2005年02月12日

NHK、朝日の広告に拒否反応

 NHKが、今日予定されていたラグビー日本選手権の生中継をいったん取りやめると言っておきながら覆した問題は、本当に大人気ないどうしようもない行動だった。

 NHKは生中継を取りやめた理由を「審判の胸に朝日新聞の広告がある。企業名を大きく出すのはよろしくない」と言っていたようだが、最近はそんなに企業名や広告名に対して厳しくなくなっていたはずだ。そんな苦しい言い訳をせずとも、今回の件が朝日新聞に対する幼稚な嫌がらせであることは明確である。

 結局ラグビー協会が謝罪することで中継は放送されたが、謝ること自体がお門違いだと思う。そもそも、事前に知らされていなかった広告があることが「中継を断念せざるを得ない重大な事由」とは到底思えない。「次からは気をつけて」と注意するだけで済むではないか。それがNHKの人間にとっては重大な事由だと言うのなら、やはりNHKの人間の感覚は視聴者とは大きく乖離していると言うしかない。

 だいたい、朝日の広告を見るためにラグビー中継を見る人はいないし、今さら朝日新聞のロゴなんぞに宣伝効果などほとんどないと思うんだけどね。これまでの流れでNHKは「朝日新聞」という単語をかなり連呼しているんだし、今さら何の問題もないでしょ。

 朝日新聞の広告が画面に躍るのがよくないならば、夏の甲子園はどうするんだろうか…。朝日新聞の主催なんだけどねぇ。それまで問題がこじれてたらいったいどうなるかな。

ラグビー選手権、NHK一転生中継 視聴者から要望相次ぐ(産経)

[追記]

 NHKは引き続き朝日のロゴを審判の胸から消すよう要望を出していたようだが、朝日新聞はこれに対してきっぱりと断ったらしい。今回については、朝日には何の非もないので断るのは当然のことだ。朝日がラグビーのスポンサーをやってはいけないなんてことはない。
 これまで私は、朝日を批判することで結果的にNHKを擁護するようなカタチになってしまっていたけど、こういうことがあるとNHKの肩を持つ気もなくなってしまう。朝日新聞虚偽報道問題の風化に加担したNHKには多大な罪があると断言しておく。

朝日新聞、広告は外さず ラグビー協会の要請に NHK中継問題(産経)
posted by atsu at 20:46| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月10日

ついに自民党が「朝日報道は虚偽」と断定

 いやーやってくれた。誠意ある回答をよこさずお茶を濁そうとする朝日に対し、自民党がついに「虚偽報道を認めて謝罪せよ」とする見解を送りつけた。

 これに対し朝日は「このような意見を頂くとは遺憾」とのたまっているが、いよいよ苦しくなってきた。朝日の息の根が止まるのももう少しかな。

 ただ、久々にこの問題についてのアクションがあったというのに、各紙ともに記事がちっちゃいんだよね〜。産経は社説でも触れていたが、政治面の記事は共同通信の配信記事そのまんまで小さい小さい。これだと、問題が風化するのを待っている朝日の思うつぼになっちゃうでしょーが。もうちょっと大々的に朝日を攻撃しなきゃダメだよ。

 朝日を逃がすことなく、報道機関として二度と立ち直れないほどのダメージを与えてやるのだ! ジャーナリズムの常軌を逸した朝日にはちょうどいいお灸になると思うしね。

自民調査チーム、朝日新聞の釈明要求=番組改変報道は「虚偽」(時事通信)

朝日NHK問題 うやむやに終わらせるな(産経社説)
posted by atsu at 00:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月05日

安倍ちゃん、待ちぼうけ

 安倍晋三が4日、朝日虚偽報道問題についてみんなで話し合おうじゃないかとキャピタル東急ホテルにて会合を主催したのだが、結局招待した人間が誰も来ないまま終わってしまったそうである。

 招待されたのは、中川大臣のほか、NHKの松尾氏・告発した長井氏・そして当の記事を執筆した本田雅和氏ら2人の記者である。中川大臣は公務のため出席できず、ほかのメンツも誰一人として来ずじまいだった。

 まったくさぁ、せっかく安倍晋三が席を設けてやったのに、朝日やNHKの当事者どもは何を考えているのかねぇ。せめて松尾氏は来いよな。ほかの3人が来ないのは分かりきったことだけどさぁ。まぁ、ここまで表舞台に出てくることを拒んでいるってことは、面と向かったら勝ち目がないと分かっているんだろうね。

 しかし安倍ちゃん、これじゃあまるでクリスマスパーティを企画したのに誰も来なかった星飛雄馬みたいに無惨じゃないか。中川大臣のスケジュールさえ合えばもうちょいマシだったろうにねぇ…。どうやら呼んでも当事者たちは来ないみたいだから、もうこうなったら次は築地の朝日本社に直々に出向くほかないかもね。意地でもヤツラを話し合いのテーブルに座らせろ!

