2007年11月07日

自虐の詩

 映画「自虐の詩」を見てきました。

 映画を観るに先立って、ついこないだ原作を買って読んだのですが、私は「日本一泣ける四コマ」という肩書きを侮ってましたよ。最初のうちはちゃぶ台をひっくり返すオチばっかのドタバタ漫画でしたが、読んでるうちにどんどん引き込まれていって、最後はもうホロッときちゃいましたね。あの絵柄でここまで私を感動させるとは、業田良家って天才だなと思いました。

 で、映画ですが、なかなかよくできていたのではないかと。過去のイサオの風貌にはちょっと違和感ありましたが、現在のイサオはどっからどう見てもイサオでした。中谷美紀はやっぱりちょっと美人過ぎましたが、顔じゅうシミとホクロだらけにして精一杯ブスを演じていたと思います。中盤の、怪我をするくだりはちょっと強引だと思いましたけどね。普通に交通事故でもよかったんじゃないかと。

 そして何よりよかったのは、幸江さんの故郷が宮城県の気仙沼になっていたことです。原作では特にどこなのかという設定はないのですが、気仙沼とはまた絶妙な町を選んだものです。

 回想シーンは全編宮城弁が使われていましたが、みんななかなか頑張ってました。違和感がなかったと言えばウソになりますけど、あそこまでやってくれれば満足です。我が石巻が生んだ名バイプレイヤー、半海一晃さんが中学校の先生役で出ていたのも嬉しかったですね。彼だけはリアル宮城弁でした。

 半海さんといってもなかなか名前では分かってもらえないんですけど、人並にテレビドラマを見ている人なら顔を見れば「あっ、この人知ってる!」と思うはずです。毎クール毎クール、かなりの頻度で出演してますからね。有名なところでは、タイガー&ドラゴンのおでん屋役や、女王の教室の教頭先生の役なんかをやってました。実は私の高校の先輩なんですけど、同じく先輩の中村雅俊よりもずっと尊敬すべき先輩です。


 最後に、テツの目から鉄道シーンに触れておきましょう。

 幸江が気仙沼から上京するシーンは、ちゃんと気仙沼駅のホームで撮影されてました。でも、次のシーンからはなぜか今はなき鹿島鉄道に。使われていた車両は、KR-500形の503号でした。(下写真の右側)行き先は「仙台」になってました。

鹿島鉄道KR-500形


 鹿島鉄道は今年の3月いっぱいで廃止されたし、このKR-503も既に解体されてしまったようなので貴重は貴重なんですけど、リアルに徹するならやっぱり気仙沼線で撮って欲しかったですね。どうしてもJRで許可が下りないのなら、鹿島鉄道よりも旧国鉄形の車両が走っている茨城交通のほうがよかった気がします。茨交もロケには協力的ですからね。回想シーンの時代設定である平成元年には既にキハ20系は仙台地区にいなかったと思いますが、KR-500で撮るよりはよかったと思います。


 もうひとつの鉄道シーンは、現代シーンでの阪堺電車。撮影されたのは我孫子道にある車庫でしたが、わざわざ最古の車両のモ161ばかりを集めて撮っていたので、時代設定が現代とは思えませんでした。終盤には幸江が電車に乗っているシーンもありましたが、実に萌えるシーンでしたね。

 以前、私が阪堺電車に乗ったときは新しい車両だったので、次に乗るときは古いヤツが来るまで待ちたいです。
posted by atsu at 23:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

結局訴訟かぁ…

住民「勝利宣言にカチン」 楳図さん宅訴訟で(中日)

 漫画家の楳図かずおさんが東京都武蔵野市内に建築中の自宅をめぐり、外壁を赤白しま模様にする工事の差し止めなどを求め提訴した住民側代理人の長谷川健弁護士が24日、東京で記者会見し「仮処分が却下になった際の楳図さんの“勝利宣言”に、住民がカチンときた」と提訴の理由を話した。

 長谷川弁護士は「住民同士のトラブルなので、判決などで白黒つけるよりも話し合いをしたいと思っていた」と説明。訴状では「住民は景観破壊で平穏に暮らせず、騒音被害ならぬ『騒色被害』を受ける危機に直面している」と訴えている。

 今後、裁判の途中で工事が完成すれば、外壁の撤去や損害賠償を求めていくという。

 工事差し止めの仮処分申し立てを却下した今月12日の東京地裁決定後、楳図さんは「色とボーダー(しま模様)に関して法的に理解を得たことは、全国の同じ立場の方にも勇気を与えた」などとコメントしていた。

(共同)





 この住民もしつこいですねぇ。いったん仮処分申請が退けられたものを、訴訟に持ち込んでも勝ち目はないと思うんですけど。楳図先生はこのほかにも「ボーダー記念日なのら〜」と言ったりもしましたが、別に常識の範囲内のコメントだと思いますしね。仮に、原告の住民を指して「このセンスが理解できないとは教養が足りない」とか「この程度のことで騒ぐのはキチガイ」とか言ったんだったら名誉毀損での提訴が可能かと思いますけど、このくらいじゃ提訴理由にもならんでしょう。

 一部情報によると、未だに執着しているのは2軒くらいらしいです。楳図先生のファンが近所の人に先生の家までの道を訊いたら普通に教えてくれたとも言ってましたし、多くの住民は別に問題視などしていません。むしろ、楳図先生ほどの大人物が近くに住んでいるなんてことは、誇らしいことだと思います。

 原告は「騒色被害」とかいう新しい言葉を作って騒いでいますが、恐らく認められることはないでしょう。景観がどうのこうのとも言いますが、そもそも日本の住宅地に守られるべき景観なんてありません。さすがに、家中の壁に電飾つけて一晩中点灯していたりしたら問題でしょうけど、紅白に色を塗るくらいで「騒色」と言うのは言い過ぎです。これで健康被害が出るんだったら、原告の人は入学式や卒業式には行けませんよ。

 楳図先生も、隣人に恵まれませんでしたねぇ。一度こんなことがあるとこれからもずっと気まずいでしょうし、せっかくのおうちも住みづらくなってしまいますね。残念なことです。
posted by atsu at 23:31| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

かわうそ君&エビちゅ

吉田戦車&伊藤理佐…異色漫画家同士が再婚(ZAKZAK)

