今日は朝から抜けるような青空でしたね。最近は夏なのか梅雨なのか分からないほどパッとしない天気が続いてましたが、久しぶりに気持ちのいい土曜日でした。しかもカラッとしていたので、外に出ても嫌な汗をかかなくて快適。というわけで、今日は絶好の参拝日和と断定し、私は靖国神社へと赴いたのであります。
靖国へは何度も行っている私ですが、8月15日に行くのは実のところ初めてでした。8月15日には街宣右翼やらクソサヨク団体やらが靖国周辺に集まるし、何よりも暑いし、人ごみも嫌いなので避けていたんですよね。でも今年はちょうど土曜日で仕事が休みだったので、行ってみようかという気になったのです。
九段下の駅に着いたのは12時半頃。1番出口から外に出ると、ウイグルや台湾を支持する市民団体やNHKを批判する市民団体の皆さんがたくさんいました。通常、サヨク団体が同じ事をやっていると虫唾が走る私ですが、今日は「皆さん頑張ってらっしゃるなぁ」と心から感じ、いろいろとパンフなどを受け取ってしまいましたね。つくる会の皆さんにはカンパをして、団扇を頂きました。
大鳥居をくぐって参道を進みましたが、想像したほどの人出ではありませんでした。かつて小泉が参拝していた頃はアホのような混雑だったようですが、総理が行かなくなって久しいのでミーハー的な参拝者はだいぶ減ったようです。市民団体の皆さんも配慮して境内の中では活動をしていなかったので、厳かな雰囲気は保たれてました。
大村益次郎像の先には「戦没者追悼中央国民集会」のテントがありましたが、残念ながら既に終了していて撤収作業の真っ最中でした。聞いた話によると金美齢さんがお話されたようなので、もう少し早く来ればよかったなぁとも思います。ただ、今日は朝眠かったものですからね。
神門を過ぎた辺りから、参拝者たちの長い列が形成されてました。今回実はですね、このあと約束があったものですから、靖国を訪れはしたもののちょっと時間がなかったので参拝の列には加わりませんでした。英霊の方々には誠に申し訳ないのですが、先日みたままつりのときに参拝したのでどうかお許し下さいませ。近いうちにまた参りますから。
遊就館のほうへ回ると、本殿右側の辺りで誰かの「出待ち」をする人々が。誰が出てくるのか分からないまま、カキ氷を食べながら待っていると、出てきたのは野田聖子でしたorz。
野田聖子はねぇ、靖国参拝続けるのは偉いけども、マンナンライフいじめの首謀者だからなぁ…。政治家としてあまり評価はしてないのであります。まあでも、閣僚の中で唯一参拝した点は褒めてやりますか。
靖国、衆参44議員が参拝 閣僚は野田担当相のみ 首相、鳩山代表の姿なく(産経)
64回目の終戦の日を迎えた15日、小泉純一郎、安倍晋三の両元首相をはじめ、前衆院議員と参院議員44人が東京・九段北の靖国神社を参拝した。閣僚で参拝したのは野田聖子消費者行政担当相一人だけ。麻生太郎首相や民主党の鳩山由紀夫代表は参拝しなかった。
超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・島村宜伸元農水相)は15日午前、計36人が集団で参拝。政府関係者では佐藤剛男法務副大臣、岸信夫防衛政務官、萩生田光一文科政務官ら、民主党からは松原仁前衆院議員、前田武志、羽田雄一郎両参院議員ら4人が参加した。
参拝後、島村氏は、首相の参拝見送りを「衆院選を目前に控え自民党にも参拝に賛同する人、反対する人がいる。色々おもんぱかって自粛したのではないか」と説明。国立追悼施設建設構想については「英霊の率直な気持ちがどこにあるかに考えの基本を置くべきだ。無意味だ」と批判した。
うーん、参拝した議員は全部で44人ですか…。「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーも、36人ねぇ。はっきり言って少ないなぁと思います。
調べると、「みんなでry」には福田康夫とか二階俊博とかも名を連ねてるんですね。おいおい行ったことあんのかよおめーら、と聞きたくなる人が何人かいらっしゃいます。やむを得ない事情を除き、3年以上参拝しなかったメンバーは除名したほうがいいと思うんですけど。