<NHK特番問題>安倍氏「朝日の報道はねつ造」改めて批判(毎日)
posted by atsu at 23:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月04日

さらに恥を重ねる朝日

 NHKの橋本新会長が言った「個々の番組について事前に説明することが当然とは思っていない。好ましくないと思っている」という発言を、朝日がバカみたいに大々的に報じている。

 朝日にしてみりゃ「ホラホラ、NHKの会長が事前説明はイカンって言ったよ〜」と触れ回りたいところなんだろうが、この発言がそんなにすごいことか? 海老沢体制とは違いますよっていうポーズを取らなきゃいけない橋本会長のことだから、このくらいのことを言うのは予想できるじゃないか。それに、この人は技術畑出身の人だから、編集作業の面倒さとかを痛いほど知ってるんだろうよ。政治家にあーだこーだ言われて編集した経験なんかがあって、常々「説明なんか行かねーほうがいいのになぁー」と思っていたのかもしれない。

 朝日はこの発言を受けて、こう解釈したのだろう。

「NHKがどんな番組を作ろうと、絶対に政治家に首は突っ込ませません」

と。しかし私はこう受け取った。

「いちいち政治家に説明する必要もないほど、公平中立の番組を作る努力をします」

と。事前の説明が好ましくないというのはこういうことだと思う。


 実際、公共放送ともあろうものが、右か左に偏った番組作りをすることがそもそもの間違いなのである。政治家に茶々を入れられなければ分からないということは、恥ずべきことであると認識しなければならない。朝日は「番組の内容は問題ではない」と逃げるが、番組の内容を語らずしてこの問題を解決できようか。番組が偏っていたことこそ、この問題の全ての根元である。件の模擬法廷(単なる政治集会だが)を取り上げるにしても、始めから左右両方の識者を集めて議論をするという形式にしていれば、こんなことにはならなかったはずだ。

 なぜそれができなかったのかと言えば、その番組が単なるプロパガンダだったからに過ぎない。バウネットとかいう団体は、あろうことか公共放送を自分らの主義主張を垂れ流す道具だと勘違いしたのである。代表を務めていた松井やよりも松井やよりだ。なぜNHKに企画を持ち込んだのか。テレ朝でやったのならこれほどの問題にはならなかったのに(でも、スポンサーは付かんだろうな…)。

 西村議員のように、NHKに政治家が文句を言うのは当然と言い放つ人もいる。実際その通りで、万が一NHKが公共放送の使命を忘れて暴走を始めたときは、政治家しかブレーキをかけられる人間がいないのである。今回の番組はまさに暴走しかけていたわけだ。NHK自身が、自分の偏向具合に気付けないようになってはまずい。今回は幸い、NHKが途中で気付いて自発的に再編集できたわけだが(あくまで、圧力はなかったという前提で話しています)。

 偏向していることを正してあげることは、圧力とは呼ばない。罪を犯した人間に、「これからは二度とするなよ」と諭すことは圧力ではないからだ。これを圧力と感じる人間は、自由を履き違えている人間である。「自由」の中に「犯罪をする自由」もあると思っている大馬鹿者だ。「報道の自由」を履き違えている朝日に近いものがある。

 とは言え、朝日新聞社は民間企業だから、いくら偏向していても構わない。だが朝日は、偏向しかけたNHKを更生させようとしたことを「圧力」だと言っている。「公共放送が偏向してどこが悪い!」と言っているのだ。いや、それだとちょっと語弊があるか…。朝日は偏向しておきながら自分が偏向していることにまったく気付いていない(というか、極左の自分が「まとも」だと思っている)から、NHKを中庸化させようとする動きも右傾化に見えるんだろうな。

 ところで、橋本会長の陰に隠れて小さな扱いになっているが、永井多恵子副会長の意見がなかなか素晴らしいと思う。

「予算が国会の審議にかかるので、理解してもらうための番組説明はあると思う。いろいろな人が右から左から、いろんな意見を言うのは自由。その中で自分たちは判断し、公共放送の編集権を自覚してやっていけばいい」

 まったくもってその通りである。右の意見、左の意見、それらを総合的に考慮して番組作りをすることが肝心である。NHKの中立化には期待していきたい。

 ところで、朝日の記事ではこの永井副会長の発言のうち「右から左から」の部分が欠けていた。まあやっぱり、朝日は右の意見は絶対に受け入れられないってことなんだろうねー。左からしか物事を見られない新聞社は実に不憫なものです。

NHK会長「好ましくない」 政治家に番組内容事前説明(朝日)

NHK 番組の事前説明 橋本会長「当然と思わず」(産経)
posted by atsu at 22:23| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(2) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月03日

西村議員サイコー!

 〆鯖さんの「しめログ」からの情報なのだが、民主党の西村眞悟という議員が、自らのHPで「政治家としてNHKに圧力をかけるのは当然!」と発言しているらしい。こういう意見が、自民党ではなく民主党の議員から出てくるのはたいへん意義のあることだと思う。

 そしたら、今日発売の週刊新潮が西村議員のことを取り上げていた。こういうネタを見逃さないあたりは、さすが新潮というところだろうか。安倍晋三でさえ「圧力はかけていない」と否定しているのに、政治家は圧力かけるべしという意見が政治家の口から出てきたのはとても面白い。

 「政治家は一切番組内容などに口出し禁止!」と言っている朝日はこれをどう思うんだろうと思って、ゆうべメールを出してみた。

こんばんは、江東区在住のatsuと申します。
いつも楽しく貴紙を拝見しております。

貴紙は「テレビ番組に政治家が口を出すことが問題だ」と主張してらっしゃいますが、

民主党の議員である西村眞悟氏が、自らのHPで過去にNHKに圧力をかけたことを
告白していました。

http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi

これが本当だったら安倍氏や中川氏と同様大問題だと思うのですが、
朝日新聞は問題視して記事にはしないのでしょうか。

安倍氏や中川氏と違って圧力をかけたことを認めているみたいですけど。
また、自分のところに問題の番組の説明が事前になされていたら
「そんな番組やめろ」と言っただろうとも書かれています。

朝日の主張では、番組の内容うんぬんにかかわらず、一切政治家は口を挟むなということですよね。
その方針に従うのならば、朝日新聞には西村氏を批判する義務が発生していると思うのですが、いかがですか?