独身がうりだったのに

 「伝染るんです。」で不条理ギャグ漫画を確立した漫画家の吉田戦車氏(44)が、漫画家の伊藤理佐さん(38)と結婚していたことが21日分かった。2人とも再婚となる。

 吉田氏は20日、作品を連載している漫画誌「ビッグコミックスピリッツ」の公式サイトで、≪同業者どうし、業界的にも珍ニュースであろうということで、この場を借りて世間様に報告をさせていただきます≫と報告した。伊藤さんも同日発売の「週刊文春」の連載1コマ漫画「おんなの窓」の中で、≪独身がうりだったのに…仕事なくなるかも…≫とセリフ仕立てでコメント。吉田氏と思われる人物も漫画に登場し、≪幸せになるとはかぎらないから大丈夫≫と応じていて、作風通りの不条理? 掛け合いとなっている。

 吉田氏は「伝染るんです。」で文藝春秋漫画賞受賞。伊藤さんは「おいピータン!!」で講談社漫画賞、「女いっぴき猫ふたり」で手塚治虫文化賞を受賞している。





 いやー、今朝このニュースをヤフーのトピックスで見たときは、思わず笑ってしまいました。いや、変な漫画家同士、いいカップルだと思いますよ。いずれも再婚とのことですが、幸せになってほしいですね。吉田戦車は「幸せになるとは限らないから大丈夫」なんて言ってるみたいですけど(笑)。

 ところで、伊藤理佐といえば「おるちゅばんエビちゅ」ですよね。実に可愛らしいハムスターが主人公の漫画ですが、絵柄に騙されてはいけない漫画第一位だと思います。間違っても、ハム太郎と間違えて子供に与えてはいけません。チ○コマ○コ普通に言ってますからね、この漫画。

 すごいことにアニメ化してますが、強烈ですよ。エビちゅの声をやっているのは三石琴乃さんなんですが、いやーもうすごいです。とりあえず、これを見て下さいな。



 地上波ではまず放送不可能ですな。しっかし、三石さんもさすがにプロです。お美しい方なのに、こんな卑猥な役もきっちりこなすんですからねぇ。セーラームーンもやって、エビちゅもやるんだからすごいです。ちなみに私、三石さんのやってる役ではGTOの神崎麗美が好きです。「ウチくる」のナレーションも好きですね。

 あと私が好きな声優さんは、皆口裕子さんと折笠富美子さん。皆口さんはやっぱりYAWARAの声が、折笠さんは冬月先生の声がグッときます。特に皆口さんの声は癒やされるんですよ。
posted by atsu at 23:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月08日

吉本に漫画は向いてなかった

コミックヨシモト 創刊3か月で休刊(読売)

部数伸び悩み

 吉本興業(大阪市)が6月に創刊した青年コミック誌「コミックヨシモト」(月2回刊)が、18日発売予定の第7号で休刊することが関係者の話で分かった。創刊からわずか3か月での〈撤退〉。吉本興業は「現時点ではコメントは控えたい」としている。

 同コミックは、桂三枝さんや島田紳助さんら同社所属タレントが原作を、永井豪さんや高井研一郎さんら第一線の漫画家が作画を担当することをセールスポイントに、サラリーマンらをターゲットにして創刊された。定価320円で、1、2号は、お笑いのDVDを付録に付けるなどして、話題を呼んだ。

 創刊号は約30万部を発行したが、実売部数は伸び悩み、その後も上向かなかった。





 鳴り物入りで創刊したのに、早かったですね〜。ま、休刊の早さではエニックスの「コミックバウンド」(わずか5号で休刊)にはかないませんけど。

 「コミックバウンド」の場合、ドラクエ7の税金対策として創刊→即休刊という流れだったんじゃないかと当時から噂されましたよね。だけど、今回の場合はマジで売れなかったようですね。ウィキペディアによれば「創刊号の実売率は3割にとどまり、その後も13万5千部の発行に対して売れ行きは1万部から2万部」とのことですが、実売率が10%行くか行かないかでは確かにどうにもならないですね。ご愁傷様です。

 やっぱり、吉本興業には畑違いだったということだと思います。お笑い芸人が本当に原作を手がけていたのかどうかは甚だ疑わしいですが、いずれにしてもそれが面白ければそこそこ売れるはずなんです。だけど見向きもされなかったということは、肝心の漫画が面白くなかったんでしょう。私も創刊号は手に取ってみましたが、目次を見ただけで棚に戻しちゃいました。

 作画陣にしたって、永井豪と高井研一郎はベテランですけど、他はウィキペディアにも掲載されていない無名の人ばかりじゃないですか。私がギリギリ知っているのは、ナカタニD.だけです。あとのメンツは全然、見たことも聞いたこともありません。フリーペーパーの「コミック・ガンボ」のほうが、よっぽどすごい作家陣だと思いますよ。

 しっかし、無名の彼らは気の毒ですね。たった7号じゃ単行本すら出ないだろうし、きっと安い原稿料をもらっただけで終わりでしょう。芸人たちはこれがなくなったところでたいしたダメージはないでしょうが(むしろ忙しいヤツはなくなってせいせいしてるかも)、漫画家にとっては死活問題だと思います。

 ま、これに懲りたら吉本は本業にだけ精を出すべきだと思いますよ。
posted by atsu at 21:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

楳図先生は家までシマシマ2

楳図かずおさん新居騒動…住民2人以外は冷静!?(ZAKZAK)より抜粋

・原告2人の言い分

「あんな建物は色彩の暴力であり形の暴力」
「あの方にとって赤白はトレードマークかもしれませんが、ここはテーマパークではありません。心に赤と白のペンキを塗られた気分です」
「飾りの煙突かと思っていたら、まさかそんな塔だったとは…。(塔を指さしながら)あの丸窓から、毎日あの方の顔が見えるのは、耐えられません」

・その他の住民の言い分

「非常識といえば非常識だが、法律違反でないなら仕方がない」by並びの住人
「(楳図さんは)もともと吉祥寺の住民で、この辺りでもしょっちゅう、あの赤白シャツを見かけます。赤白の家? いいんじゃないですか?」by30メートル先の住人
「西日は当たるし、まったく気にしません。(反対運動に)参加するつもりもありません」by真裏の住人





 ちなみに、楳図かずおが長野県に持っている別荘はこんな感じだそうです。

どっから見ても楳図かずおの家


 センスがいいかどうかは措いといて、私はこの家に「色彩の暴力」と言うほどのものは感じませんね。なんか、チロル地方辺りによくありそうな感じがするじゃないですか。

 「色彩の暴力」とは、例えば原色の赤・黄色一色とか、見ていて目が痛くなるような色のことを言うんだと思います。それに原告の奥様は「形の暴力」とも言っていましたが、形は別にオーソドックスですよね。この別荘も建築中の新居も。他の住民は冷静みたいだし、果たしてこの2人の言い分がどこまで酌まれるかは未知数です。騒げば騒ぐだけ、周辺の人にとってもかえって迷惑かもしれません。