安倍さんも行かれたようですが、総理在任中に行ってたらもっとよかったんですけどねぇ。朝日などクソマスゴミの批判がさらに強まった可能性もありますが、保守派の心はそれでがっしりと掴めたと思いますよ。志半ばで辞任した安倍さんですが、その点だけが実に残念です。
麻生さんは、結局のところ行きませんでしたね。私の希望的観測は見事に打ち砕かれました。参拝する絶好のチャンスだったのに、もったいないことをするなぁと思います。
麻生さんは千鳥ケ淵へは行かれたようですが、この行為は意味をなしません。昨日も書きましたが、千鳥ケ淵は引き取り手のない遺骨を埋葬している場所に過ぎないからです。前にも書いた例えですが、戦没者慰霊をカレーライスに例えれば、靖国神社がカレールーで千鳥ケ淵は福神漬けなのです。福神漬けなしでカレーを食べてもカレーはカレーですが、ルーをかけずに福神漬けだけでご飯を食べたらそれはカレーライスとは呼ばないでしょう。千鳥ケ淵にだけ行って靖国に行かないというのは、まさに後者と同じことなのです。それは戦没者慰霊ではない。
そして首相は、日本武道館で行われた全国戦没者追悼式に出席しています。実はこの追悼式、その追悼対象は「A級戦犯を含めた全ての戦争犠牲者」なんですよね。A級戦犯も含まれていると明言されているわけではないですが、特定の誰かを除外しているわけではないので、自動的に含まれているのです。同じく刑死したBC級戦犯も対象なのですから、A級だけ除外されていると考えるのは不自然ですからね。でも、マスゴミはこの点を問題視しないんだなこれが。
そして兄ぽっぽですが、その「全国戦没者追悼式」すら欠席した模様です。
鳩山氏は追悼式欠席 各党首の終戦記念日(中国新聞)
衆院選公示を間近に控えた15日の終戦記念日。衆院解散以降、舌戦を繰り広げてきた麻生太郎首相(自民党総裁)と民主党の鳩山由紀夫代表は、お盆休み期間(13〜15日)ということもあり街頭演説日程を入れておらず、それぞれに「追悼の日」を過ごした。
首相は15日午前、千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪れて献花した後、政府主催の全国戦没者追悼式に出席。午後には自民党本部で細田博之幹事長らと約1時間にわたり衆院選情勢を分析して、公邸に戻った。16日には山梨県入りして全国遊説を再開させる予定だ。
鳩山氏は新潟県長岡市で、田中真紀子元外相の民主党入りの記者会見に同席した。全国戦没者追悼式を欠席したことについては「羽田孜最高顧問が(党を代表して)出席している。終戦記念日の談話はすでに出している」と述べ、問題はないとの認識を示した。
(以下略)
兄ぽっぽには、戦没者を慰霊するという意識が念頭にないようです。近い将来に首相になるかもしれない人間が、代理を出せばそれでいいという認識なんですね。こいつが国のトップになったら、国のために働いて殉職する警察官や消防士や自衛官たちも浮かばれないなぁと思いますよ。
しかも欠席の理由が、よりによってバカ真紀子の地元での記者会見だなんてねぇ。戦没者よりもバカ真紀子、ひいては選挙のほうが大事という姿勢には吐き気すら覚えます。絶対にこんな輩を首相にしてはならないと、改めて強く感じる出来事ですね。
いよいよ18日には衆院選が告示されるわけですが、全国民は本当にこいつが首相になってもいいのか考え直すべきですよ。空気や雰囲気で投票するのだけはやめていただきたい。お試しセットを求めるような感覚で政権を変えることが、ひいては日本を崩壊させることにつながるのです!
昨日だったかな? ヤフーのコメント欄に秀逸なコメントを見つけました。
民主党の政策を理解したうえで投票するのは売国奴
民主党の政策を理解しないで投票するのは愚民 いや、まさにその通りだと思います。思わず膝を打ちました。私は売国奴にも愚民にもなりたくないですから、それを阻止するべく選挙権を行使したいと思います。
日本が日本でなくなるのを防ぐため、皆さんよく考えて投票しましょう。
posted by atsu at 21:47| 東京 ☀|
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