この場合は問題にならないとは言わせません。
そうなったら、あなた方の主張は崩れますからね。

納得のできるご説明を伺いたいところですが、無理でしょうかね…。



 恐らく返事は来ないと思うけどね。朝日に答えられるはずがないさ。自民党議員がこれと同じことを言ったのなら朝日も噛み付くんだろうが、よりによって民主党議員。朝日としては手を出したくとも躊躇せざるを得ないところだろう。本来は朝日は問題視しないとおかしいんだけどね。記事にしたらそのときは拍手してやるよ。

 最後に、〆鯖さん。たいへん美味しいおかずをありがとうございました。

西村眞悟、NHKへの圧力を認める(しめログ)

西村眞悟ホームページ

眞悟の時事通信 最近の出来事について(問題の記事)
posted by atsu at 23:59| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月02日

朝日の右翼差別

 昨日の「正論」に引き続いて、今日はついつい「SAPIO」を買ってしまった。もう、朝日虚偽報道問題を扱った媒体があると読まずにはいられない。文藝春秋の「諸君!」も明日あたり買ってしまいそうである。誰か止めて〜〜。

 ま、朝日が同じ答えばかり繰り返している現状(この件について、goriさんの「Irregular Expression」では朝日社説を茶化した素晴らしいエントリを寄せていた。必読!)では、情報を他社に求めるしかない。朝日擁護のメディアがほとんどないだけに、朝日を攻撃するメディアが目立つ。実によいことだ。

 だが今日はソチラの問題はさておいて、以前あったビラ配り問題について触れたいと思う。「正論」3月号に「冗談でも笑えぬ朝日社説の『郵便受けの民主主義』」という記事があることは昨日のエントリでも紹介した。この記事で筆者の稲田朋美氏は、題にある問題の朝日社説が、朝日のダブルスタンダードぶりを露呈させる大きな証拠であることを見事に暴いた。

 件の社説は、昨年12月16日に立川ビラ配り事件で被告が無罪判決を勝ち取ったことを受け、翌17日に朝日が意気揚々と掲載したものである。この問題を社説で扱ったのは朝日だけだったことからも、朝日がいかに半狂乱だったのかが分かる。それほど嬉しかったのだろう。

 この社説の中で朝日はこう述べている。(以下抜粋)

 
 そもそも身柄を拘束したり、起訴したりする必要のない事案だった。2月末に逮捕され、5月まで75日間も勾留し、公判は8カ月に及んだ。無罪の結論を出すのが遅すぎたくらいだ。
 
 住居侵入に当たる行為ではあるが、配り方は強引ではなく、住民にかけた迷惑も少なかった。刑罰をもって報いるほどの悪事ではない。判決はそう結論づけた。明快な判断である。

 自分の気に入らない意見にも耳を傾けてみる。それは民主主義を支える基本である。派遣を控えた自衛隊員にとっても、同僚や家族と全く違う意見を目にするのは無駄にはならないはずだ。くだらない意見だと思えば捨てればいい。


 逮捕は行き過ぎだということは、私もこの報道があったときに「言論弾圧はナンセンス」で述べた。ただ、今ではちょっと甘すぎる意見を書いたことに後悔している。私は「反対意見を封じ込めることは罪」だと主張したが、当の左翼メディアが反対意見の封じ込めを日常的に行っているからだ。朝日を筆頭に、左の方が運営してらっしゃるブログも、反対意見を聞こうともしない。左がそんな態度でいる以上、こっちも折れるべきではなかった。

 話がちょっと逸れた。この社説に対し、稲田氏が強烈に突っ込んでいるのは、太字で示した点についてである。朝日は、自分の気に入らない意見に耳を傾けているのかということだ。

 朝日は立川で逮捕された3人を完全に擁護し「言論のためならビラ配りは自由!」「郵便受けには民主主義がある!」と声高に叫んだわけだが、稲田氏はここに発生している矛盾を見逃さなかった。かつて朝日が、ビラによる政治活動を批判した記事を書いていたことを暴露したのだ。

 その記事は平成11年12月4日の大阪版朝刊に掲載された。架空の人々がニュースについて談義するという形式の記事だったらしく、和夫さん(49)、信子さん(42)、雅美さん(44)というメンツが登場していた。記事は、和夫さんのマンションの郵便受けに、あるビラが投函されていたというくだりから始まる。

 そのビラとは、和夫さんの息子が以前通っていた学校の教師を「日の丸・君が代に反対しているけしからん教師がいる」として糾弾するものだったという。それを見て、和夫さんが言う。

「地域の住民を巻き込んで、学校で何か問題があったのだろうか、と思わせるのが狙いなのでしょうね」

 信子さんも言う。

「日の丸・君が代には、色々な考えの人がいるけど、お母さんは、こんなビラはひきょうで卑劣やと思う」

 続いて雅美さんも言う。

「このビラのように一方的に相手を批判したり、日の丸の掲揚を無理に押し付けたりするのはおかしいと思う。過激なやり方はいい結果を招かない。もっともっとオープンに議論し、みんなで考えていくべき問題だと思う」

 3者が3者とも、ビラを撒くという言論活動について否定的ではないか! これは驚いた。この記事から約5年後、まったく正反対の社説を載せるのだから朝日は素晴らしい新聞社である。朝日はこうも書いている。

「ビラを周辺の住宅に配る手法は、成田空港建設に反対する三里塚闘争で、過激派が運輸省や公団を攻撃するために使ったことを思い出させる」

 うわぁ、朝日はこの時点でしっかりと、「ビラ配りは過激派の手段」だと認めてるじゃないか。なのにどうして、立川の件ではビラを配った人たちを手放しで擁護できるんだろうか。過激でひきょうな手段なんじゃなかったの??