 んでもあれですね。彼女らの訴えが認められなくて、無事に楳図かずおの家が完成したとしても、ご近所がこれではなかなか穏やかに暮らせないかも。だってこの奥様「あの丸窓から、毎日あの方の顔が見えるのは、耐えられません」とまで言ってるんですよ。これはいくら何でもあんまりな言い方だと思いません? 顔が気持ち悪いって言っているようなものですよ。こういう文句の付け方は人としてどうかと思います。
posted by atsu at 23:26| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月02日

楳図先生は家までシマシマ

外壁は赤白の横じま「奇っ怪」楳図かずお邸工事待った!(サンスポ)

 「まことちゃん」「漂流教室」などの作品で知られる漫画家の楳図かずおさん(70)が東京・吉祥寺に建築中の住宅をめぐり、近隣住民が「周囲の景観を無視した奇っ怪な建造物だ」として、楳図さんと施工者の住友林業に対し、建築工事差し止めの仮処分を東京地裁に申し立てていたことが1日、分かった。

 申立書などによると、自宅は敷地約235平方メートルの2階建てで3月に着工。外壁を60センチ幅の赤と白の横じまで塗装し、屋上には巨大な「まことちゃん」の像を設置し、ファンに開放する施設もつくるとしている。住民側は「塗装だけでも差し止めたい」と訴えている。

 赤白のボーダーシャツを好んで着ている楳図さんは「仮処分を申し立てられている状況なのでコメントできない」とし、住友林業は「赤白塗装の計画はあるが、像の計画はない」としている。





 うーん、これはどうなんでしょう。その住宅街に建物の色や形状などを縛るような条例があるのなら別ですが、果たして近隣住民の訴えは認められるんでしょうか。

 確かに、赤と白の縞々模様というのは、個人宅としては派手だと思います。だけど、それによって健康被害を受けたり、騒音が発生したり、治安が急激に悪化したりなどという、生活を脅かす状態は生まれないはず。自分の家を何色に塗るかというのは各人の自由でもあると思うので、そこらへんを裁判所がどう判断するかですね。

 でもまあ個人的意見を言わせてもらえば、そのくらいのことでいちいち騒ぎすぎなような気がします。もしも白黒の縞々だったらお葬式みたいに陰鬱で嫌ですが、紅白の縞々ならおめでたくていいじゃないですか。それに、何も外壁に楳図先生のグロい絵を描くわけでもありません。それほど著しい不快感はないと思います。

 ファンのための施設も造るということで、楳図かずおファンで周辺が多少賑わうということはあるかもしれませんが、それが大挙して訪れるようなことはないと思います。せいぜい、コアなファンがボチボチ集まって、しょこたんの吉祥寺出没率がやや上がる程度でしょう。心配はいらないと思います。

 さーて、裁判所はどっちの味方になるんですかね?
posted by atsu at 23:35| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月29日

売れすぎないようにしないとね

「ドラえもん」最終話、勝手に作る=出版の37歳男性が謝罪(時事通信)

 藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の最終話を勝手につくって漫画化し、販売した男性(37)が、出版元の小学館(東京都千代田区)と著作権を持つ藤子プロに謝罪し、売上金の一部を支払っていたことが29日、分かった。

 小学館などによると、「最終話」は20ページの冊子で、電池切れで動かなくなったドラえもんを、35年後にロボット工学の第一人者に成長したのび太が修理し、よみがえらせるというストーリー。絵も本物にそっくりだった。

 同様のストーリーは1998年ごろからネット上で出回っており、男性が「田嶋・T・安恵」の名で2005年秋ごろに漫画化。一部約500円で書店に販売を委託し、昨年夏までに約1万3300部を販売したとみられている。





 基本的に、同人誌というものはパクリではなく、作品へのオマージュだと思ってます。中には、エロいだけで作品を冒涜しているようなものもありますが、エロでも「ドラゴンボールH」くらいのクオリティがあれば許せちゃいます。

 この「ドラえもん最終回」に関して言えば、やはり売れすぎちゃったのがまずかったんでしょうね。小ぢんまりやってるだけなら出版元や作家もいちいち目くじら立てませんが、1万3300部というと完全に商業ベースに乗っかっちゃってるんで、小学館としても看過するわけにいかなくなったんでしょう。

 でも、今回のことが引き金になって同人活動というものが縮小することは避けたいですね。

問題の「ドラえもん最終回」はコチラで読めます。
posted by atsu at 23:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

ハルちゃんかわいいよハルちゃん

 ずうっと前に予約してあった、「ハルちゃんフィギュア付きイエスタデイをうたって第5巻」が届きました。

ハルちゃんフィギュア 前から

ハルちゃんフィギュア うしろ

顔のアップ

やや横顔



 いや〜っ、いいっすね。私、フィギュアとかはほとんど持ってないんですけど、これには飛びついちゃいました。冬目景の大ファンってわけではないんですが、「イエスタデイをうたって」だけは大好きなんですよ。特にハルちゃんが好きでね。私がリクオだったら、しな子さんは諦めてハルちゃんと付き合うでしょうよきっと。ま、いつまでも進展しない恋模様が何とも歯痒いのが、この作品の醍醐味なんですけどね。

 でもこの商品、最初は完全予約限定と謳っていたのに、今からでも買えるみたいですよ。まだ間に合うと思うので、欲しい人は下のリンクをクリック! 私にお小遣い稼がせて下さい♪

posted by atsu at 21:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月19日

仮にバレても悔いなしでしょうが

ラオウ葬儀に三千人…忌引出席者も(スポニチ)

 漫画「北斗の拳」の人気キャラクター、ラオウの葬儀が18日、東京都港区の高野山東京別院で営まれた。主人公ケンシロウをしのぐ人気があるラオウが命を落とす場面をアニメ映画化した「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」の公開(28日)を前に、配給会社などが「昇魂式」として開催。冷たい雨が降りしきる中、喪服姿のファンら約3000人が参列した。

