト内にある「ご利用にあたって」を見ても、どこに書いてあるのかさっぱり分からない(というか、こんなの読むのもメンドクサイ)。サイトのどこを見ても、目立つようには書かれていない。さらに、新聞記事でもこのことに言及していたのは産経だけだったので、みんな知らないんじゃないだろうか。いくつか他のブログを回ってきたけど、無料体験登録をしてから気付いたという人が多いみたいね。

 残念ながら、ナップスターは私の要求を満たさないようだ。150万曲といっても、そのうち邦楽が2万曲しかないのも話にならない。さだまさしや嘉門達夫の曲を全部揃えてくれたら、アラカルトでの購入は利用するかもしれないけど、今はほとんど魅力ないな…。

ナップスタージャパン
posted by atsu at 23:48| 東京 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月03日

大蛇 いよいよ発売!

光岡、スポーツ車「オロチ」を予約販売(日経)

 光岡自動車(富山市、光岡章夫社長)は独自デザインのスポーツ車「大蛇(オロチ)」の販売予約を3日から受け付ける。

「オロチ」は日本神話の「ヤマタノオロチ」をモチーフにデザインした車で、光岡自動車が2001年の東京モーターショーに出展したコンセプトカーの反響が大きかったことから、商品化した。

 価格は1台1050万円。職人による手作業で組み立てられ、4年間で400台を完全受注生産する。

 これまで光岡自動車では、他の自動車メーカーの製品をベースにデザインを変えたものが多かったが、「オロチ」はトヨタ自動車製の3.3リッターエンジンやトランスミッションなどを搭載したほかは、多くの部品を自社開発したという。受注生産のため、車の色も約300種類の中から選べる。


大蛇@2001年東京モーターショーバージョン





 すごいね。ついに市販ですか。5年前のモーターショーで初めてこのクルマの試作車を見たとき「うわぁ、こんなクルマは日本じゃ光岡くらいにしか作れないだろうなぁ」と思いましたが、本当にやってのけるとは驚きです。社長さんも、大願成就という感じなんじゃないでしょうか。

 1050万円(税込)という価格も、スーパーカーとして申し分ないと思います。NSXもなき今(ホンダは後継車を作ると言ってますが)、国内では唯一のスーパーカーですね。国産フェラーリ・ランボルギーニと言っても過言ではないと思います。

 願わくば、GT5には絶対に収録してほしいものですね。ま、山内さんはきっと興味を持っていると思いますけど。
posted by atsu at 22:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月30日

スモーカーズ・ジャンボ

機内で全席喫煙OK 世界初、日独間で来年3月計画(産経)

 【ベルリン=共同】機内全面禁煙が常識になる中、「世界初の喫煙者専用」をうたう航空会社が来春、ドイツ西部デュッセルドルフ−成田間で「吸い放題」のジャンボ機を運航する計画を練っている。

 12時間程度かかる長距離フライトで、たばこが吸えないスモーカーには朗報となりそうだが、すぐに認可が下りるかどうかは不透明という。

 この会社はロンドンに本社を置くスモーカーズ・インターナショナル・エアウェイズ。1日1箱半のたばこを吸うというドイツ人投資家が社長だ。

 ボーイング747をリースし、ファーストクラス30席とビジネスクラス108席を配置、エコノミーはない。「大金を払ってでも吸いたい」日本人乗客を狙い、来年3月26日に就航させる予定。日本人ビジネスマンが多いデュッセルドルフと日本の間の直行便は現在ない。

 たばこ会社などのスポンサーを募っているが、南ドイツ新聞によると、航空管制当局は3月までの認可は時間的に困難との見方を示した。





 あっはっは。スモーカーズ・インターナショナル・エアウェイズだって。こりゃ可笑しい。

 明日からまた値上げだし、最近の禁煙ファッショは非喫煙者の私から見てもちょっとお気の毒。だから、こういう飛行機会社があってもいいんじゃないかね。国交相はぜひ認可してあげて。
posted by atsu at 20:37| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月13日

なんである? アイデアル!