 稲田氏は朝日をこうバッサリと斬っている。

 
ビラの中身が「自衛隊派遣反対」「共産党」なら民主主義の基本として憲法が保障する表現の自由の恩恵を受け、「国旗、国歌に反対する教師の批判」なら「過激派」「ひきょうで卑劣」「一方的」として排除されるというのは思想信条による差別にあたる。


 まさにこれに尽きよう。だが、朝日はこれを常に行っている偏向新聞社なのだ。自分に都合のいい情報は捏造・歪曲してでも記事にする。自分に都合の悪い情報や批判には無視を決め込むか、「言論への圧力」という言葉を振りかざして逆ギレする。今回の虚偽報道問題もこの法則にきっちり当てはまるものである。ジャーナリズムの風上にも置けない。

 やはり、朝日が守る「言論の自由」とは、左翼の意見にしかないことがはっきりした。朝日曰く、右翼には一切の言論の自由はない。左翼はビラを配ってもいいが、右翼は許されないのだ。

 もしも今後、右翼がビラを配って逮捕される事態が起きたりしたら、朝日は記事にするにあたってビラを撒かれた家の住民にこう取材するはずだ。

「ビラを受け取れって強要されたでしょう」

「ビラを撒いていた人は威圧的で、恐怖を感じさせたでしょう」

本田雅和ならこういう取材方法を取るはずである。で、「住民が多大なる迷惑を被ったので、逮捕は当然」と社説に書きそうだな(笑)。

 さあ、ではまたこの格言をみんなで唱和して、終わりとしましょうか。せーのっ、

左が言えば抗議でも、
右が言えば圧力。
posted by atsu at 23:34| 東京 ☀| Comment(13) | TrackBack(0) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月01日

敵の本陣で「正論」を買う。また楽しからずや

 今までは立ち読みしかしたことはなかったのだが、今日ついに私は初めて「正論」という雑誌を購入してしまった。NHK VS 朝日新聞問題を大きく取り上げていて、とても立ち読みで済ませられる内容ではなかったからだ。検証の迅速さと情報量という点では「Irregular Expression」さんのほうが詳しそうなのだが、やはりこの問題に興味があるのなら今日発売の「正論」3月号は読まないわけにいかないだろう。

 もともと朝日新聞を常に批判している同誌だが、今月は集中攻撃号と言ってもいいくらい充実した内容になっている。関連記事の見出しのみ紹介すると、

NHK圧力報道で宙に浮いた朝日新聞「従軍慰安婦」への妄念……石井英夫

朝日新聞・NHK大ゲンカでわかった注目すべき点……本誌編集部

朝日新聞・問題報道の技法研究……藤岡信勝


他にも朝日・サヨク叩きの記事は止まらない。

冗談でも笑えぬ朝日社説の「郵便受けの民主主義」……稲田朋美

朝日新聞社の無見識な報道倫理を正す……小牟田哲彦

教科書から「従軍慰安婦」「強制連行」という用語が減ってなぜ悪いのか……高市早苗


などなどである。いつも以上に溜飲の下がる記事揃いだ。


 さて、今日私がこの「正論」を買ったのは、朝日新聞東京本社内にある近藤書店朝日店である。そう、朝日に対するちょっとした挑発行為だ。

 店に入り「正論」を手にするやいなや、すぐにレジへと向かった。すると、店員は私にこう言ってきたのである。

「朝日新聞の社員証をお持ちですか?」

 次の瞬間、私は脊髄反射で「違います」と答えていた。まったく何も考えず口から出てきた言葉なのだが、思い返すとなかなか上手い答え方をしたと思う。

 普通、「お持ちですか?」と聞かれたら「持ってます」か「持ってません」と答えるのが普通だろう。でも、私の口は即座に「違います」と吐いた。そのあとには恐らく「朝日の社員なんかじゃありません」と続くのだろう。やはり私の中には、朝日社員なんかであってたまるかよという意識が根強く存在しているのだと思った。

 朝日新聞東京本社は、警備員の数こそ多いものの、ロビーまでは誰でも自由に入ることができる。近藤書店のほか、最近はタリーズコーヒーもできたし、コーヒーをすすりながら朝日のロビーで「正論」を読むというのもまた一興だろう。10人くらいで行ってこれやったら面白いかも。

Web版「正論」
posted by atsu at 22:22| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月24日

毎日は意外に冷静だ

 今回のNHK番組改編問題では立場上朝日側に立っている毎日新聞だが、強力電波を撒き散らしまくっている朝日に比べるとかなり冷静で客観的な見方をしているようだ。

 1月21日の社説でも、朝日を擁護しNHKを批判しながらも「朝日の取材方法も精査すべきだし、件の番組の偏向具合も考慮すべき」と明言していた毎日新聞。朝日は次の日(22日)の社説で、自分に都合のいい箇所だけを抜粋して「毎日も応援してくれてるぞ!」と書いていたが、どう読んでも朝日を手放しで応援などはしていなかった。徹底攻撃を仕掛けている産経や新潮社とは違い、毎日はひとり事態を静観している感じがする。

 そしたら、今日は「発信箱」というコラムにてこんなことが書かれていた。あくまでも一記者の見解に過ぎないのかもしれないが、こういった意見が左側メディアから出てくることはとてもよいことだ。


第2次「慰安婦」論争として 山田孝男(編集局)

 
 NHKと朝日新聞のケンカは「番組に対する自民党の圧力」問題と「番組制作上の歴史認識」問題の二重構造になっている。二つの論点は別の次元に属するが、歴史認識を無視して圧力を考えるわけにはいかない。報道に対する「圧力」は常に微妙な問題であり、一般論をもって個別のケースを律することはできないからである。そもそもどういう報道プランがあり、それがどう改変されたのか。具体的な事実経過を吟味しなければ、いいも悪いも判断のしようがないだろう。