 港区在住の会社員松井隆直さん(36)は、焼香を済ませ「小学4年以来のファン。わが生涯に一片の悔いなし!!」とラオウのセリフで表現。横浜市の歯科助手清水直美さん(36)は「(ラオウは)男らしさと強さの象徴。今の時代にはいない男性です」とぞっこん。残業をサボって来たという港区の男性会社員は(31)は「(会社には)葬式に行くとだけ伝えてきました。周りは気を使ってくれたのですが、ここにいることがバレたら…」と気まずそうに語った。

 式では、映画でラオウの声優を務めた宇梶剛士(44)が「僕らの世代は、あなたの生き方に心引かれていた」と弔辞を読んだ。





 映画の宣伝を兼ねているとはいえ、3000人も集まるなんてすごいですね。しかも、高野山みたいな有名なお寺がマジメに葬式をやってくれるなんて。力石のときは、確か講談社のホールかどこかだったと記憶してますが。

 ところで、葬式に行くとだけ言って会社を早引けした31歳の会社員さんが心配です。あろうことか新聞に掲載されちゃいましたが、実はラオウの葬式だったことがバレたりしてないでしょうか。この記事を読んだ上司が

「おい、お前。昨日葬式だって言って早引けしたけど、誰の葬式だったんだ?」

とか訊いてないといいんですがね。ま、スポニチも気を利かせて、この男性だけ匿名になっていますけどね(笑)
posted by atsu at 22:34| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

奪取 奪〜ッ取 奪取 ピック・エ〜ンド・奪取♪

高橋陽一さんアトリエに空き巣(スポニチ)

 サッカー漫画「キャプテン翼」の原作者で、人気漫画家の高橋陽一さん(46)の東京・葛飾区のアトリエに空き巣が入り、現金約50万円が盗まれていたことが27日までに分かった。警視庁葛飾署の調べによると、高橋さんが20日午後11時ごろ外出先から帰宅した際、室内が荒らされていることに気づき110番。1階東側の窓ガラスが割られ、2階作業場にある机の引き出しに入れてあった現金がなくなっていたという。同署は窃盗容疑で捜査している。

 「キャプテン翼」は81年に週刊少年ジャンプで連載開始。全国にサッカーブームを巻き起こした。単行本は翻訳され世界各国で発売されるなど、根強い人気を誇っている。





 高橋先生は災難でしたね。でも、盗られたものが原画でも原稿でもなく現金だけだったということは、犯人はそこが漫画家の仕事場だと知らずに侵入したんでしょうか。とりあえず、漫画好きの犯行ではなさそうです。

 ちなみに私は、サッカーが見るのもやるのも苦手なので、キャプテン翼はほとんど読んだことがありません。いくら翼くんに「ボールは友達。怖くないよ」と言われても、私には友達を足蹴にすることなどできませんでした。手を使ってやる球技は、ある程度楽しめるのですが、サッカーだけはからきしでしたねぇ。みんなは何で足がそんなに器用なのかと、ホントに不思議でしたよ。
posted by atsu at 22:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月11日

横見さん、キクチさん、ありがとう

 今日は、丸善丸の内本店で開催された、

「『鉄子の旅 第6集』(小学館)刊行記念 菊池直恵先生・横見浩彦先生トーク&サイン会」

に出かけてきました。

 いちおう知らない方のために説明しますと、この漫画は日本に9843もある全ての駅に下車を達成した横見浩彦という最強の鉄ヲタが、鉄道に興味のない女性漫画家・菊池直恵を鉄分の濃い旅に引きずり回すというギャグ漫画です。登場人物は全て実在の人物で、演出なしのノンフィクションという点が特徴。過去には、ゲストとして眞鍋かをりや笠井信輔、豊岡真澄にホリプロ・南田マネ(タモリ倶楽部でおなじみ)などがゲストとして出演したこともありました。

 連載のほうは既に最終回を迎えてしまいましたが、今はアニメ化の話が進行中。CSファミリー劇場での放送なので地上波ではありませんが、このような漫画がアニメ化されるのはたいへん珍しいことだと思います。

 で、今日はトークイベント&サイン会。横見さんはこれまでも何度かサイン会やらイベントやらをやっていますが、今回はキクチ先生が加わるとあって、150人しか入れない丸善のセミナールームは鉄ヲタで満員でした。私は以前、横見さんが全駅下車を達成したときに上州福島へ行ったので、キクチ先生とカミムラさん(2代目編集)にも会ってますが、ほとんどの人はキクチ先生のお顔を見たことがないので、やはりそこに興味がいったのだと思います。

 改めて見たキクチ先生ですけど、美人です、ハイ。酒井順子さんの言葉を借りれば、荒川静香似。荒川静香似と言っても、アゴはしゃくれてません。荒川静香よりもずっと綺麗です。でも、作中に出てくる自画像はキクチ先生に似てないんですよ。これは、わざと似せてないんでしょうね。カミムラさんなんかは一目で分かるほどそっくりに描いてますから、ここはわざとだと思います。

 トークイベントのほうは、サプライズゲストの村井美樹さん、AFP通信の鈴木美和記者も加え、取材時のスライドショーを見ながらグダグダと進行。でも、そのグダグダさがいい! 横見さんの生態が分かる写真の数々には、腹がよじれるほど笑わせて頂きました。欲を言えば、もう少しキクチ先生の写真も見たかったな〜と思いました。

 いつか、横見さんとじっくり話してみたいですね。今回は短い時間に少ない会話しかできなかったので。でも、横見さんのHPにちょくちょく書き込みしていることが功を奏し、横見さんが私のハンドルネームを覚えていて下さったのは嬉しかったです。何かの折に声をかけて頂けるよう、都区内全駅ガイドの更新を頑張ろうかな(笑)。

鉄子の旅 第6集   このサインは一生の宝物にします


↓↓「鉄子の旅」って面白そうと思った方は、コチラから購入を↓↓

posted by atsu at 22:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

月ジャン休刊

「月刊少年ジャンプ」休刊へ 集英社、部数低迷で(産経)

 集英社の漫画雑誌「月刊少年ジャンプ」が6月6日発売の7月号で休刊することが23日、分かった。今秋から新たな漫画誌を創刊する。

 同社によると、同誌の現在の発行部数は約39万部。休刊について「部数低迷もあるが、新しい時代に対応した雑誌作りを始めるため、早めに手を打った」としている。連載中の漫画の扱いや新雑誌の名称に「ジャンプ」が残るかどうかについては未定という。

 同誌は昭和44年、「別冊少年ジャンプ」として創刊。49年から月刊化され、平成3年9月号は150万部に達していた。





 いや〜、びっくりした。まさか、月刊少年チャンピオンより先にジャンプが店じまいするとは思わなかったよ。

 とりあえず表向きは新雑誌創刊のためとなっているが、現在連載中の作品は全て打ち切りらしい。しかし、八木教広の「クレイモア」なんかどうするんだろうね。春から日テレの深夜でアニメが始まるのに。月ジャン作品のアニメ化って、すごく久しぶりなのにもったいないなぁ。読んだことないけど。

 ちなみに私、これまで生きてきて、月ジャンを購読している人間に会ったことがありませぬ。
posted by atsu at 23:48| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月30日

「たまくら」って、育児雑誌のコト?