こち亀第32巻3話「仲よし旅行の巻」より
(C)秋本治・集英社・アトリエびーだま


「なんである、アイデアル」、自己破産の方針(朝日)

 60年代、タレント植木等さんが「なんである、アイデアル」とつぶやくCMで有名になった洋傘メーカーのアイデアル(東京都)が自己破産申請の準備に入ったことが12日分かった。

 民間信用調査会社の帝国データバンクによると、9日に営業を停止した。負債総額は13億5000万円程度になる見込み。業績のピークは91年8月期で、売上高は約24億円あった。安価な輸入品に押されるなどして、05年8月期は約5億円程度まで落ち込んだ。





 私はアイデアルという会社に思い入れはないし、もちろん植木等がやっていたCMというのも知らない。そんな私がこのニュースを目にしたとき、すぐに頭に浮かんだのが上に掲げた画像の

御所河原金五郎之助佐ヱ門太郎組長

なんだよね。

 いちおう知らない方のために説明すると、彼はこち亀に登場するキャラクター。第26巻で初登場し、中期は割と頻繁に登場するも、最近は忘れたころにしか登場しないマイナーキャラとなった。ヤクザの組長なのだが、おかしな俳句や短歌を詠み、体にはハイジやサリーちゃんの彫り物を入れている変態さんである。

 …というわけで、今日はこの場において、彼が詠んだ名作俳句・短歌を紹介したいと思う。

海は青いな 大きいな いってみたいな カムチャッカ半島
(記念すべき第一句。第26巻7話)

海ゆかば 山ほととぎす 白血球(同)

たごのうら うちいでてみれば しらたきの われなきぬれて カニとジャンケン(同)

夏の海 ひねもすのたり 松太郎かな(同)

すずめの子 そこのけそこのけ やくざが通る(第31巻1話)

気をつけろ 極道小町 ドスッ(同)

冬きたりなば 春トンガラシ(第32巻3話)

たわむれに 母におぶさり コブラツイスト(同)

やれうつな ばっくいんざ ゆーえすえすあーる ぼるしち
(第37巻4話)

目に桜 山ほととぎす 初詣では西新井大師(第50巻1話)

たわむれに 母と一緒に バーベキュー(第85巻2話)

春の海 北の海 舞の海 おやじの海(第88巻6話)

ナタデココ 買いに来たら ナカッタデココニ(同)

夏草や 夏のくさやは いとくさし(第91巻2話)

春の海 潜水艦の 大漁かな(第92巻6話)


 これ以降は、コミックスを買うのをやめたので分かりません。以上!
posted by atsu at 22:38| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

さようならオペル

GM「オペル」車販売、年内にも終了 高級車路線に軸足(産経)

 米ゼネラル・モーターズ(GM)の日本法人、ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは8日、独「オペル」ブランド車の日本での輸入・販売を年内にも終了することを明らかにした。「キャデラック」を中心とする高級車路線に軸足を置き、GMブランドの強化を目指す。

 オペル車は、平成5年から国内で本格展開がスタート。8年には年間3万台以上が売れたが、昨年は約1800台まで減少していた。アフターサービスは継続する。今後は、「キャデラック」「サーブ」「ハマー」「シボレー」の4ブランドの販売に注力する。





 寂しい話です…。アフターはヤナセが責任持ってやるそうだけど、もうオペル車を正規で輸入することはできないのね…。

 記事にもあるが、確かに10年ほど前はオペルがよく売れていた。アストラ、ベクトラ、オメガ、ヴィータあたりが売れ筋で、元々外車の少ない石巻でもかなり走っていた。我が家でもこの頃、アストラワゴンかヴィータを買おうかという話があったくらいである(結局はヴィッツになっちゃったけど)。

 それが、いつの間にか年間2000台を割るくらいまで販売が低迷していたとはねぇ。GMも苦しいから、売れない上に安いオペル車をこれ以上売り続けても利益にならないと判断したんだろう。販売を続けるキャデラックやハマーやシボレーは、いずれも高価なクルマばかりだし。

 ここからは私の勝手な推測なのだが、オペルが売れなくなった背景にはプジョーの台頭があるのではないかと。オペルが流行ってた96年ごろは、まだ国内でプジョーの認知度は高くなかったが、99年に206が日本デビューしてからは、爆発的に人気が出た。それに伴って306406も売れたし、オペルの人気にも陰りが見え始めたような気がする。価格帯も似た感じだが、オペルよりはプジョーのほうが高級感があるので、オペルを買える層が一気にシフトしたのかもしれない。

 ああしかし、国内からひとつの自動車ブランドが消えるというのは何とも悲しいものよ。

さようなら、オペル。また逢う日まで。
つД`)/~~~~~~
posted by atsu at 22:09| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(4) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月19日

サロンパスに映画観に行かない?