 問題の特集番組「戦争をどう裁くか/問われる戦時性暴力」(01年1月30日、NHK教育テレビで放映)のビデオを見たが、「圧力」を経た修正版にもかかわらず、「従軍慰安婦」の取り上げ方に危うさを感じた。92年1月、朝日新聞は「朝鮮人慰安婦募集に日本軍関与」の大報道を展開、直後に訪韓した宮沢喜一首相が盧泰愚(ノテウ)大統領に謝罪した。日本軍による慰安婦「強制連行」を糾弾する動きは相変わらず根強いが、強制連行を否定する実証的な反論も出ている。90年代の慰安婦報道と日本政府の謝罪が、日本に「性奴隷」(海外ではsexslaveと報道)制度が存在したかのような誤解をまき散らしたという批判はさらに根強い。

 今回の騒動の本質は第2次「従軍慰安婦」論争ともいうべきものではないか。前回は朝日が火を付け、大半のメディアが同調した。今回も火付け役は朝日だが、メディアは自民党糾弾の一本調子で足並みをそろえてはいない。「圧力」を描く朝日報道の細部にはリアリティーがあるが、決め手に欠ける。(編集局)



 朝日の記者には絶対に書けない文章である。毎日新聞の人が、従軍慰安婦の存在に疑問を投げかけるとはね。ちょっと私の中で毎日新聞の好感度が上がった。

発信箱:第2次「慰安婦」論争として 山田孝男(編集局)
posted by atsu at 23:49| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(3) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月23日

朝日、逃げの一手

 NHKの海老沢会長が25日に辞意を固める表明をしたそうだが、記者に直撃された会長は今まで見せたことのない、まるで恵比寿さまのような表情をしていた。でも、もう今となっては海老沢の辞任なんぞまったく興味がなくなった。むしろ海老沢にとっては、今回の騒動はとてもよい隠れ蓑になったのではないだろうか。

 朝日新聞は、NHKが20日の「ニュース7」で「朝日新聞虚偽報道問題」としたことを受け、提訴も辞さない構えでNHK側に謝罪を求める方針を取った。それに伴って、「取材のプロセスなどは訴訟にもかかわることなので明かせない」と述べていたが、正直「そう来たか、逃げやがったな」という思いでいっぱいである。

 これでもう、我々は事実を知る手立てがなくなったように思う。朝日はこれまでもNHKや安倍晋三らの反論に対し「記事には自信をもっている」の一点張りで反論。自信をもっているのならそれなりの根拠を出してほしいものだったが、結局それは叶わないようである。これで確実に、真実は当事者のみぞ知る領域になってしまった。法廷の場で争ったところで、真実は分かりはしないだろう。朝日が取材のプロセスやソースを明かせば話は変わってくるが。まず、録音テープの有無をはっきりさせてほしい。

 今後、高い確率で争いが訴訟へもつれ込んでいくだろうが、この訴訟が現段階では「朝日の報道が正しいか否か」を裁くものではないことを理解しておきたい。あくまでも今回は、NHKが「虚偽報道」と先走って言ってしまったことが名誉毀損にあたるかどうかが争点なのである。仮にNHKが負けたとて、イコール朝日の記事が正しいと認められるわけではない。
 とは言え、この件だけに限ればNHK側の分がとても悪い。真実も明らかにされていないのに、「虚偽報道」と断定した言い方をしてしまったのはまったく軽率だった。結局NHKは、朝日に攻撃材料をむざむざと与えてしまったのである。その点には猛省を促したいものだ。

 個人的には訴訟は回避してほしい。そのためには、少なくとも朝日・NHKの両者は、お互いが出した質問に対して真摯に回答すべきだろう。朝日にはとくに、松尾氏に対して「会って話してすり合わせをしましょう」と言ったとされる点を詳しく説明してもらいたい。また、「ベテラン記者が担当した記事だから間違っているはずはない」なんて理屈は通らないので撤回すること。そしてNHKは「虚偽報道」と断定してしまった点についてはとりあえず謝罪しておくべきだろう。そうしないと、事態はどんどん朝日の有利に傾いてしまうだろう。

 私は結果的にNHK側を応援する立場に立ってしまっているが、元を正せば偏向団体の宣伝番組を作ったNHKがいちばん悪いとも思う。はじめから右左両方の意見を取り入れる公正な立場で番組を作っていれば、安倍・中川氏らが「公正にお願いしますよ」とわざわざ言う必要もないはずだ。
 公共放送は、自民党のためにあるのでも、左翼団体のためにあるのでもない。もちろん右翼団体のためでもない。これを機に、NHKがより中庸を目指した放送局へ変わっていくことを望みたい。

番組改変 NHKが公開質問状 朝日新聞、提訴の構え(産経)

NHKに訂正・謝罪求める 番組改変問題で本社通告書(朝日)

「取材を重ねて報道」 東京本社社会部長・横井正彦(朝日)

 今回の件に関し、「娘通信♪」のmisaki80swさんが実に素晴らしい見解を示しておられましたので、リンクを張っていただきます。このエントリを読んで、私も冷静さを取り戻せました。

NHK偏向問題・・政治的公平・中立とは?(娘通信♪より)
posted by atsu at 23:34| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(5) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

産経が右翼の暴力を戒める

 今日の産経新聞が、社説で富士ゼロックス会長宅への火炎瓶投げ込みと実弾郵送事件について触れていた。1月15日のエントリ「右も左も暴力はイクナイ!」で、朝日新聞が同じネタで社説を書いていたことを紹介したが、右翼だけを悪者と決めつけた朝日社説と比べるとおもしろい。せっかくなので、全文引用させていただく。