くらたま社長の会社が所得隠し(スポニチ)

 人気コミック「だめんず・うぉ〜か〜」で知られる漫画家、倉田真由美さんが社長を務める漫画制作会社「たまくら」(東京都新宿区)が東京国税局の税務調査で、2005年4月期までの3年間に約1800万円の所得隠しを指摘されたことが29日、分かった。

 重加算税を含めた追徴税額は約600万円に上り、既に修正申告している。

 関係者によると、たまくらは漫画のアシスタントが実際には数人しかいないのに、数十人を雇っているように装って、人件費を水増ししていたという。

 倉田さんは「(だめんず・うぉ〜か〜で)にわか収入があったのに税務面をいいかげんにしていたところがあった。ご迷惑をお掛けした」と話している。





 アシスタントが数十人いるように装ったなんて、そりゃいくら何でもあんまりな偽装工作でないかい?

 だいたい、くらたまのアシスタントなんて1人か2人いれば十分だろ。絵柄はサインペンで直接描いてるような簡素なものだし、スクリーントーンだって多用しない。まして、西原理恵子のようにカラー原稿が多いわけでもない。はっきり言って、アシにやらせる仕事なんてないと思うよ。最近は、テレビに出まくったりしてるから忙しいのかもしれないけどさ。

 最近、くらたまはちょっと調子に乗りすぎている感じがしてたから、コレで少しはおとなしくなるかな? 私としては、くらたまよりも未明姐さんのほうをもっと応援したいけどね。
posted by atsu at 23:05| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月18日

両さんの銅像・2体目

秋本先生とラサール石井

全体像

上半身アップ

着ぐるみ両さん



 本日行われた、2体目の「両津勘吉像」除幕式に出かけてきました。今年2月に建立された1体目の銅像は北口に設置されましたが、今回は南口に設置されました。

 2月のときはコンパクトデジカメしかなかったので撮影に四苦八苦しましたが、今回は一眼デジカメという強い味方がいます。300ミリの望遠レンズが久しぶりに大活躍し、除幕式の様子も綺麗に捉えることができました。

 13時からは、秋本治先生とラサール石井のトークショーがありました。ま、これを見に行ったようなものです。

 しかし残念だったのは、トークショーに限って撮影禁止だったことですよ。せっかくいいポジションをゲットしてカメラを構えていたのに、先生方が出てきた途端、後ろにいたスタッフが「撮影はご遠慮ください」だって。撮影禁止というのはこういうイベントには付き物だけど、それならそうとあらかじめ言っといてほしかったですね。事前には一切そんな説明がなかったので、正直戸惑いましたよ。そもそも、その前の除幕式と記念式典では撮影OKだったのに、トークショーになった途端に撮影禁止になる意味が分かりませんでした。

 「納得できないなー」と思いながら見ていたので、先生たちのありがたいお話がほとんど頭に残らなかったですよ。あらかじめ説明があればそんなことなかったんですけどね。スタッフたちは慌てて手書きの「撮影禁止」と書かれたプラカードを作ってましたけど、対応まず過ぎだと思います。


 トークショーが終わると○×クイズ大会が始まったのですが、問題が「ファンをなめすぎ」というレベルなので話になりませんでしたね。結局いつまでも人数が減らないから、ジャンケン大会になる始末ですもの。「両さんの誕生日はこどもの日である」(正解は× 3月3日)「日暮熟睡男は毎年お正月に目覚める」(正解は× 基本的にオリンピックイヤー)なんて問題を、こち亀マニアが間違えるはずがないです。

 しかしかくいう私も、上級問題の

「両さんが超神田寿司から派出所に出勤するとき、利用する駅はJR御茶ノ水駅である」

という問題に引っかかっちゃいましたけどね。亀有は常磐線(千代田線)だから、両さんと纏はJR御茶ノ水駅ではなく東京メトロ新御茶ノ水駅でした。120巻以降の話にはからきし弱い私なので、まんまと騙されましたよ。


 ところで、会場となったりりおパークの入口に、小学生たちが描いたというこち亀のイラストが多数展示されていました。多くはいかにも子供が描いたんだなというものばかりだったのですが、ひとつだけ目を引くものがありました。

ホントに小学生が描いたの??


 これ、本当に小学生が描いたのなら、チョイスセンスがよすぎです。左上の両さんなんか、9巻の表紙の両さんですよ。他の子供たちが最近の両さんばかりモチーフにしている中、この作品だけはレベルが段違いでした。


 さて、この先なんですが、両さんだけじゃなくて、亀有のあちこちに中川や麗子、部長、本田、寺井、戸塚とかの銅像も散りばめたらどうですかね? そうすれば、こち亀ファンが亀有の町中を回遊するようになると思います。いずれはこち亀資料館のようなものができたりしたらいいですね。

亀有駅都区内全駅ガイド
posted by atsu at 23:18| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月19日

「盗用」か「偶然」か、はたまた…

松本零士さん「盗用」で槇原敬之に謝罪要求 「銀河鉄道999」のセリフ使用(ZAKZAK)

 人気漫画家、松本零士さん(68)が漫画のセリフを盗用されたとして、歌手の槇原敬之さん(37)に抗議していることが19日、分かった。

 「女性セブン」が報じたもので、問題となっているのは、槇原さんが作詞作曲し、人気デュオ「CHEMISTRY」が今月4日発売した「約束の場所」の〈夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない〉というサビ部分。

 松本さんは、これが「銀河鉄道999」(小学館刊)の第21巻で、星野鉄郎のセリフとして登場する〈時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切ってはならない〉という個所に「そっくりだ」と主張。先週末、槇原さん本人と電話で2度話し合った。

 槇原さんは当初、「全然知らなかった」と答えていたが、「どこかで聞いたかもしれない」と説明が変化。レコード会社幹部は16日、謝罪に訪れ「(槇原さんが)『記憶上のものを使用したかもしれない』と半ば認めたとの説明を受けた」というが、松本さんは槇原さんが同席しなかったことを不服とし、本人による謝罪を求めている。