 有楽町マリオン内にある映画館のひとつ「丸の内ルーブル」が、劇場名のネーミングライツを久光製薬に売却したそうだ。スポーツ施設などではすっかり定着したネーミングライツだが、映画館は国内で初めて。12月中旬から3年間使用される新しい劇場名は、なんと

サロンパス ルーブル丸の内

だそうだ(笑)。

 久光製薬には悪いけど、しまらない名前だね。洗面器の裏に書いてある「ケロリン」に近いかも。何だか薬の名前だとどうにもダサい。

 全日本GT選手権(現・スーパーGT)にも、同じような例がある。

トクホン トムス スープラ



RE雨宮アスパラドリンクRX-7

だ。

 どっちも車体はカッコイイんだけど、カタカナで「トクホン」「アスパラドリンク」と書いてあるのがどうにもダサい。アスパラドリンクのほうは商品の写真までプリントしてあるしね。そのぶんインパクトは強いから、確かに宣伝にはなるんだけどね。

 まあ、「味の素スタジアム」もすっかり馴染んだことだし、いずれは「サロンパス ルーブル丸の内」も違和感がなくなる日が来るかな。「あの映画どこでやってんの?」「サロンパスだよ」と普通に言えるように。それとも、馴染むよりも早く3年が過ぎ去るかな?

久光製薬、映画館「丸の内ルーブル」の命名権を取得(日経)
posted by atsu at 23:01| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(4) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月10日

煙を吐くトーマス

 トミーが「サウンド・スチーム きかんしゃトーマス」なる商品を14日に発売するんだそうだ。プラレールのトーマスシリーズの新製品だが、これまでのモノとは打って変わって、なんと煙突から煙を吐き、ドラフト音(シュッシュッ、ポッポッという音)まで出すという。

 ウン十万円もする天賞堂の精巧なSL模型でも搭載していなかった機能である。それがまさかプラレールに搭載され、発売されるとは思ってもみなかった。超音波を使って水蒸気を発生させるという仕組みらしいが、すごいものである。

 私もかつて熱狂的な鉄だった頃、カトー製のC62を持っていた。蒸気機関車の模型は他と比べてリアルで、とくにシリンダーと動輪の動きなどは見ていて惚れ惚れしたものである。「これで、あとは煙を吐いたら最高なのになぁ」とは常々思っていたことだ。

 トミーではこの先、この機能を他の製品にも生かしていくと発表している。とりあえずは同じプラレールのD51を出すとしているが、恐らくNゲージにも活用していくに違いない。もし実現すれば、鉄の中でもSL好きな人々は泣いて喜ぶことだろう。

 ただ、心配なのはトミックスにSLのラインナップが1つしかないという点である。9600しか出していないのはちょっと苦しい。SLのラインナップが豊富なカトーは、このシステムが喉から手が出るほど欲しがってるかもね。

超音波で本物の水蒸気 トミー、おもちゃの機関車(産経)

サウンド・スチーム きかんしゃトーマスの詳細情報(トミーHP内より)

[追記]

 実際見てみると、煙はちょっと迫力不足かも。最近のSL列車のような、質のいい石炭を使った煙のようだね。SLが現役で走っていた頃みたいな、真っ黒くてモウモウと立ち上る煙が再現できたら100点満点だけど、さすがにそこまで求めるのは酷かな。あ、スポイトで水を入れるとき、墨汁を混ぜた水を入れたらどうなるんだろ。壊れちゃうか?
posted by atsu at 20:38| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月25日

コンビニにも「MOTTAINAI」が波及

 毎日300万食ぶんの食品が廃棄されると言われているコンビニ業界。このところ、特に毎日新聞が「食の現場から」という特集記事でその問題を取り上げていたが、ついにセブンイレブンが重い腰を上げたようである。

 現在、セブンイレブンの食品は消費期限の7時間前に店頭から撤去されている。そのために多くの食品が客に買われることなくゴミに化けているわけだが、この撤去を行う時間を期限の2時間前まで延ばすそうである。2時間前まで粘れば、本来なら廃棄されるはずだった食品の9割は命が助かるだろうという試算である。

 この措置は、素直に歓迎したい。セブンイレブンに続いてローソンなども検討に入ったようだが、この流れが全てのコンビニに浸透していけばよいと思う。コンビニでは、売れると予想される数量よりも1割ほど余分に仕入れるのが効率的と言われているようだが、いい加減に見直しが必要だろう。捨てることを前提として食品を作ることなど、やはり本来あってはならないことなのだ。

 私は学生時代に2年ほどセブンイレブンでアルバイトをしていたが、その店はどちらかというと売り切り主義で、廃棄品が少なかった。それでも廃棄品はどうしても出るわけだが、アルバイトの持ち帰りがOKだったので、よほどの不人気弁当でない限りはみんなで奪い合っていた。毎回行く度に持ち帰っていたので、相当生活費が助かったものである。店によっては持ち帰りができないところも多いようだが、そういう店で働いている人は気の毒だなぁと思ったものである。