2005年1月23日(日)付け産経新聞社説 

小林会長宅事件 言論封じ込めは許されぬ

 
 不気味な事件が続いている。東京都目黒区の富士ゼロックス会長、小林陽太郎氏の自宅に燃えた火炎瓶が置かれたり、拳銃の実弾が郵送されるという事件が起きた。
 今のところ、だれが、なぜ、何の目的でこのような卑怯(ひきょう)極まりない事件を起こし、小林氏や家族を不安に陥れているのか全く不明である。警察は犯人逮捕に全力を挙げ、事件の背景を一刻も早く解明しなければならない。
 まず、今月九日昼前、燃えた火炎瓶二本が自宅玄関脇に置かれているのを家政婦が見つけた。幸い、発見が早く大事には至らなかったが、一歩間違えば建物に燃え移るところだった。
 さらに、今度は四日前の十九日夜、帰宅した小林氏が普通郵便で届けられた封筒を開封したところ、30口径の拳銃の実弾一発が入っていた。差出人は都内に実在する企業だったが事件とは無関係だった。
 小林氏に対するこのような許しがたい事件の予兆は、昨年秋から続いていた。同氏は日本と中国の有識者による「新日中友好21世紀委員会」の日本側座長を務めている。
 昨年九月、委員会終了後の記者会見で、小林氏は個人的見解と断ったうえで「中国の国民感情を逆なでしたり、(日中)首脳会談の妨げになっている(首相の靖国神社)参拝はやめてほしい」と述べた。
 この発言以降、小林氏の自宅周辺に右翼団体が街宣車で押しかけ、スピーカーを使って非難するという嫌がらせがあった。そして今回の火炎瓶、実弾事件へと発展した。
 すべてが同一グループか団体か個人の犯行なのかは分からない。しかし、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を強く支持する過激な個人か団体が、小林氏の発言を封じ込めようと、嫌がらせをエスカレートさせているとみるのが自然であろう。
 今回の事件は言論を封圧するための悪質なテロ事件といえる。自分と意見、思想が違うからといって、相手の自宅に拳銃を発射したり、実弾を郵送するという事件は後を絶たない。
 言論の自由が保障されてこそ民主主義社会は成立する。不平や不満があれば、堂々と言論で渡り合えばよい。卑劣な言論封じ込めは許されない。



 知っての通り、産経は右寄りであり、首相の靖国参拝にも賛成している。産経から見て、小林会長は意見を異にする存在なのであるが、しっかりと「思想が違うからといって暴力による言論封じ込めはいけない」と明言している。これが、民主主義にとって正しい判断というものだ。
 今回産経の誉められるところは、きちんと一連の犯行が右翼のものだろうと認めているところである。私も右寄りだが、右翼団体は大嫌いだ。何があろうと、敵対する論客を暴力で押さえ込もうなんてことはあってはならない。街宣車で騒音を撒き散らすことも立派な暴力である。まさにこれはテロであって、絶対に許せないことだ。

 比較のために、1月14日付け朝日新聞の社説も載せておこう。同じ題材を扱っていても、こうも違うものかと思えるものだ。

火炎瓶事件 経済人よ見過ごすな

 年明け早々、卑劣な事件が起こった。東京の小林陽太郎富士ゼロックス会長の自宅の玄関脇で、燃えた火炎瓶が2本見つかった。通行人が気づいて、家の人に知らせた。
 あぶなく火事になるところだった。わざわざ火をつけて置いたところをみると、次はこんなものではすまないという脅しでもあるのだろう。
 いったい、だれが、何のために火炎瓶を仕掛けたのか。犯行声明は出ていないが、すぐに思いつくことがある。
 小林氏は昨年秋から、靖国神社をめぐる発言で、しつこい攻撃にさらされているからだ。
 小林氏は日本と中国の首脳が合意して発足した「新日中友好21世紀委員会」の日本側の座長をしている。9月にあった21世紀委の会合後の記者会見で、小泉首相の靖国神社参拝について「個人的にはやめていただきたい」と話した。小泉首相の立場は尊重するとことわったうえで、中国側の国民感情も考えなくてはならないという慎重な言い方だった。
 この後、小林氏をはじめ、21世紀委の委員たちにあてて、中国との対話を非難する文書が出回った。小林氏の自宅には右翼団体が街宣車で乗りつけて、スピーカーを使って非難した。
 このような動きと今回の火炎瓶事件との関係はわからない。しかし、小林氏からみれば一連の出来事とつながっていると受けとめるのが自然だろう。今回の犯人も小林氏をいっそう恐れされることをねらったのではないか。
 警察は火炎瓶処罰法違反事件として捜査している。早く犯人を突きとめ、逮捕してもらいたい。
 自宅に街宣車で押しかけるようなやり方を、警察は許してはいけない。本人や家族を脅すのがねらいとしか思えず、まともな言論活動とはいえまい。暴力的な行為として規制するのが当然だ。
 ひごろ「テロに屈しない」と明言している小泉首相は、テロをにおわせるこのような事件に厳しい態度で臨むべきだ。
 小林氏は日本と米国の大学で学び、経済界を代表する国際派として知られている。経済同友会の代表幹事も務めた。
 こんな事件で発言を控えるようになれば相手の思うつぼだ、ということはよく分かっているはずである。ぜひ、これまで通り率直な発言を続けてもらいたい。それがテロに屈しない道である。
 小林氏に対する一連の攻撃について、経済人の動きが鈍いのはどうしたことか。靖国をめぐる小林氏の発言は公的な活動である。自分たちの代表として行動している人を孤立させてはならない。自由な経済と社会が大切だというのなら、今こそ、声を上げるときだ。
 戦前、団琢磨や井上準之助ら経済人が次々にテロに襲われた時代があった。一つひとつの暴力にきぜんとした態度をとらなかった日本は、軍部のクーデターを招き、暗い時代に転落していった。
 そんな歴史も忘れてはならない。



