■満席のSL走る(三陸河北新報)
DCの成功願い JR石巻線 駅では石巻圏PR
蒸気機関車(SL)が二十日、三十三年ぶりにJR石巻線の小牛田−女川間を往復した。大型観光宣伝「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」のプレイベントとしてJR東日本が企画。汽笛を鳴らし、煙を力強くはきながら懐かしい雄姿を披露した。二十一日も走る。
中旬から試運転を重ね、SLホエール号の名前で、C11型が旧型客車三両(定員二百四十八人)を引っ張った。乗車券は発売と同時に売り切れる人気とあって、車内は満席状態。石巻駅には、下りが午前十一時十分、上りが午後三時三十八分に到着。多くの見物客が集まり、石巻日高見太鼓や寺崎はねこ踊りなどで歓迎した。
渡波駅では万石浦中生徒によるミニコンサート、終点の女川駅では女川潮騒轟会の太鼓とサンマのすり身汁を振る舞うなどしてもてなした。
SLの運行に合わせ、DC石巻地域部会は石巻駅前で「石巻エリア食と観光PR事業」を実施。生カキや水産加工品の販売、観光パンフレットの配布などをした。二十一日は午前十時から午後四時まで、農産物を主体に販売。海鮮焼き、鯨シューマイ、笹巻き金華寿司などもある。



私もこの週末、SLを見るためだけにわざわざ地元・石巻へ帰りました。やはり、33年ぶりのSL運行とあっては、テツとしては捨て置けません。
実は私も最初は乗りたいと思って指定券をゲットしようと思ったんですが、有楽町駅のみどりの窓口に事前に頼んで午前10時の時報と同時にボタンを押してもらったにもかかわらず買えませんでした。聞けば、ほぼ発売と同時に数秒で売り切れたとのこと。さすがに、一列車わずか240席ほどのチケットは入手困難でした。
ま、乗れないならそれは仕方ないということで、開き直って見ることに専念しました。20日は石巻駅で撮ったあと、女川駅へ追いかけて入換の様子を観察しつつ、上り列車を見送りました。そして今日は、友人の車に乗せてもらって、計3カ所の地点で走行シーンを動画に収めてきたわけです。天気もそこそこよかったし、よいものが撮れました。
とりあえず今日のところは写真だけちょっとアップしといて、動画は後日公開しますね。明日にでもようつべにアップしようと思ってますので。しかし、動画が撮れるデジカメがあって本当によかったです。