 このニュースを最初に聞いたとき、率直に「何だかみみっちい話だなあ」という印象を抱いた。

 松本先生の作家としてのプライドも理解できるのだが、作中のフレーズに似た文句を歌の歌詞に使われたくらいでここまで騒がなくてもいいんじゃないだろうか。設定や構図がそっくりな漫画が出現したスラムダンクのケース)とか、どこかの国で勝手に映画化された北斗の拳のケース)なら、一歩も譲らず抗議するべきだと思うけどね。松本先生は大御所なんだから、この程度のことは無視してデンと構えていてほしかった。メーテルや鉄郎に「ジョジョビジョバ〜」なんて歌わせることを許諾しちゃうくらい、心が広い人なんだから。

 それと、件の「時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切ってはならない」というフレーズが、どの程度有名なのかも気になる。

 私は残念ながら知らなかった。もちろん銀河鉄道999自体は知っているが、序盤をサラッと立ち読みした程度なので、21巻にして初めて出てくるこのフレーズまではとても辿り着けなかった。

 確かに、ファンにとっては有名だし、松本先生にとっては思い入れがあるのだろう。だから、勝手に他人に使われたくないという気持ちは分かる。だけど、例えば『あしたのジョー』の「燃えたよ、燃え尽きた、真っ白にな」と比べても、その知名度は決して高くないだろう。ジョーのセリフは、原作を読んだこともなくアニメを見たことがない人でもなぜか知っている場合が多いのだが。

 ちなみに、2003年にテレ朝で放送された「決定!これがアニメ名セリフベスト50」の中には、件のセリフはランクインしていない。でも、ジョーのセリフは堂々4位に入っているのである。(参考URL

 松本先生は、槇原が知らないはずはないと思っているようだが、案外みんなは知らないようだ。もしも裁判に発展した場合でも、槇原が知らないと言い張れば偶然の一致ということで片付けられるかもしれない。

 ま、最後になったが、こういうときに便利な言葉を槇原に教えてやろう。

インスパイヤ
posted by atsu at 23:40| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(1) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月23日

美味しんぼの矛盾

【コラム・断】ハマグリはよく、そばはいけないのか(産経)

 『美味しんぼ』(雁谷哲作、花咲アキラ画)は小学館の「ビッグコミック・スピリッツ」に一九八三年から連載されている人気作だ。グルメものマンガの先駆として類似作の追随を許さない。世界中の、また日本各地の食文化が広く紹介されており、その啓蒙性にも好感が持てる。しかし、この啓蒙、時に説教臭くなることがある。それぐらいはいいのだが、間違った啓蒙はまずい。

 二〇〇〇年三月の『中華と中国』(単行本第七十六巻)は、来日した支那の要人が日本の「支那そば」に怒り出す話で、「支那という言葉がどんなにいい言葉であろうと、蔑称でなかろうと」「相手がいやだと言うことはしない」というのがその啓蒙的な結論だ。

 とうてい納得できぬ。「いい言葉」を「相手が嫌だと言う」のなら、その蒙を啓いてやるべきだろう。その努力を放棄してきた怠惰で卑屈な連中が自称良識派なのだ。

 つい先日の九月二十五日号の『美味しんぼ』では『恵みの貝』としてハマグリを扱っている。本当に美味しいのは桑名のハマグリで、広く売られているのは味の落ちる輸入・畜養もののシナハマグリだ、としているのだが、この「シナハマグリ」はいいのだろうか。標準和名だとでも言うかもしれないが、「支那そば」「支那竹」に怒った支那の要人が「シナハマグリ」に怒らないとは思えない。日本人蔑視から発した支那人の理不尽な要求に唯々諾々と従うことから真の日支友好は生まれない。「理屈抜きにして」(昭和二十一年の外務省次官通達)「支那」を使わないような不合理とはもう縁を切ろう。(評論家・呉智英)





 『美味しんぼ』は昔よく読んでいた。今でも実家には50巻あたりまでの単行本があるし、このマンガから得た食の知識はかなり多い。第13集の「激闘鯨合戦」などは、今読んでも遜色ない捕鯨肯定論だと思う。

 だけど、最近ははっきり言ってツマンナイんだよね。スピリッツは毎週立ち読みしてるけど、美味しんぼはかなり高い確率で読み飛ばしてる。金上が出てきたあたりまでは何とか読めたんだけど、山岡に双子が生まれてからは急激に勢いがなくなった。やっぱり、あの双子が「かすがい」になって、山岡と海原雄山の亀裂が多少良くなったのがつまらなくなった原因だね。昔みたいに、心の底から憎み、恨み、敵視するのがよかったんだけどな。

 そんな「美味しんぼ」に、原作者雁屋哲の思想が入り込むのはよくあること。最近は読んでいないので、このダブスタには気付かなかったが、そこはさすがにごちえいさん。マンガによく目を通していらっしゃる。

 中国を「中国」と呼ぶことの愚かしさについては、WiLL9月号の「中国は支那と呼ぶのが正しい」(中嶋嶺雄先生)が詳しい。支那という言葉は「China」と同源なのだから、元々差別的表現ではない。だいたい、「支那そば」が問題にされるのならば、とうの昔に「東シナ海」「南シナ海」も地図上から消え去っているはずである。

 しかし、事実とはいえ、「シナハマグリ」は「ハマグリ」に比べ味が落ちるって書かれてシナの人は怒らないのかね。そこらで売ってるハマグリは、中国産の紛いモンだってはっきり言ってるようなものだもんな。味には妥協しない雁屋氏らしいが、「支那そば」を問題視するのならもう少し中国に気を遣ってもよかったんでは? 「シナハマグリも美味しいけど、桑名のものはそれ以上だ」とか(笑)。
posted by atsu at 20:12| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月11日

リュークに名前を書かれるなよ

中村獅童アニメ声優でテレビ復帰(スポニチ)

 歌舞伎俳優の中村獅童(33)が日本テレビ系アニメ「デスノート」(10月3日スタート、火曜深夜0・56)で声優を務め、テレビ復帰する。7月に酒気帯び運転と信号無視で警察の取り調べを受け、ドラマを降板するなどしていた。「デスノート」の映画版にも出演しており、同じ死神役の声を担当。共演は人気声優の平野綾(18)や工藤晴香(17)らで「掛け合いしながら役づくりしていきたい」と意気込んでいる。