 まあこの社説への批判は以前書いたので書かないが、皆さんはいかが思われますでしょうか。

【主張】小林会長宅事件 言論封じ込めは許されぬ(1月23日付け産経新聞社説)
posted by atsu at 22:43| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月21日

誰もが認める売国新聞

 2ちゃんでは去年の11月くらいから話題になっていたそうですが、私は今になって知ったので紹介させてください。笑い転げました。

「売国新聞社」を

Googleで検索する

 ど…、堂々の第一位だよ「アサヒ・コム」…。

 いやぁ、すごいシステムだねぇ。もちろん朝日のサイト内に「売国」なんてキーワードは含まれてないけど、朝日にリンクしてるサイトに「売国」というキーワードがたくさん含まれているからこういう結果になるんだってさ。やっぱすごいやアサピーは。

 ちなみに、ヤフーとMSNの検索では1位に引っかかりませんでした。ロボットの性質がちょっと違うんだろうね。
posted by atsu at 00:32| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本田雅和も出て来い!

 アサピーによるNHKへの反論記事「NHK元総局長、発言翻す 朝日新聞抗議「報道に根拠」 」には大いに笑わせて頂いた。もうオマエラ、私を笑い死にさせる気かよ。笑いすぎて、ガキの頃に治った気管支ぜんそくが再発したらどうすんだ!

 言ってもいないことを書きなぐったくせに「発言翻す」とはよく言えたもんだ。朝日の反論といえば、今までの説明を繰り返すだけで、すでにNHKに「反論になってない」と一蹴されてるし。それでもまだ朝日は「「正確に報じた」 中川氏記者会見に朝日新聞が反論」という記事まで書いてるけどね。そこまで「正確に報じた」と言い張るなら、そろそろ確実な証拠出してみろよ。まさか、こんな重要な取材を録音もせずに行っていたわけではあるまい。ん?

 結局朝日は、横田めぐみさんの遺骨が偽物だと言われてもなお「本物だ!」と主張している北朝鮮と同じ論調だね。反論するに足る具体的証拠も出せないくせに、逆ギレして相手をさらに罵る。さすが、チョーニチ新聞とはよく言ったものだ。

 今日の週刊新潮の記事も楽しく読ませていただいたが、案の定朝日は広告を掲載してなかったねぇ。広告料を取っておいて一部を削って掲載した前科を持つ読売新聞よりはマシな気もするが、そんなに記事に自信があるなら何を言われようと堂々としてろよな。クオリティペーパーを自称しているくせに、たかが週刊誌が怖いのか? 怖いんだろ。戦ったら勝ち目がないと思ってるんだろ。このヘタレ新聞社が。もう新潮社も、朝日に金輪際広告を載せないほうがいいよ。ついでに文藝春秋も。どこかのブログに書いてあったが、朝日を潰すには広告主が撤退することが一番らしいので、新潮社には率先して手を引いてもらいたい。

 まあ、元をたどればNHKがヘタレなんだけどね。そもそも、企画段階で止めなきゃいけない。そんなバウネットとかいう偏向集団のプロパガンダ番組が通ってしまうのが問題だ。左翼は「報道の自由」とか「言論の自由」という言葉をずいぶんひけらかしているけど、だいたいこの団体が報道の自由も言論の自由も守ってないじゃん。

主旨に賛同する者のみ入場を許可し、産経の記者を門前払いする団体

のどこが報道の自由を守ってるわけ? 自分らに否定的なメディアは取材すらさせないんでしょ? それってすごく言論の弾圧だと思うんだけどね。まあ、昭和天皇に有罪判決を出すような裁判ゴッコを行って悦に入っているような連中だから、その程度の低さは納得できるんだけどさ。ほとんどカルトと変わんないし。

 だいたい、一部分がカットされて、自分らに否定的なコメンテーターの意見が入っていたからとNHKに損害賠償を求めるとはどういうことよ。あんたらは、NHKに番組制作料でも払っていたのか? だとしたらそれこそ問題だぞ。「皆様のNHK」は、あんたらの宣伝番組を垂れ流すためにあるんじゃぁないんだよ。そんな番組は、自分らで自主制作のビデオでも作って、自分らだけで上映して楽しんでくれ。

 チーフプロデューサーの長井氏は、昨日のNHKの調査結果を受け「政治家に魂を売り渡した現経営陣主導で行われた調査結果は、まったく信用できない」と言った。それではコチラも言わせてもらおう。

「特定の偏向カルト集団に魂を売り渡したプロデューサーが作った番組は、まったく視聴に値しない」

 朝日のスケープゴートにされた長井氏も何だかちょっと気の毒ね。あんまりカワイソウだからさ、仕掛け人の本田雅和もそろそろ顔出して反論しなさいや。記事にそんなに自信があるなら、堂々と表舞台に出て来い! 安倍や中川に正面切って反論してみろ!