 実際、食べ物を捨てるということは罪悪感が伴うものだ。捨てるにしたってごみ処理料がかかるわけだし、売り切ってしまったほうがいいに決まっている。もっというなら、スーパーのように割引販売ができればもっといい。割引をすると新しい弁当が売れなくなるという懸念もあるだろうけど、いくら安くても消費期限ギリギリの食品は食べたくないという人も少なからずいるので、バランスは取れると思う。いずれは割引販売も視野に入れて考えてほしい。2月14日を過ぎたバレンタインチョコなど、旬を過ぎた商品を割引販売することはコンビニでもあるので、まったく不可能なことではないはずだ。

 食べ物のムダがなくなることはいいことだが、完全に問題がないわけでもない。ムダがなくなることで、仕入れる商品の数は絶対的に減るだろう。店にとってはムダが減ることは歓迎だが、弁当を作っている業者はこれまた困ってしまう。コンビニ本部はぜひ、そのしわよせが業者にいかないように上手くやってほしい。

セブン−イレブン:コンビニ食品廃棄見直し 9割延命も(毎日)

食の現場から:MOTTAINAI セブン−イレブン食品廃棄減 加盟店、歓迎と困惑(毎日)
posted by atsu at 22:29| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月12日

タカラトミー

 今日の毎日と日経の1面を見て、思わず「えっ、ウソッ!」と言ってしまった。玩具メーカーのタカラとトミーが、年内にも経営統合するというのである。先日あったバンダイとナムコの合併は「( ´_ゝ`)フーン 」って程度だったが、今回は馴染みのある企業だけに驚きが強かった。

 タカラのおもちゃにはたいしてお世話になったことがないが、トミーに関しては私を育ててくれたと言っても過言ではない。私が物心ついたとき、そこには既にトミーの「トミカ」と「プラレール」があった。私はこの2つのベストセラー玩具に囲まれて、幼き日々を過ごしたのである。

 プラレールはあるとき処分してしまったが、トミカは今でも実家で眠っている。どれも遊び過ぎて塗装が剥げ、見るも無惨な状態になってはいるが、これだけは捨てられない。何台かは、色を塗り直してリビングに飾っているものもある。最近のトミカは品質が落ちてしまったが、私の時代のトミカは大人が観賞するのにも堪える出来だったと思う。

 タカラにも「チョロQ」という定番ミニカーがあるし、経営統合によってよい相乗効果が得られるような気がする。プラレールは子供の知育玩具としても優れているらしいし、これからも子供のためによりよい商品を提供し続けてほしい。あ、もちろん大人向けもね。

 あ、ここで久しぶりに「私のスイッチ!」を。男性の皆さんにお聞きします。

あなたが子供のころ、どっちのおもちゃが好きだった?

・ミニカー、電車、飛行機などの乗り物系のおもちゃ
・ヒーロー、怪獣、ロボットなどの人形系のおもちゃ

 持論なんですけど、どっちが好きだったかで子供の性格って決定すると思うんですよねぇ。

経営統合:タカラとトミー、年内にも−−玩具2位・3位(毎日)
posted by atsu at 22:26| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(2) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月22日

DVD規格統一天晴れ

 VHS対ベータマックス戦争の二の舞になるのではと危惧されていた次世代DVD規格だが、めでたいことに統一する方針が取られたようである。この先、また我々はメーカーの掌の中で弄ばれなければならないのかとウンザリしていたが、それが回避されて実によかった。

 20年近く前の話になるが、我が家はベータ派だった。ちょうど我が故郷の石巻にもレンタルビデオ店ができ始めた頃だったが、当初からベータソフトの品薄ぶりには困らせられた。観たい映画がベータでは発売されていないことがザラだったため、泣く泣くVHSに買い換えざるを得なくなったのである。当時ベータを持っていた家庭は、みんなウチと同じ末路を辿ったことだろう。

 そんな悲劇が、再び繰り返されることはなくなったのは喜ばしいことである。。メーカーも、やっとこさユーザー本位でモノを考えられるようになったようだ。ユーザーにしてみれば、ブルーレイ・ディスクだろうがHD DVDだろうがどっちでもよいのだ。だけど、互換性がないのは実に困る。その映画によって規格が違うのは厄介だし、知り合い同士で録画したDVDの貸し借りができないのも不便なことこの上ない。でも、規格統一によってその心配もすべて吹き飛んだ。これで、未来のAVライフはずいぶん快適になりそうである。

 ただ、まだまだDVDレコーダーは買いじゃないのが実情だねぇ。何より、DVDに残したいようなテレビ番組がないもの。もう一度見たい番組は昔のほうが多かったので、「あの頃DVDレコーダーがあればなぁ」としみじみ思う今日この頃である。

次世代DVD規格統一へ 消費者離れに危機感 米映画会社の意向も反映(産経)
posted by atsu at 21:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | ニュース−経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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