 死を扱う物語ということで、アフレコ初日の8月24日にはスタジオで出演者ら50人以上が集まり、おはらいを受けた。しかし、今月6日には原作の作画をした漫画家小畑健容疑者(37)が銃刀法違反の現行犯で警視庁石神井署に逮捕。翌7日には撮影監督の高瀬比呂志氏が脳こうそくで急死した。関係者は「これ以上、悪いことが起きなければいいが…」と話している。





 小畑先生逮捕の翌日に、撮影監督が急死だなんて…。とりあえず、ご冥福をお祈りいたしますが、何だかデスノートが発動したみたいに思えて仕方ないなぁ。

 しかしまぁ、諸悪の根元は中村獅童だよ。酒気帶で捕まっただけで事故とか起こさなかったからよかったけど、まったく無自覚にも程があるよな。梨園の人間だから、岡本綾との浮気云々については責めないけど、それでもダメパパ第1位ってのは不名誉なことだと思うよ。

 とりあえず、アニメ版のデスノートは3クール以上という長丁場だから、これ以上問題を起こさないようにしてちょうだいね。
posted by atsu at 23:32| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

しまぶーには及ばんだろうが

ライトのせいで…「デスノート」作者、小畑健容疑者逮捕(産経)

 乗用車の中にナイフを所持していたとして、警視庁石神井署が銃刀法違反の現行犯で、漫画家、小畑健容疑者(37)=東京都武蔵野市境=を逮捕していたことが7日分かった。

 小畑容疑者は人気漫画「DEATH NOTE(デスノート)」などで知られ、「キャンプに使うために持っていた。申し訳ないことをした」などと供述している。

 調べでは、小畑容疑者は6日午前0時30分ごろ、同区大泉町の路上で、乗用車のコンソールボックス内にアーミーナイフ(刃渡り約8.6センチ)を所持していた。パトロール中の同署員がライトが切れた乗用車を発見。運転していた小畑容疑者を職務質問し、キーのアクセサリーに小さなナイフが付いていたことから車内を調べたところ、見つかった。

 デスノートは原作を別の作者が担当し、小畑容疑者は作画を担当していた。集英社の「週刊少年ジャンプ」に連載され、名前が記されると死ぬというノートをめぐる心理サスペンスで、映画化されるなど大ヒットした。





 産経の見出しが出色の出来。ま、デスノートを知らない人は意味が分からないと思うけど。

 まあしかし小畑先生も不運だったね。ナイフを所持していたと言っても、彼の供述通りキャンプに行くために入れておいて、そのまま積んだのを忘れてしまったんだと思うよ。私はナイフとか持ってないから心配ないけど、たまに使う人は気を付けないといかんね。

 漫画家が銃刀法違反で逮捕というと、『刑務所の中』の花輪和一を思い出す。ガンマニアが高じて実銃を手に入れ逮捕された花輪さんの件と今回とはだいぶ性格が異なるから、小畑先生はきっとすぐに釈放されるだろうが、花輪さんは懲役3年も食らったのだった。ま、彼はそのおかげで『刑務所の中』を上梓できたんだけどね。

 ところで今回の件、

逮捕されたのが大場つぐみだったら、正体が分かってよかったのに

と思ったのは私だけではあるまい。でも、その場合は「デスノートの作者を逮捕」という見出しにならないかな? そもそもこんな事件、有名人でない限りニュースにもならんからねぇ。

【追記】

 そういや、来月から始まるデスノートのアニメは楽しみDEATHね。制作がマッドハウスだけに、絶対的な安心感を持って見られそうDEATH。「MONSTER」と同じ枠DEATHが、また録画を忘れたりして悶絶する機会が増えそうDEATH。

【さらに追記】

 東スポ情報だが、小畑先生がライトの玉切れごときで所持品検査までされた原因は、小畑先生の風貌にあった可能性があるようだ。新聞に載っていた小畑先生の顔写真は「スキンヘッドにアゴヒゲ」というものだったが、近しい人の話によれば最近はモヒカンだったという。加えて、連載が終了した今でもアニメや映画の監修で多忙な日々を送っていたそうな。

 もし、寝不足で目の下にクマでもできていようものなら、その風貌は明らかに怪しすぎだ。警察官も、もしかしたらシャブでもやっているんじゃないかと思ったんだろう。そしたら、出てきたのはシャブじゃなくてナイフだったというオチ。人は見た目で判断しちゃいけないけど、職質するかしないかは見た目による要素が大きいようで。あまりエキセントリックな格好はいざというときに損をするね。
posted by atsu at 23:05| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月08日

目の手術って、ネタになるなぁ

眼は大切にしませう 小林よしのりの最新刊が出たので買ってきた。今回は『ゴーマニズム宣言』ではなく、作者の白内障手術体験談を綴った『目の玉日記』という本である。私も、3年前に網膜剥離の手術を経験している身なので、よしりんに共感しつつ、たいへん楽しませていただいた。

 一読して驚いたのは、よしりんが失明一歩手前のレベルまで白内障を放置していたことである。漫画の中で、眼科医も「よく描けたなあ、あの目で」と驚くほど、完全に白濁状態になっていたらしい。昨年は特に、戦後60周年でよしりんの著作も増えていたことから、まさかそんな盲目状態で描いているとは夢にも思わなかった。ゴー宣を描くには膨大な量の資料にも目を通さねばならないのに、まったく信じられない。

 よしりんの目は見事手術が成功し、ほぼ失明状態から矯正視力1.2、裸眼視力0.6まで回復したそうだ。白内障の場合、手術をすれば劇的に見えるようになるから羨ましい。眼帯を外したとき、まるで奇跡的に光を取り戻した失明少女のような感動を味わったというが、まさにその通りなんだろう。そのシーンだけ、いきなり白黒からになっていたのもうなずける。

 翻って、私の場合。私の場合は、自覚症状がまったくないうちに手術を受けたので、正直言って手術前よりも手術後のほうが視力が落ちているのである。あらかじめ「手術をすると乱視が強くなる」という説明を受けていたので覚悟はしていたが、痛い思いをするのに以前より悪化するのだと思うとありがたみも薄い。そりゃ、実際に視野が欠けたりする前に食い止められたのはよかったんだけど、眼帯が外れて眼鏡をかけたとき、今まで以上に見えなくなっているのには溜め息が出たね。飛蚊症も、手術前よりも増大してたし。

 あー、私も、クリアーな視力を取り戻して感動してみたいものだ。やっぱ、レーシックを受けるしかないのかなぁ…。
posted by atsu at 21:36| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