NHK元総局長、発言翻す 朝日新聞抗議「報道に根拠」(朝日)

番組改変問題 NHKの会見に対する朝日新聞社の反論(朝日)

「朝日、論点のすり替え」NHKが抗議に再反論(読売)

朝日が週刊新潮の広告断る NHK改編問題めぐり(共同通信)

この問題の詳しい経緯については、下記のサイトをご参照ください。

Irregular Expression(goriさま運営)
posted by atsu at 00:04| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(13) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月16日

カット部分が見てみたいぞ

 NHK番組改編疑惑について、今日の東京新聞芸能ワイド面コラム「からむニスト」がなかなかよい指摘をしていた。ソースが東京新聞のサイトにないので、全文引用して紹介したい。


 
 四年前のNHK教育「戦争をどう裁くか」シリーズ第二回「問われる戦時性暴力」のカット問題が紛糾している。他局のコメントは「報道の自由を死守せよ」と型通りだが、テレビにはもう一つ、「公正中立」の鉄則があるはずである。
 第二次大戦の性暴力の責任のすべては天皇と日本国にある、というくだりが単に一部の声なら削除に及ばない。ただし、番組自体の主張とすれば偏向≠ニみなされて、四分間のカットもやむを得ないことになる。いずれにせよ視聴者はわずかなデータしか持たず、いらだつだけ。しかも似たようなケースは必ず再発するに違いない。
 解決策はただ一つ。四分間のカット部分を公開した特別検証番組を作り、国民の判断を問うことである。「そんなこと無理だよ」とNHK幹部が腰を引くことは許されない。告発者のチーフプロデューサーは職を賭しているのだ。これはテレビ報道の今後を占う分岐点になるだろう。



 いかがだろうか。確かに私たちはカット前の番組を見たことがない。私も当初この問題をブログで扱わなかった理由は、判断するに足る情報量がなかったからである。朝日の記事だけを鵜呑みにして意見を書くわけにもいかない。

 ここはやはり、このコラムの筆者も言うようにその番組をノーカットで今一度放送し、その偏向度を皆に知らしめるべきではないだろうか。弁護人もいないリンチ裁判なるものに公正さなど微塵もないことを明らかにし、放送法に抵触するので自主規制としてカットしたことをNHK自ら検証したほうがよい。カット部分にあったという、昭和天皇が吊るし上げにされているシーンを見て気が晴れる人もいるかもしれないが、私はそれは少数派ではないかと思う。

 そう言うと「番組の内容うんぬんに関わりなく、政治的圧力があったことが問題なのだ」と言われるだろう。しかし、今回の番組が放送法に違反しているのもまた問題なのだ。ならば、我々の目でどれだけ問題があるのかを見極めてみたい。
 また、いくら表現の自由があるからと言って、一部の意見を一方的に流すことは許されない。また、デマや出鱈目を流す自由はない。去年の『国が燃える』問題も、南京大虐殺とは関連がないと証明されている史料を、南京大虐殺の証拠写真であるかのように改竄して使ったから糾弾されたのだ。そのあたりはしっかりと理解していく必要があるだろう。

 NHKは政治的介入があったことを否定しているわけだが、それならばやはり何らかのアクションを起こしたほうがよいだろう。件の番組制作に協力したバウネットジャパンという団体にとっても、自分らの主張を世に発表するいい機会になるのではないだろうか。自信があるのなら、NHKに放送を強く求めてみるのもいいだろう。ま、恐らく一般の日本人は彼らに賛同はしないと思うけれどね。

参考人招致には応じず NHK改編問題で安倍氏(共同通信)
posted by atsu at 18:19| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(3) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月15日

右も左も暴力はイクナイ!

 昨日の朝日新聞が社説で、「首相の靖国参拝に苦言を呈した小林陽太郎富士ゼロックス会長の自宅に火炎瓶が投げつけられた事件はけしからん」と書いていた。

 読んで、まるで暴力で言論を押さえつけるやり方が右翼の専売特許のような書き方でムカついた。過去に、「つくる会」の本部が放火された事件などがあったことを忘れているのか? 右左両方に対して暴力に訴えることを戒める論調ならば納得もするが、左翼がいつも善良な被害者のような朝日社説には吐き気がする。きっと、左翼の暴力行為は「抵抗運動」と呼んで正当化するんだろうな。

 と思っていたら、昨日の朝に山口県下関市にある安倍晋三事務所の窓ガラスが投石で割られる事件があったという。これは、左翼の仕業じゃないのか? 朝日よ。それとも、こんなのはオウムと同じでジサクジエンだとも言うわけ?

 これはまさに「左が言えば抗議でも、右が言えば圧力」を地で行く行為。こんなにも早くこの格言を使う機会が来るとは思わなかったよ。朝日の正義気取りは反吐が出るくらいダイキライだ。

火炎瓶事件――経済人よ見過ごすな(1月14日付け朝日新聞社説)

安倍幹事長代理の事務所に投石、ガラス2枚割る(読売)
posted by atsu at 16:53| 東京 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

座右の銘にしようかな

 数日前からサヨクどもがギャーギャー騒いでいるNHKに安倍晋三が圧力をかけたとかかけなかったとかいう問題。もう様々なブログで扱われているので稚拙な当ブログで扱うまでもないのだが、misaki80swさんの「娘通信♪」に2ちゃんから拾ってきた素晴らしい文言があったので載せておきたい。


左が言えば抗議でも、
右が言えば圧力。



 こ、これはまさに格言だ…。素晴らしい。これからこの言葉は使わせて頂こう。本宮ひろ志の『国が燃える』問題のときも、左の連中は右翼の圧力だ言論弾圧だと騒いでいたもんなぁ。こっちは実に理論的に、本宮ひろ志のマンガのまずい点を検証していたのにねぇ。
 それに対して、埼玉県の教育委員に元「つくる会」の人が就任しようしたときにサヨクが取った行動は「抗議」なんだろうな。その人の思想如何で「教育委員にふさわしくない!」なんて騒ぐのは「圧力」に他ならないと思うんだが。

「娘通信♪」より「NHK番組政治家介入問題・・朝日の自爆ですか?」


posted by atsu at 00:53| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 朝日虚偽報道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。