両さん銅像の除幕式に行ってきました

両津勘吉像


亀有で「こち亀」両さん像除幕式(スポニチ)

 人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(通称こち亀)の主人公「両さん」こと両津勘吉巡査長の等身大の銅像がJR亀有駅北口前に設置され、作者の秋本治さんらによる除幕式が11日、行われた。

 警察官の制服を着て、大笑いしながら右手を上げる両さん像は高さ163センチ、重さ約200キロで、一緒に記念写真を撮影できるように高さ5センチの台座に設置。今にも動きだしそうな出来栄えだ。

 「こち亀」は週刊少年ジャンプ(集英社)に1976年から連載、単行本は計148巻に達する超ロングセラーだ。愛読する中高生らが連日、亀有駅前を訪れるが、関連モニュメントがないため「両さんの銅像を作ろう」と亀有地区商店街協議会が立ち上がり、秋本さんも賛同。同協議会や区などが計約340万円を出し、制作した。同駅南口にも、新しい両さん像を設置する計画がある。

 秋本さんは「いらっしゃいと両さんが呼び掛けているようで、とても気に入った。多くの人に亀有に来てほしい」と話している。





平沢勝栄議員 今日の午前10時より行われた除幕式に、私もでかけてまいりました。最近のこち亀にはウンザリしているとは言え、いちおう元は熱狂的なファンだったわけで、亀有にこち亀のシンボルができることはとても喜ばしいことです。何よりも、作者の秋本治を直に見れる機会というのは滅多にないので、それが最大の目的でもありました。

 本当は開始の1時間くらい前には到着しておこうと思っていたのですが、準備をモタモタしているうちに時間が過ぎ、結局着いたのは9時55分。亀有駅北口へ出てみると、そこはもう黒山の人だかりで、除幕式がよく見えるベストポジションには近づけもしませんでした。ロータリーに場所を見つけてそこから眺めていましたが、人が多くてよく見えず、写真もよく撮れませんでした。

 そのあと、亀有公園に場所を移して記念式典をやるというので、急いで移動。今度はまずまずの場所を確保し、式典では秋本先生などの写真も撮れました。なぜかお立ち台が北向きに設置され、逆光というよくない条件ではありましたが。

 式典では、像の設置にかかわった商店会の人や、葛飾区長さんらがあいさつをしていったわけですが、平沢勝栄議員まで呼ばれていたのは驚きましたね。葛飾区をエリアに含む東京17区から選出されている議員だから当然かもしれませんが、平沢さんは警察庁出身なので、両さんとも縁がある(?)人なのです。

秋本治先生とラサール石井と両さん着ぐるみ 続いて、秋本先生とラサール石井の挨拶もありました。こち亀も今年で30周年ということですが、秋本先生はその容姿が30年間変わってませんね。髪型すら、ずうっとおんなじだと思います。絵柄とか、ギャグの質は、この30年で別人のように変化してるんですけどね。面白いものです。

 先生は挨拶の中で「アニメ化してからすごく売れ出した」と言っていましたが、私なんかはアニメ化された頃にこち亀から心が離れた人間なので、何だか意外な気がします。アニメの出来の酷さに絶望して、私はファンを辞めたようなものでしたから。原作の質も、アニメに沿うように落ちていきましたからねぇ。ラサール石井が「始まった頃は『お前の声は両さんの声じゃない』と批判されたけど、今ではすっかり定着できた」と言っていましたが、私にとってラサールの両津声も未だに違和感が強いわけで。アニメが終了したときは、そりゃあせいせいしたものです。

 とは言え、20年以上前のこち亀を読み直すと、何度読んでも腹を抱えて笑えるのも事実。70巻以前は、だいたい全ての話で笑えますね。これほど面白い話を、週刊誌に休載なしで連載し続ける秋本先生はやはり偉大なのであります。私にとって、尊敬できるお人であることに変わりはありません。今日は、お顔を拝見できてとてもよかったと思います。

 式典終了後、一部のファンが先生のところへ殺到しているのを見て、私も行きました。手には、山止版の第4巻。現在の版では削除されている、幻の「派出所自慢の巻(注)」が掲載されているものです。みんながサインを求めているので、私もと思い必死に追いかけたのですが、もうちょっとのところで時間切れ。残念ながら、先生はスタッフとともに駅前の喫茶店へと逃げ込んでしまいました。ただでさえ貴重な山止4巻に、直筆サインが加わったらもっと価値が上がったのに、ちょっと残念です。

 将来的には、亀有駅の南口にも銅像の建立が検討されているそうです。今日除幕された北口の像は、駅を出てすぐのところにあるため終日日陰で、記念撮影には暗くてあまり適さない気もしたので、南口にできればなおよいと思います。さらに、ゆくゆくはこの亀有の地に「こち亀記念館」ができることを期待したいですね。柴又には寅さん記念館があるから、これも叶わない夢ではないでしょう。全国から客を呼べる、素晴らしい施設になると思います。

 さて、式典のあいさつでラサール石井も言っていましたが、くれぐれも両さんの銅像にヒゲを描いたり、腕を折ったりはしないように。ま、柴又駅前の寅さん像にそんないたずらをされたという話は聞かないので、葛飾区民の民度は高いと信じてますけどね。ゆめゆめ、コナン像や春日八郎像のような目に遭いませんように。

都区内全駅ガイド:亀有駅

(注)「派出所自慢の巻」とは

 1500話近く描かれているこち亀の話の中で、唯一「なかったこと」にされている問題作。元々は第4巻の巻頭に収録されていたが、現在は削除され、「野球狂の男の巻」という書き下ろし作品に差し替えられている。

 内容は、両津と中川が、風邪で欠員の出た水元公園前派出所に出向する話。水元公園前派出所の班長は軍国主義の権化のような人で、「きさまら、上官をからかっているな!」と言って日本刀で斬りつけてきたり、「非国民め!、この非常時に…」と言ってカップルに銃を向けたり、「きさまっ、それでも帝国軍人かあ!」と叫んで鉄拳制裁するような困ったお人。現在のジャンプじゃまず掲載されないようなキャラクターである。

 さらに極め付きは、暖を取るため派出所内で焚き火をする中川が「天皇陛下バンザーイ」と言いながら、三八式歩兵銃と九九式歩兵銃を火にくべるシーンがある。このあたりが問題視されて削除へと至ったと言われている。私としては、封印するには惜しいくらい面白い話だと思うのだが…。
posted by atsu at 22:41| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(4) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする